昨日の夜、PCの明るすぎる液晶画面が不眠の原因になる、というような事を聞きかじったので、ブログを早めに書きあげ、PCを休眠させて、寝るまでの間に少し難し目の本でも読んで眠気を促そうと平安時代の古典の一冊を取り上げて読み始めたまでは良かったのですが、ある「発見」をして思わず興奮してしまい、他の本を引き出して読み比べるなどすっかり仕事モードに頭が切り替わって、結局その後時間を見て布団に入ったのですが、うまく眠ることが出来ずに大層困りました。寝るために本を選んだのに、これでは本末転倒もいいところです。読みふける内にこれはまずい、このままでは寝られなくなる、と心には警報が鳴り響いていたのですが、好奇心が勝ってしまってはいかんともなし難く、結局ズルズルと本にのめり込んでしまったのでした。今朝もその興奮が持続していたのか、いつもより一時間近く早く目が覚めてしまいました。昼間はその勢いで特に眠気も覚えずに過ごしましたが、その反動か今はかなり眠気が強くなってきています。このぶんだと、今夜は確実に熟睡できそうです。
さて、どうやら人間が人生の三分の一もの膨大な時間を寝て過ごさねばならないのか、という問題に対する答えが、アメリカで得られた模様です。ロチェスター大学医療センター、オレゴン健康科学大学、ニューヨーク大学の研究者らは、米国立衛生研究所の支援を受けた研究で、実験動物により、就寝後の脳内に起きる大きな変化が、老廃物の排出を促し、疾患を防いでいるとする結果を得て、アメリカの科学雑誌サイエンスに発表しました。
老廃物には、例えばアルツハイマー病の原因の1つであるタンパク質のアミロイドベータが含まれているそうです。これら老廃物は脳脊髄液が脳組織を循環して運びだしていますが、就寝中は脳細胞が約60%収縮するため、脳脊髄液がより速く自由に流れるとのことです。
なんだか、非常にわかりやすく納得しやすい絵ができたみたいですね。睡眠不足が続くと風邪をひきやすくなるなどしますので、多分免疫系などにも何らかの影響があるようにも思いますが、それらをひっくるめて、やはり眠る、というのは大事なことなのだな、と理解できました。
ついては「夢」についても何らかの必要性を示唆しうる実験を考えていただきたいですね。そのついでに「夢」を映像記録する方法や、自由に夢見をコントロールする技術などを開発していただければ重畳です。
というわけで、脳内をクリーンアップするために、今日はとっとと寝ると致しましょう。

さて、どうやら人間が人生の三分の一もの膨大な時間を寝て過ごさねばならないのか、という問題に対する答えが、アメリカで得られた模様です。ロチェスター大学医療センター、オレゴン健康科学大学、ニューヨーク大学の研究者らは、米国立衛生研究所の支援を受けた研究で、実験動物により、就寝後の脳内に起きる大きな変化が、老廃物の排出を促し、疾患を防いでいるとする結果を得て、アメリカの科学雑誌サイエンスに発表しました。
老廃物には、例えばアルツハイマー病の原因の1つであるタンパク質のアミロイドベータが含まれているそうです。これら老廃物は脳脊髄液が脳組織を循環して運びだしていますが、就寝中は脳細胞が約60%収縮するため、脳脊髄液がより速く自由に流れるとのことです。
なんだか、非常にわかりやすく納得しやすい絵ができたみたいですね。睡眠不足が続くと風邪をひきやすくなるなどしますので、多分免疫系などにも何らかの影響があるようにも思いますが、それらをひっくるめて、やはり眠る、というのは大事なことなのだな、と理解できました。
ついては「夢」についても何らかの必要性を示唆しうる実験を考えていただきたいですね。そのついでに「夢」を映像記録する方法や、自由に夢見をコントロールする技術などを開発していただければ重畳です。
というわけで、脳内をクリーンアップするために、今日はとっとと寝ると致しましょう。
