かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

関西空港では飛行機だけじゃなくバッタも集団で飛び回るんだそうです。

2007-06-13 22:37:05 | Weblog
 今日は奈良市という近隣では一応大都会で一日お仕事。お昼は同僚から聞いたことのある、住宅街の只中にあるとある美味しい手打ちうどん屋さんで、と思い、蒸し暑い中歩いていったのですが、残念ながらお店はなにやら店主の私用とかで臨時休業というていたらく。以前もたまたま行ったときに定休日で門前払いを喰らい、今日こそは、と勇んで行ってもろくも玉砕。「美味しいうどん」までの道はかくも遠くつらいものとなりました。しょうがないので、「王将」とかラーメン屋さんとか幹線道路沿いにあるお店に行こうかとも思ったのですが、暑さに早くもばて気味なのか、あっさりしたものが食べたかったのもあって、以前来たときには無かった回転すし屋さんへ入りました。道を挟んで向かい側、と言う手ごろな位置にあったのと、お昼のランチメニューがあったので、今後の参考に、と入ってみたのです。注文すれば職人さんが回転レールの内側で握ってくれるのですが、お昼からばくばく食べるのもなんですし、あっさりランチメニューを頼みました。うどんと盛り合わせのセットなのですが、まあ値段相応と申しますか、贅沢はいえないと言うべきか、それなりのお味とお値段で、とりあえずお昼は片付けました。そんな味と値段のせいか、お店はお昼時と言うのにまばらなお客の入りで繁盛しているとは到底いえず、果たしてこれでやっていけるのか、とお店の将来が少々不安になるような状況でした。あるいは夕食時にはもっとお客が入ってそれなりににぎわっているのかもしれませんが、この仕事場の近所ではあまり食事場所の選択肢が無いので、できればがんばっていてもらいたいのです。いずれまた何ヶ月か先には近所に仕事に来ることになるので、そのときまたうどん屋さんに振られ、あっさりしたものが食べたくなっていたなら、このおすし屋さんを選択したいと思います。どうかそれまで店が続いているよう、祈念する次第です。

 ところで、関西空港二期工事現場で、トノサマバッタが異常増殖しているのだそうです。島が一つできたことで周辺には魚や海老の類が増えていると聞いたことがありますが、バッタまで増えていたとは存じませんでした。いまやその数推定数百万匹。どうやら滑走路周辺に植えた芝生に卵がついていたらしいですが、もともと人工の島と言うことで、蛇やネズミといった天敵がいないことが、増殖の原因ではないか、と推定されているのだとか。まだ飛ぶこともできない幼虫だということですが、成虫になれば密集して飛び回り、エンジンに吸い込まれたり飛行機の窓ガラスについて視界を妨げたりする危険が懸念されています。虫が集団で飛ぶ、と言うのは夏の「蚊柱」くらいしか見た記憶がありませんが、荒れは荒れでなかなか壮観と言うか一種異様な気味の悪さを覚えます。また、私は見ることができず残念に思いましたが、先日はミツバチが新しい巣を探しに固まりになって飛んでいくのを同僚が見ていたとのことで、それはまさに不気味な羽音を鳴らして蠢き飛ぶ黒い雲として見えたそうです。ミツバチで黒雲ですから、体調で優にミツバチの4,5倍にはなりそうなバッタが数万匹群舞したら一体どう見えるのか、それはそれで見てみたい気がいたしますが、やっぱりそれは恐ろしい光景に見えるのでしょうね。今週から駆除を始めたそうですが、一体どういう方法をとっているのか、それも興味のわくところです。



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