かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

27人も候補がいるのに、どうして一人1票なんでしょう?

2013-02-04 20:40:40 | Weblog
 昨日投票した奈良県橿原市議会議員選挙、結果が出ました。一応私が投票したヒトは無事当選し、まずまずの結果ではありました。ただ、有権者数10万34人に対し、投票者数46,568人、投票率46.6%というのはいかがなものか、と思わずにはいられません。前回の選挙の投票率が54.5%と過半数を超えていたのに、どうしてなのでしょう? 天気も良かったしちょっと投票所に行くぐらい大した手間でもないのに、半分以上のヒトが投票を見送ったというのは、あまりに関心が低すぎるんじゃないかと感じます。国政選挙よりも身近な市政こそ関心が高まらないと、地方分権なども単なる掛け声に終わりそうです。
 その元凶を考えてみるに、やっぱりあの選挙カーを軸にした選挙運動の無意味さにあるんじゃないか、と私には思えます。まあもちろん日ごろの市政や市議会の様子などにこそ関心を喚起する何かが欲しいのは山々ですが、それはそれとして、せめて市民の半分が投票する気になる選挙運動や選挙の形を考えてみる必要があるように感じました。

 あと、一人1票、というのもちょっと味気ないです。今回も、もちろん一人だけ名前を書いて投票しましたが、できればあと2、3人投票してやりたいヒトがおりました。候補者が27人もいて、席が24もあるのですから、一人で5票とか3票とか投票できてもいいんじゃないでしょうか? 漫画雑誌の人気投票だって上位3本を選んで送るんですから、もっと大事な地方選挙ならせめて選択肢を複数用意して貰いたいです。第一、トップ当選が2856票、当選最後が1107票なんて、トップでさえ有権者の3%未満、ラストはかつかつ1%の支持しか得られておらず、ちょっとした組織票のあるなしで話がついてしまうではありませんか。これが一人3票まで可、とでもなれば、もう少し票もバラけて面白い結果がみられたんじゃないか、と思わずにはいられません。

 まあ愚痴ばかり並べてもしょうがありませんし、新しい議員さん達には、奈良県第2、中南部の中核都市たる橿原市と市民のために、しっかり働いていただきたいです。

コメント
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