かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

事件事件で世間は大騒ぎですが……。

2006-06-06 21:54:27 | Weblog
 新刊進捗状況は本日157枚に到達。目標は200枚と思っているので、この調子なら今週中には充分行けそうな気配。物語はいよいよラストの盛り上がりというところなので、興に乗れば週末を待たずして脱稿、なんて事もあり得るかも。そろそろ表紙とか挿絵とか表題(うーん、いつもながら一番の難題)とか、本の体裁を整える作業も考える段階にさしかかりつつあります。ともかく自分のはとっとと片づけて、記念誌のラストスパートに取り組まねばなりますまい。

 昨晩「涼宮ハルヒの憂鬱」の録画をしようと予約したのですが、何故か30分放送がずれておりました。Gコード予約したのでひょっとしてプロ野球があったのに気づかなかったのか、と新聞の番組欄を見直したのですが、野球もなく、何で30分時間をずらして放送していたのかが、わかりません。どうもこの番組、面白いと思ったので見ていたのですが、何故か縁が遠いようです。

 そういえばちょっと世間から遠ざかっているうちに色々事件がはじけていたみたいで、プチ浦島状態に陥っています。我が県であった忌まわしき事件の死刑判決が出たり、自分の娘が水死したあと、近所の男の幼子を殺害したと目される容疑者が捕まったり、関西ではめっきり悪役の大手ファンド代表者が証券取引法違反で検挙されたり、なんやかやと事件が目白押しです。もしかして、今回の「ハルヒ」も、そんな事件のオン・パレードに影響されたんでしょうか? しょうがないとはいえ、そこまでして放送しなければならないモノなのか、疑問を感じないこともありません。
 まあこれら事件はそれなりに世間を騒がせていたのでそれなりに報道する価値もあるのでしょうが、悲劇の水難事故の遺族から悪鬼とも言うべき幼児殺人犯に変転したこの容疑者の方など、どうしてここまで何度も同じ映像を見せられないといけないのかという位、判で押した映像が繰り返し流されているのが不思議です。しかも、限りなく黒に近いらしいとはいえ、まだ容疑者。それをここまで追い回して本当に良いモノなのでしょうか? 例えば娘が死んだときのマスコミの洪水のせいで情緒不安定になり、心神耗弱してついふらふらと手近な幼児を殺してしまった、殺したときはそんなわけで心神喪失状態だったから無罪、なんて言う主張をされたりする懸念はないのか? などと、いらぬ心配もしてしまいます。 
 まあそれはともかく、最近のニュースで訳がわからないと思うのは、事件とあまり関係の無い映像や、今、何のためにそれを映すのか、まるで意味のわからないカットを挿入したりする例が、目立つような気がすることです。たとえば、事件のあった建物なのかも知れませんが、何の変哲もないビルの一部を切り取った映像を映したりすることに、いったい何の意味があるのでしょう? 上の重大事件の扱いなど単なるのぞき見趣味以上のモノは何もない、と私などは思うのですが、それ以上に、適当な絵がいるから、とばかりに訳のわからないものを映してそれでよしとするいい加減さには、ほとほと呆れるばかりです。適当な映像がないならないでいいじゃないですか。その方がよほど事件の内容がわかりやすいというモノで、むやみに関係ない映像を挟まれてもかえって訳がわからなくなります。テレビだからといって、映していればいいというものではないと、私は思います。

コメント (1)
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