かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

何事も初めての経験は恐ろしいものですが、それを乗り越えないと成長は有りません。

2010-11-12 22:32:16 | Weblog
 昨日の夜からとにかく寒く感じたからなのか、うちのサボテンが寒さにやられて枯れるという嫌な夢を見ました。元気だった奴が季節外れにやたら花をつけて、その花も妙に小さくていかにも狂い咲きというような感じで、丸々と肥え太っていたのがしぼんで小さくなって、緑色の表皮が黄土色に変わってしまうという状態。昔々、アレは3月でしたが、ぽかぽか陽気の後の突然の寒波で大分枯らしてしまったトラウマが心の奥底に残っているんでしょうね。ただ、植物が枯れるのは体調悪化の象徴、という夢占の話もあり、実際にここ2日の伊豆での暴飲暴食が祟ったようで胃がシクシクと痛かったりするので、そこん所は少し気をつけていたいと思います。

 さて、出張中に急転直下で話が動いた尖閣諸島での事件ビデオ流出騒ぎ、場所とか方法とか、アップの練習した、とか色々と細かい情報が出てきておりますが、肝心の、あの程度の映像の公開を政府がなぜ渋ったのか、不思議にも思い、話を出さないマスコミにもじれったさを覚えていたのですが、ビデオ公開をしないことを約束したとする「密約」があった、という毎日新聞の記事で、その疑問も氷解しました。多分そんなことだろうと思っていたらそのまんまだったのは失笑でしたが、これが事実だとしたら笑ってばかりもいられません。
 それにしても、民主党はつくづく初心者で素人なんでしょうね。自身、野党時代にはさんざん政府を攻撃して何人も要職から追放してきたのに、いざ自分がそういう立場に立たされるとまるでそのことを忘れてしまったかのようにふるまってらっしゃる。私は、問題の掘り下げよりも、トップが責任をとって辞任することで手打ちをすることにはあまり賛成できないのですが、そうすることで膠着した状況を打破して話を前に進める、という効能はそれなりに理解してはいます。自民党がそうやって取っ換え引っ換えして野党や世論の追求をかわして長期政権を維持してきたのを見ていたはずなのに、一度やってしまうと歯止めが効かなくなる、とでも思っているのか、初めての経験がよっぽど怖いのだろうな、なんて感じたりもしています。
 内閣の支持率が27%に急落、という報道も見ましたが、私としては、まだ1/4も支持するヒトがいることの方が驚きです。支持する中でも、「他に人がいない」「誰でも同じ」なんていう消極的支持が多いそうなのですが、それにしても今のままでは本当にどうにもならなくなってしまいそうな薄ら寒い予感もしてきます。民主党は何でもかんでも前政権と違うことをやりたがるようですが、トカゲのしっぽの切り方とか引き際くらいは共通の知識として自民党に習っても良いのではないでしょうか?

コメント
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