かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

淡路島クラスの巨大氷山が、南氷洋に漂いだしているのだそうな。

2013-11-17 20:34:45 | Weblog
 今日は昼間のうちは昨日と同じく割りと暖かで穏やかな天気でしたが、日が落ちてからいきなり雷鳴を伴って突風と大雨の嵐がやって来ました。降っていたのは1時間も無かったと思いますが、久々に聞く雷には少々驚かされました。
 この雨をもたらした低気圧が高速で東に去り、明日は冬にはお馴染みの西高東低な気圧配置になるようです。それで気温も明日夜以降一気に下がり、真冬並みになるのだとか。早く寒さに体が慣れてくれないと大変厄介なのですが、今日は昨日の講演のせいか喉がやたらといがらっぽくてまるで風邪を引いたみたいになっていたのが困りものでした。なんとか風邪そのものには成らないようにしたいですが、果たしてそううまく制御できるかどうか。

 さて、南極で、でかい氷の塊が分離して流れ出しているのだそうです。その大きさ、実に700平方キロメートル、淡島(592平方キロ)より一回り大きいくらいですから、これは相当に大きな塊です。研究者によると、これくらいになると1年以上溶けるまでにかかるらしいですから、相当期間、海流に乗って彷徨い、場合によっては航路を脅かすことになるのかもしれません。
 しかし、淡路島相当の氷の塊、というのも想像を絶する物がありますが、それほど大きいのなら、何か利用のしようもあるような気が致します。南極の氷は確か淡水だったと思いますから、アフリカかオーストラリアなど水の不足がちなところまで持って行って使うとか出来ないものでしょうか? まあそんな巨大なもの簡単には引っ張ってこれないとは思いますが、丸ごとが無理ならちょっとずつ削って使うとかでもいいような気がします。良質な水の確保で悩む中国なら、ひょっとしたらそれなりな金額で買うかもしれません。
 淡水ではあまり費用対効果がよろしくないということなら、それこそ巨大な船代わりにしてしまうとか。氷山で空母を作ろうという計画が第二次大戦時にあったとのことですが、これくらい大きな物なら、余裕ででかい飛行場を設置することも可能でしょう。なるべく低温の海域にとどめるなり、でかい冷凍機を積みこむなりして溶けないように工夫すれば、結構使い出がありそうです。まあ、コストを考えると初戦は荒唐無稽でしかないのでしょうが、こういうものの価値を経済性の尺度でしか観られ無いというのも情けないように感じます。


 
 
コメント
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