かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

ブックメーカーって一応我が国では違法なんですよね? それで投資詐欺とは驚きですが。

2013-11-27 20:40:17 | Weblog
 昨日の肉体労働が響いて、今日は朝から太ももやら腕やらが筋肉痛で身動きに支障が出ています。この手の筋肉痛自体久しぶりのことではありますが、ちょっと体重をかけただけで思わず腰砕けになってしまいそうな位痛みが走るのは大変理不尽な気がします。と言っても収まるまでは我慢するより無いわけで、ここは諦めて、一日も早い回復を目指して早寝するよりなさそうです。

 さて、ニュースを見ておりますと、なかなか興味深い話が出ておりました。三菱東京UFJ銀行の行員から、スポーツ賭博「ブックメーカー」を利用して利益をあげるという投資会社「スピーシー」への投資を勧められ、結局この会社の詐欺に嵌められて全財産を失った70代の女性が、銀行に対し3億8000万円の損害賠償を求める訴えを起こしたとのことです。
 女性は「業務上知りえた資産状況などを元に詐欺的商法への勧誘を行った」として、男性行員と三菱東京UFJ銀行を訴えたそうですが、銀行側のコメントは、「当行の行員がお客様にご迷惑をおかけし誠に申し訳ございません」とのことですから、とりあえず事件そのものへの責任については、争う余地がないようです。
 この「スピーシー」という会社の詐欺はどんなものか知りませんでしたが、スポーツ賭博「ブックメーカー」のことは聞いたことがありました。とにかくスポーツならなんでもギャンブルにする会社で、私はそういう会社が1つ有るだけなのか、と誤解していましたが、実際にはいろんな「ブックメーカー」があって、カナダなどでは公営のブックメーカーも有るのだそうですね。ただ、調べてみると各ブックメーカーでは賭けられる上限額が決まっていて、投資会社が莫大な資金を運用できるようなシステムにはなっていないのだそうです。あくまで、個人が楽しむためのシステム、ということなのでしょうね。つまり、「ブックメーカー」を使った投資などありえないわけで、その時点で詐欺だったわけですが、それを日本の一流大手銀行の行員が勧誘した、という点が、このニュースの興味深い点になります。訴訟を起こした女性が高齢であることや、銀行マンが詐欺を働いた点を考慮すると、例え女性側の儲けに目が眩んだ誤判断があったとしても裁判としては銀行に勝ち目はなさそうに思えます。銀行側の平謝りな低頭姿勢はそんな判断なのでしょうが、それならば、女性のお年を考えて、裁判で争わないでとっとと罪を認めて示談されたらいいと思います。
 それにしても、これとかFXとか色々と時折気になる事もありますが、やっぱり世の中濡れ手に粟はそうそう無いわけで、自分の性格を鑑みても結局地道に行くより無いのだろうなあ、と思わざるを得ないのは、安心半分寂しさ半分位の感じがします。

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