今日になって、花粉症持ちの同僚が、朝から目はしょぼしょぼ鼻はくしゃみ連発、と完璧な症状を呈しておりました。私同様今日までだましだまし頑張っていたようですが、本人曰く「とうとうスイッチが入った」。私はまだ何とか「スイッチ」入らずに過ごしていますが、はたして最後までだましだましスイッチを切ったまま行けるでしょうか?
さて、大阪府で残虐ゲームソフトの年齢制限規制を検討しているそうです。あの教師殺傷事件犯人が暴力シーンのあるゲームにはまっていたというのがきっかけとか。対するゲーム業界は「表現の自由にかかわる」と反発しており、今後議論を呼ぶんだそうです。まあかっこう自身は既にいい年ですし、それ以前にゲームその物にさほど興味が無いので、ある意味どうでもいいことといえるのですが、事がゲームだけに納まらず、色々広がりを始めると、関わりもどこかででてくるでしょう。端的に言えば、夏冬東京・有明まで行く楽しみがなくなったり、好きなコミックスを読めなくなったりするのは願い下げです。
こういうときいつも思うのは、そういうゲームで表現されている残虐さや性的刺激がどれだけ人の行動に影響を及ぼすのかを検証した科学的データが何故でないのかということです。ここまで騒がれるのなら、ゲーム業界も「表現の自由」を楯にするばかりでなく、自治体・政府とも組んで研究者にテーマと資金を提供し、しっかり研究させればいいのです。それこそ、心理面の研究だけでなく、農家学的なアプローチや遺伝的な側面の検討など、やるべき事、やれそうなことは一杯あるように思います。そんなデータを積み上げた末、やはり一定年齢以下の多くの人間に悪影響が有る、とでたなら、ガンの原因になる事が判った食品添加物のように、全面禁止にすればいいんです。そうではなくて、大多数の人には何の問題もないが、有る特定の人にだけ致命的な影響を与える食品があるように、特別な人だけに影響がある、と言うのなら、そう言う人の手に渡らないよう、方策を考えるべきではないかと思います。でも、例えばゲームもそうですし、このネット社会のようにほとんど野放しに近い刺激環境が充実している我が国で、現実に犯罪行為にまで突っ走ってしまう人がほんの一握りにすぎないことを考えると、ゲーム原因説はいまいち説得力に欠ける気はいたします。それよりは、そうやって犯罪まで行ってしまう人物の研究を進める方が手っ取り早い気がします。これで罪を犯しやすさが何らかの客観的指標で計測でもできるようになれば、それを基に罪を犯しやすい可能性のある人をピックアップし、特別な教育カリキュラムを組むなどの方法を検討することだって出来るではないですか。
こんな事を言うと人によってはそれは「差別」だとおっしゃるかも知れません。ですが、私にしてみれば、何の根拠もなく、人は皆平等、などという考えの方が疑わしいです。体力や性格や、人は基本的に千差万別で、その多様性こそが大事だと私は思います。ひょっとしたら、犯罪傾向の強い人間も、世が世ならなくてはならない存在だったりするかも知れないわけで、そういう人が地球上からいなくなってしまうのは、長い目で見たら損失ではないかとも思えます。ようは多様性を損なわないようにしつつ、普段の安全安心な営みをどうやって守っていくかが大事なのでしょう。
まあそこまで極端に走らなくても、取りあえずゲームが人に与える心理的影響について、本気で研究すべき時に来ているのではないでしょうか。いつまでも根拠のない憶測や雰囲気で政策決定するようなことは、そろそろ卒業していただきたいと切に願います。
さて、大阪府で残虐ゲームソフトの年齢制限規制を検討しているそうです。あの教師殺傷事件犯人が暴力シーンのあるゲームにはまっていたというのがきっかけとか。対するゲーム業界は「表現の自由にかかわる」と反発しており、今後議論を呼ぶんだそうです。まあかっこう自身は既にいい年ですし、それ以前にゲームその物にさほど興味が無いので、ある意味どうでもいいことといえるのですが、事がゲームだけに納まらず、色々広がりを始めると、関わりもどこかででてくるでしょう。端的に言えば、夏冬東京・有明まで行く楽しみがなくなったり、好きなコミックスを読めなくなったりするのは願い下げです。
こういうときいつも思うのは、そういうゲームで表現されている残虐さや性的刺激がどれだけ人の行動に影響を及ぼすのかを検証した科学的データが何故でないのかということです。ここまで騒がれるのなら、ゲーム業界も「表現の自由」を楯にするばかりでなく、自治体・政府とも組んで研究者にテーマと資金を提供し、しっかり研究させればいいのです。それこそ、心理面の研究だけでなく、農家学的なアプローチや遺伝的な側面の検討など、やるべき事、やれそうなことは一杯あるように思います。そんなデータを積み上げた末、やはり一定年齢以下の多くの人間に悪影響が有る、とでたなら、ガンの原因になる事が判った食品添加物のように、全面禁止にすればいいんです。そうではなくて、大多数の人には何の問題もないが、有る特定の人にだけ致命的な影響を与える食品があるように、特別な人だけに影響がある、と言うのなら、そう言う人の手に渡らないよう、方策を考えるべきではないかと思います。でも、例えばゲームもそうですし、このネット社会のようにほとんど野放しに近い刺激環境が充実している我が国で、現実に犯罪行為にまで突っ走ってしまう人がほんの一握りにすぎないことを考えると、ゲーム原因説はいまいち説得力に欠ける気はいたします。それよりは、そうやって犯罪まで行ってしまう人物の研究を進める方が手っ取り早い気がします。これで罪を犯しやすさが何らかの客観的指標で計測でもできるようになれば、それを基に罪を犯しやすい可能性のある人をピックアップし、特別な教育カリキュラムを組むなどの方法を検討することだって出来るではないですか。
こんな事を言うと人によってはそれは「差別」だとおっしゃるかも知れません。ですが、私にしてみれば、何の根拠もなく、人は皆平等、などという考えの方が疑わしいです。体力や性格や、人は基本的に千差万別で、その多様性こそが大事だと私は思います。ひょっとしたら、犯罪傾向の強い人間も、世が世ならなくてはならない存在だったりするかも知れないわけで、そういう人が地球上からいなくなってしまうのは、長い目で見たら損失ではないかとも思えます。ようは多様性を損なわないようにしつつ、普段の安全安心な営みをどうやって守っていくかが大事なのでしょう。
まあそこまで極端に走らなくても、取りあえずゲームが人に与える心理的影響について、本気で研究すべき時に来ているのではないでしょうか。いつまでも根拠のない憶測や雰囲気で政策決定するようなことは、そろそろ卒業していただきたいと切に願います。