かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

犬の夢を見てちょっと幸せな気分です。

2006-06-05 23:06:26 | 夢、易占
 気が付くと通勤途上に見る田圃のかなりの面積が、既に田植えを終わっておりました。残りの田もしろかきを終わって、濁った水がたゆたっています。最近は休みの日だけ農家に戻る兼業さんが増えていますから、この土日で一気に仕事を進められたのでしょう。まだまだ小さな稲の苗ですが、グレーの水に浮かぶ鮮烈な緑色は、まさに夏の到来を告げる生命の色ですね。
 
 夏コミの進捗は、少し押さえ気味に本日で143枚なり、です。いよいよクライマックスを迎えて、力をためているところ、と言い訳しています。いえ、けして根拠のない言い訳ではないのですが、ちょっとさる方のアイデアに刺激されて短編を書きかけてみたり、さるところのシナリオコンペに応募してみようかな? と欲をかいてみたり。
 あーいけませんいけません。浮気は禁物です。何をするにせよ、まず新刊を片付けないと(苦笑)。

 今日は夢に犬が出てきました。場所は家の玄関(但し、記憶にない家)。私は外から帰ってきて、家の奥から茶色の柴犬のような中型の犬が出迎えに現れます。顔つきが凛々しく、大変利口そうな犬です。なかなかうい奴で私は両手で犬の顔を包み込むようにしてやりますと、目を細めてしきりに尻尾を振ってくれます。やがて犬がじゃれついて飛びかかってきたため、私は支えきれずにその場で尻餅をつきました。犬は構わず私の顔をその舌でなめ回し、私も犬の耳の後ろや首をかいて、楽しんでいました。
 
 とこれだけのことです。但し、私は昔家で黒い犬を飼ったことがありますが、茶色の犬は経験がありません。また、昔飼ったやつは「アホな子ほど可愛い」という喩えがピッタリの出来がいまいちな犬で、顔つきもちょうどそんな感じでした。玄関入ってたたきからまっすぐ廊下になっている家にも住んだことはありませんし、今回の夢は、まるで誰か他人の生活を写し取ったみたいな感じなのです。既視感と言うのとはちょっと違う変な感じです。
 ところで犬の夢というのは、その人の「父」「他人」「スパイ」の象徴だそうです。また、犬とじゃれ合う夢は、成長しない心、だそうで、私は今、気づいていないだけで、子供っぽく殻に閉じこもって何かから逃げたがっているのかも知れません。
 でも、いつか今日夢に出たみたいな犬を、飼ってみたいですね。犬はいいです。犬は。

コメント
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