昨年、埼玉小児医療センターPICUの植田育也先生の講演を聴きました。
その際、「当センターではECMOを搭載した救急車があります」とコメントされ、驚きました。
ああ、日本の医療もここまで来たんだ、と感慨深く拝聴しました。
ECMO, Extracorporeal membrane oxygenation(体外膜型人工肺)とは、肺が病気で酸素を取り込めないときに、血液を体外に一度出して酸素を与え、体内に戻す装置です。
それを稼働させている間に肺が回復すれば、役割終了。
ふと、昔録画した以下のNHKドキュメンタリーを思い出し、視聴しました。
スウェーデンのカロリンスカ病院にはECMOセンターがあり、国内にとどまらず国外からも患者を受け入れ、ECMOを使わなければ生存率20%の患者さん達を治療し、生存率71%に上げるという驚異の数字を誇る施設です。
新生児のMAS(胎便吸引症候群)の患者さんがクローズアップされました。
アイルランドで生まれ、肺炎で酸素が取り込めないため、危険な状態です。
そこにスウェーデンから医師達が迎えに来て、ECMOを装着してスウェーデンに移送し、10日間の治療を経て再びアイスランドに戻ったという奇跡。
実は四半世紀前、私は某小児医療センターのNICUで働いていました。
そのときにもMASの患者さんに何人か出会いました。
しかし手を尽くしても半分くらいしか救命できませんでした。
ああ、あのときECMOがあったら・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/66/f37376add2aba7e8d41b8b1dc5a1420a.jpg)
■ 最後の希望 人工肺ECMO ~スウェーデンの大学病院で~
(2014年8月28日:NHK-BS)
ECMO(体外式膜型人工肺)とは、患者の血液を一度体外に出し、酸素を与えて体内に戻す装置。患者の肺を休ませることができ、その間に肺の回復が促される。重度の怪我や極度に体力を消耗している場合に用いられ、危篤患者にとってはECMOが最終手段となることも少なくない。
ECMOの権威であるカロリンスカ大学病院(スウェーデン)のパルマー医師は、人工肺に対する偏見や批判にさらされながらも、80年代から世界に先駆けて開発に取り組んできた。彼のチームは、ECMOが必要とされるなら国境を越えてでも患者の元へ急行する。
アイルランドで生まれたばかりの赤ちゃんソフィーは、肺の機能が低下していて呼吸ができない。危機的状況の中、専用機にECMO装置を積んで駈けつけるパルマ-医師たち。診察の結果、ECMOを使って肺の回復と成長を待てばソフィーが生き延びる可能性は十分あるとわかった。早速人工肺の装置につながれたソフィーは、そのまま専用機でストックホルムのECMOクリニックに搬送される。
新生児ソフィーのケースを中心に、一人でも多くの患者を救おうとする医療チームの取り組みを追う。
原題:ECMO,The Final Chance
制作:Lidén Film (スウェーデン 2013年)
その際、「当センターではECMOを搭載した救急車があります」とコメントされ、驚きました。
ああ、日本の医療もここまで来たんだ、と感慨深く拝聴しました。
ECMO, Extracorporeal membrane oxygenation(体外膜型人工肺)とは、肺が病気で酸素を取り込めないときに、血液を体外に一度出して酸素を与え、体内に戻す装置です。
それを稼働させている間に肺が回復すれば、役割終了。
ふと、昔録画した以下のNHKドキュメンタリーを思い出し、視聴しました。
スウェーデンのカロリンスカ病院にはECMOセンターがあり、国内にとどまらず国外からも患者を受け入れ、ECMOを使わなければ生存率20%の患者さん達を治療し、生存率71%に上げるという驚異の数字を誇る施設です。
新生児のMAS(胎便吸引症候群)の患者さんがクローズアップされました。
アイルランドで生まれ、肺炎で酸素が取り込めないため、危険な状態です。
そこにスウェーデンから医師達が迎えに来て、ECMOを装着してスウェーデンに移送し、10日間の治療を経て再びアイスランドに戻ったという奇跡。
実は四半世紀前、私は某小児医療センターのNICUで働いていました。
そのときにもMASの患者さんに何人か出会いました。
しかし手を尽くしても半分くらいしか救命できませんでした。
ああ、あのときECMOがあったら・・・。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/66/f37376add2aba7e8d41b8b1dc5a1420a.jpg)
■ 最後の希望 人工肺ECMO ~スウェーデンの大学病院で~
(2014年8月28日:NHK-BS)
ECMO(体外式膜型人工肺)とは、患者の血液を一度体外に出し、酸素を与えて体内に戻す装置。患者の肺を休ませることができ、その間に肺の回復が促される。重度の怪我や極度に体力を消耗している場合に用いられ、危篤患者にとってはECMOが最終手段となることも少なくない。
ECMOの権威であるカロリンスカ大学病院(スウェーデン)のパルマー医師は、人工肺に対する偏見や批判にさらされながらも、80年代から世界に先駆けて開発に取り組んできた。彼のチームは、ECMOが必要とされるなら国境を越えてでも患者の元へ急行する。
アイルランドで生まれたばかりの赤ちゃんソフィーは、肺の機能が低下していて呼吸ができない。危機的状況の中、専用機にECMO装置を積んで駈けつけるパルマ-医師たち。診察の結果、ECMOを使って肺の回復と成長を待てばソフィーが生き延びる可能性は十分あるとわかった。早速人工肺の装置につながれたソフィーは、そのまま専用機でストックホルムのECMOクリニックに搬送される。
新生児ソフィーのケースを中心に、一人でも多くの患者を救おうとする医療チームの取り組みを追う。
原題:ECMO,The Final Chance
制作:Lidén Film (スウェーデン 2013年)