健康塾通信

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ホルモン②

2022年06月12日 12時52分55秒 | Weblog

気が付けば梅雨入り、アジサイの色も様々で梅雨空にも負けず鮮やかに咲き始めています。

これまではコロナで多くのイベントが悉く中止されていましたが、ようやく明るい話題も増え夏のイベントの開催も計画されているようです。

その一つが新潟まつりのひとつの花火大会、『長岡花火』も3年ぶりの開催のようですが

日本三大花火のひとつとされ夜空を彩るひかりと体中に響き渡る音をいつかは体感したいものです。

 

さて、久々の更新になりましたが、前回の甲状腺ホルモンに続き代表的なホルモンをお伝えいたします。

まず、よく耳にする成長ホルモンは下垂体から分泌され成長促進の作用があります。

インシュリンはすい臓から分泌され血糖濃度低下の作用、

副腎皮質ホルモンは副腎から分泌され免疫・代謝の調整・ストレス応答反応と

まさに人体の正常な内分泌系の機能を調節すると共に免疫系や神経系との相互作用もしています。

今回は女性ホルモンのエストロゲンを中心に女性の身体や美容についてその作用を取り上げます。

女性ホルモンは、エストロゲンとプロゲステロンという2種類があって、共に月経と連動して一定の周期で分泌量が増減します。

プロゲステロン(黄体ホルモン)は、基礎体温の上昇や子宮内膜や乳腺を整え健全な妊娠維持に必要なホルモンです。

生理前に影響する身体の変化は、プロゲステロンの作用です。

一方、エストロゲン(卵胞ホルモン)は肌・骨・自律神経・筋肉・代謝・女性的性格形成など

まさに女性にとりまして身体のみならず心の健やかさにも作用するホルモンなのです。

この大切な女性ホルモンの分泌がとても衰える時期が「更年期」です。

それは閉経前後で50歳代が移行時期になります。肌の張りや潤い顔色にも変化が現れたり、

大切なのは自律神経の乱れにもつながることもあるようです。

自律神経の乱れは、頭痛・動悸・多汗・ほてり、さらに便・腰痛・肩こり・不眠を招いたり

不安感やイライラ感と、様々な症状を招くことに繋がります。

更年期を是非とも好年期になるよう大事なホルモンバランスの乱れには注意が肝心です。

では次回は、ホルモンバランスを整えるためについてお伝えいたします。

梅雨の晴れ間を活かして、穏やかな時を過ごして行きたいと思います。

 

 

 



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