昨日1日出ずっぱりだったのが響いたのか、今日はかなり寝坊してしまいました。休日の朝の惰眠を貪ったわけですが、一頃に比べると昼の暑さも少し和らいできたような感じがします。ちょっと前までは、こんなに遅くまで寝ていたらまず暑さで目が覚めてしまいましたから。とはいえ、9月も1週間以上過ぎたのにまだ残暑がそれなりに続くというのも困ったものです。やはりお彼岸までは秋らしい気候には巡り合えないのでしょうか?
さて、先の女児をバッグに詰め込んで連れ去ろうとした大学生の事件、またぞろ既存マスメディアではアニメオタク=犯罪者予備軍的な扱いがなされているそうですが、ネット上ではそれに反駁する意見も出て、激しい論争が繰り広げられているとのことです。
確かに統計では性犯罪発生は減少の一途をたどっている事は明白で、アニオタなど存在していなかった1960年台からすれば、現在は数十分の1以下になっているのが見て取れます。そのことを肯定した上で、少子化などで一概に減少しているとはいえない、というような事をのたまう記事も見受けられるようですが、いくら少子化だからと言って人口が数十分の1になっているわけではないので、論拠としては極めて粗雑というか、統計とかまるで判ってないのではないかと言わざるを得ません。更に、女児への性犯罪でアニメなどの愛好者がどれだけの割合でいるのか分からない、愛好者が多くないとは断定できない、などという意見もあるそうですが、これなどもよく見れば噴飯物な話で、アニメそのものが60年台や70年台とは比較にならないほど多く制作され、その視聴者も多様化・高年齢化している現代において、仮に性犯罪者にアニメ愛好者が多かったとしても、そもそもアニメ自体がそれだけ社会に広く浸透している以上、それだけを持ってアニメは性犯罪を助長する、とは言えないくらい、少し考えれば分かりそうなものです。第一、アニメ=性犯罪助長だとすれば、アニメの製作数や放映時間に応じて犯罪発生がもっと頻繁に起きていないと理屈に合わないではないですか。または、地方に比べて放映されているアニメの数が圧倒的に多い首都圏での犯罪発生率が、様々なアニメを観ることが難しい地方よりも犯罪発生率が高くないといけません。
あるいは、インターネットが一般化し、この10年ほどで性的な情報は一昔前からは想像もできない爆発的な豊富さを誇る社会になりましたが、それで性犯罪が激増したのか、というとそんなこともありません。実態は晩婚化が進み少子化の歯止めがかからず、セックスレス夫婦や草食男子などというような者が取りざたされているように、ヒトは性的にはよほど淡白になってしまったのではないでしょうか? そういう点から言うと、ひょっとしたらアニメなどはヒトの性欲を減退させ、少子高齢化を助長しているかもしれない社会悪の可能性がある、という話のほうが余程説得力がありそうな気がします。
そもそもアニメなどがヒトの判断・行動にどれだけ影響を及びしうるのか、いまだ明確な根拠はないままですし、なぜもっと客観的な事実を元に話ができないのか、私にはそれの方が余程気になるところです。
私は性犯罪者は脳その他に何らかの障害・欠陥が生じているのではないか、と思いますし、せっかく犯人を捕まえているのですから、最新の脳科学などの技術を使ってそのような欠陥があるのか、あるとすればそれは何なのかを犯罪者を使って徹底的に調べてみるべきだと思っています。それが判れば、予防したり治療したりすることも出来るようになる可能性が開けるでしょう。なぜ、「性犯罪者はなぜ性犯罪を犯すのか?」という素朴な疑問を抱かないのか、そしてそのことをきちんと科学的に調査しようとしないのか、全く不思議でなりません。表現の制限などの法的な作業は、犯罪者にそのような異常性が全くみられず、健常者と何ら違いがないという結果がでて初めて意味を成すのではないでしょうか。
さて、先の女児をバッグに詰め込んで連れ去ろうとした大学生の事件、またぞろ既存マスメディアではアニメオタク=犯罪者予備軍的な扱いがなされているそうですが、ネット上ではそれに反駁する意見も出て、激しい論争が繰り広げられているとのことです。
確かに統計では性犯罪発生は減少の一途をたどっている事は明白で、アニオタなど存在していなかった1960年台からすれば、現在は数十分の1以下になっているのが見て取れます。そのことを肯定した上で、少子化などで一概に減少しているとはいえない、というような事をのたまう記事も見受けられるようですが、いくら少子化だからと言って人口が数十分の1になっているわけではないので、論拠としては極めて粗雑というか、統計とかまるで判ってないのではないかと言わざるを得ません。更に、女児への性犯罪でアニメなどの愛好者がどれだけの割合でいるのか分からない、愛好者が多くないとは断定できない、などという意見もあるそうですが、これなどもよく見れば噴飯物な話で、アニメそのものが60年台や70年台とは比較にならないほど多く制作され、その視聴者も多様化・高年齢化している現代において、仮に性犯罪者にアニメ愛好者が多かったとしても、そもそもアニメ自体がそれだけ社会に広く浸透している以上、それだけを持ってアニメは性犯罪を助長する、とは言えないくらい、少し考えれば分かりそうなものです。第一、アニメ=性犯罪助長だとすれば、アニメの製作数や放映時間に応じて犯罪発生がもっと頻繁に起きていないと理屈に合わないではないですか。または、地方に比べて放映されているアニメの数が圧倒的に多い首都圏での犯罪発生率が、様々なアニメを観ることが難しい地方よりも犯罪発生率が高くないといけません。
あるいは、インターネットが一般化し、この10年ほどで性的な情報は一昔前からは想像もできない爆発的な豊富さを誇る社会になりましたが、それで性犯罪が激増したのか、というとそんなこともありません。実態は晩婚化が進み少子化の歯止めがかからず、セックスレス夫婦や草食男子などというような者が取りざたされているように、ヒトは性的にはよほど淡白になってしまったのではないでしょうか? そういう点から言うと、ひょっとしたらアニメなどはヒトの性欲を減退させ、少子高齢化を助長しているかもしれない社会悪の可能性がある、という話のほうが余程説得力がありそうな気がします。
そもそもアニメなどがヒトの判断・行動にどれだけ影響を及びしうるのか、いまだ明確な根拠はないままですし、なぜもっと客観的な事実を元に話ができないのか、私にはそれの方が余程気になるところです。
私は性犯罪者は脳その他に何らかの障害・欠陥が生じているのではないか、と思いますし、せっかく犯人を捕まえているのですから、最新の脳科学などの技術を使ってそのような欠陥があるのか、あるとすればそれは何なのかを犯罪者を使って徹底的に調べてみるべきだと思っています。それが判れば、予防したり治療したりすることも出来るようになる可能性が開けるでしょう。なぜ、「性犯罪者はなぜ性犯罪を犯すのか?」という素朴な疑問を抱かないのか、そしてそのことをきちんと科学的に調査しようとしないのか、全く不思議でなりません。表現の制限などの法的な作業は、犯罪者にそのような異常性が全くみられず、健常者と何ら違いがないという結果がでて初めて意味を成すのではないでしょうか。