最近、患者さんを病院へ搬送する目的で救急車に2回同乗しました。
患者さんは2人とも熱性けいれんで、当院待合室でけいれんが始まりなかなか止まらないので処置をした後の搬送です。
当地域は、市内の基幹病院小児科病棟が閉鎖してしまい、救急対応不能状態。
そのため、市外の総合病院小児科まで搬送する必要があります。
搬送先の病院には、圏外からの受け入れを承諾していただき、感謝しております。
ただ、以前は5分で病院に着いた救急搬送が、受け入れ先により20~30分かかるようになったことも事実です。
幸い、今回の例は途中でけいれんが止まってくれたものの、もし脳症などで止まりにくい場合は病院レベルの医療を受けるまでに時間がかかり、その間に病状が悪化する可能性が否定できません。
また、私が救急車に同乗すると、当然ながら当院の患者さんの診療ができなくなります。
患者さんを受け入れ先病院の医師にお願いし、帰ってくるまで約2時間。
2回とも、診療を待つ患者さん20名弱に事情を説明して帰っていただき、ご迷惑をおかけしました。
地域小児医療過疎を実感するエピソードでした。
患者さんは2人とも熱性けいれんで、当院待合室でけいれんが始まりなかなか止まらないので処置をした後の搬送です。
当地域は、市内の基幹病院小児科病棟が閉鎖してしまい、救急対応不能状態。
そのため、市外の総合病院小児科まで搬送する必要があります。
搬送先の病院には、圏外からの受け入れを承諾していただき、感謝しております。
ただ、以前は5分で病院に着いた救急搬送が、受け入れ先により20~30分かかるようになったことも事実です。
幸い、今回の例は途中でけいれんが止まってくれたものの、もし脳症などで止まりにくい場合は病院レベルの医療を受けるまでに時間がかかり、その間に病状が悪化する可能性が否定できません。
また、私が救急車に同乗すると、当然ながら当院の患者さんの診療ができなくなります。
患者さんを受け入れ先病院の医師にお願いし、帰ってくるまで約2時間。
2回とも、診療を待つ患者さん20名弱に事情を説明して帰っていただき、ご迷惑をおかけしました。
地域小児医療過疎を実感するエピソードでした。