かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

なんでヒトは安全を担保するところであえて手を抜いたりするんでしょうね。

2013-11-18 21:01:06 | Weblog
 土曜日から何となく気分がすぐれない状況が続いておりましたが、今日の夕方から胃がシクシクと痛み出しました。何らかのストレスなどで胃を痛めてしまった可能性もありますが、前回胃やお腹が痛くて寝込んだ時は、胃腸炎を起こす風邪だったこともあり、ひょっとしたらまたそんな風邪を引いてしまったのかも? という気も致します。寒気もしますが普通に気温が低いので、この寒気が風邪によるものなのか、はたまた単に体感が寒いだけなのかも判然とせず、どう判断したものか、悩みが尽きません。とりあえず明日朝までは胃薬を飲んで、様子を見るよりなさそうです。それで収まるならよし、収まらなければその時対策を考えると致しましょう。

 さて、千葉県の廃油再生工場での爆発事故、報道によると、回収した廃油からガソリンのような揮発性油の臭いがしていたのだそうで、担当者がそれに気づいていながら、社内マニュアルで定められていたサンプル調査をせずに、再生処理を始めてしまったそうです。再生工場では、通常は扱わない高揮発性の廃油が精製ラインの遠心分離器に流れ込み、爆発した可能性があるとのことで、その油の特定や作業手順の検証を、会社では進めているとのことです。
 廃油精製で遠心分離器がどのように利用されているのか、どんなタイプの遠心分離器なのか分かりませんのでにわかには言えませんが、遠心分離って揮発油が発火するほど熱が出るものなのでしょうか。回転速度によっては結構熱くなるので、研究実験用の超高速遠心分離器は大抵冷蔵装置も付いていて試料が変質しないよう加熱を抑えるようになっていたりはしますが、産業用のものはどんなものなのでしょう? モーターなどはかなり熱くはなるでしょうし、爆発したからにはそれ相応な熱を発していたのでしょうが、どうも今ひとつ理解し難いお話ではあります。まあそれこそ事故の全容が解明されないと分からないのでしょうが、遠心分離器のどこでどういう形で発火したのか、突っ込んだ詳細が知りたいものです。
 それにしても、不審な点に気づいていながら対処を怠るというのは、事故を起こすのもやむを得ない話ですね。惰性で不審なまま流してしまったのか、あまりに忙しすぎてチェックする手間暇を整理したかったのか、経費をかけたくなかったのか、いずれにしてもその手抜きが高くついてしまったわけで、福島原発事故などをみても、結局そういう手間を惜しんだ弱い部分を事故はけして見逃さないということなのだな、と改めて思いました。

コメント
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