ポテトチップは体によくなくて、
たくさん食べない方がいい、
と子どもの頃から言われ続けてきました。
といいつつも、
私は学生時代に一人暮らしを始めると1日1袋を食べ続け、
一番そそる味は「バター醤油」との確信に至りました。
ポテトチップの何が体に悪いのか?
ずっと「油」だと思ってきました。
しかし、自分自身が50歳を過ぎて糖質制限(=炭水化物制限)をするようになり、
「油じゃなくて炭水化物が悪いんじゃないか?」
と考えが変わりました。
今回、コンビニで目に留まった啓蒙書を読んでみました。
「面白いほどよくわかる糖質の新常識」(前川智著、宝島社、2022年発行)
カラーイラストや図が多く、わかりやすい言葉で書かれています。
すると、そのどちらも正しくて、かつ片方だけでは正しくないことが判明しました。
ポテトチップスが体によくない理由は、
糖質と脂質の同時食べになること。
一緒に食べると、脂質よりも糖質が優先的にエネルギーとして消費され、
余った糖質はインスリンにより体脂肪に運ばれる。
すると脂質はエネルギーとして消費されず、
インスリンにより糖質と一緒に脂肪細胞に取り込まれ、
体脂肪として蓄積されてしまう。
つまり、糖質と脂質がダブルで脂肪を蓄えることになる。
本来、脂質単体であれば、それほど量を食べることはできないけど、
糖質と組み合わされることで一気に食べやすくなり、食が進んでしまう。
→ 糖質+脂質の組み合わせはダイエットの大敵!
(他例)ラーメン、カツ丼、カレーライス、ハンバーガー、ショートケーキ
これ、頷けますね。