かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

職場のプリンタが故障しましたが、なんとかバラさずに直せました。

2010-11-22 22:10:33 | Weblog
 思ったよりも早く雨が降り出して、予定の仕事が大分狂ってしまいました。まあお天気には勝てませんので仕方ありません。明日からだんだん寒くなって週末には冬を思わせるものになるそうですので、そろそろ今年の仕事も一部は切り上げ時のようです。

 さて、職場でプリンタが1台故障しまして、キャノンのインクジェット複合機なのですが、故障時に使っていたヒトによると、なんでも紙詰まりを強引に解消した後、いくつかに分断されたスポンジが排出口から出てきて、その後印字不可能になったとのことでした。とりあえず覗くと、まだスポンジの小さな欠片が残っていたのでそれを外したところ、一応印刷はできるのですが、妙に滲んだり文字が2重にずれたり色抜けするラインが現れたり、と印字品質が明らかに低下してしまいました。なんとか直さないとカラー印刷ができませんし、もし修理に出したりしたら1万円強+αの出費を覚悟しなければなりません。事務方も最近は財布のひもがやたら硬かったりしますので、ここはバラしてでもなんとかしよう、とまずはサイト検索から始めました。
 その結果判ったのは、大変バラシにくい構造であることと、HPのモノほど情報が豊富にない、ということでした。手探りでバラしていくのもそれはそれで醍醐味ではありますが、仕事で使うものを個人的な嗜好の対象にしてはマズイですし(というより修理に出さずに自分でバラそう、と考えている時点でかなりマズイのですが(笑))、なんとかそこまでやらずに済ますことを考えよう、と排紙口から出てきたスポンジの断片を観察したところ、独特の切り込みが多数見られる特徴的な形をしていることに気づきました。そこでどこから外れてきたのか、排紙口を懐中電灯で照らしながら中を探してみましたところ、ちょうどインクヘッドの真下当たり、紙送りローラーの出口付近に、似たような構造の部分を発見、そこに断片の1部をあてがってみると、切り込みと構造が見事にピタリとはまりました。どうやらこのスポンジ、印字ヘッドと紙の高さを合わせるための固定の役でもしていたのか、それが外れたために印字が乱れたようだと見て取れましたそれならこのスポンジを元通り付けてやればよかろう、と判断し、断片をパズルのように並べ直して位置決めして、プリンタ内部の元あったと思われるところに置き直しました。ただ、かつて一つだった時ならともかく、今はいくつかに分断されていますから、いつなんどき、外れてまた紙詰まりを起こすとも限りませんので、スポンジが浮き上がって外れたりしないようにとりあえず強力な両面テープで所々を固定して、もう一度印字し直してみると、どうやら無事きれいな印字が戻ってきました。
 ありがたい事にこれで修理費を浮かすことが出来ましたし、キャノンのプリンタのばらし方の調査もできました(結果的には無理そう、と判っただけですが)。この教訓を生かし、次新しいのを買うときには、ばらしやすい、もとい、メンテナンスしやすい物を選ぶ、という選択基準も必要だな、と感じた次第です。

コメント
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