かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

くしゃみで事故の例は不明ですが、体調不良が事故の主因になる事は割とあるそうです。

2014-02-24 21:23:59 | Weblog
 今日は朝から見事な快晴で、放射冷却がよく効いたのか、最低気温も明け方のマイナス4.5℃と中々のものでした。一方、昼間は一気にポカポカ陽気になりましたが、日陰にはひんやりした空気がたまっておりましたし、日向での体感ほど気温は上がっておらず、最高気温11.8℃でした。春と感じるには少なくとも15、6℃は欲しいところですが、なまじ寒かっただけに、10℃超えくらいでも結構暖かく感じます。問題はそろそろサボテンに水をやるかどうか。3日にまた冷え込む日が来るのだそうで、そこで凍るようなことになっては厄介だと思いつつ、と言ってせっかく暖かくなってきたのにいつまでも水やりをしないと、乾き過ぎでかえって害になるやも知れません。毎年のことながら、この時期の冬眠明けの潅水には気を使います。

 さて、春らしくなるとともに我慢できないくしゃみが出てしまう様になりますが、運転中に起きると何とも厄介なことになります。今までの所、幸いにして不意のくしゃみにハンドルを取られたりするような事は未だかつてありませんが、くしゃみの瞬間、視界がぶれたり閉ざされたりして、一瞬だけ前が見えなくなるような事はまれにあります。そんな経験から、世の中には、花粉症で事故を起こしてしまうような事例もままあるんじゃないか、と思ったりするのですが、運転中の人身事故の半数以上は、脳血管疾患か心疾患という、血管の破裂や閉塞といった病気が発端となり、起こってしまった事故だ、ということが警察庁の調査で判ったのだそうです。生活習慣病の発症や老化によってそれら血管疾患が増加することはよく知られたことではありますが、それが単に個人の問題にとどまらず、交通事故の原因になって周りを巻き込んでしまう可能性があることが、明らかになったわけです。調査によると、話題になったてんかんの発作よりも脳梗塞やクモ膜下出血、あるいは心筋梗塞などの方が危険性が高いのだそうで、そういえば確かに最近、運転中に心臓麻痺で倒れたバス運転手とか飛行機のパイロットの話とかをよく観たような気がします。これから高齢化が更に進み、高齢者マークを貼り付けた車が増えてくるだろう事が予測されると、このようなリスク要因もまた自然に大きくなって来るだろうことは間違いないと思われます。また、高齢者だけでなく、心疾患や脳疾患は私や更に下の年齢層でも発生することがあるわけで、日頃の体調管理や健康診断などで自己管理に勤しみ、自らが危険要因にならないように意識していく必要がありそうです。
 こうなってくると、いつまでも個人の運転技量や注意力に頼る今の交通システムには問題が多すぎる気がします。早く自動運転などの安全運行装置が開発されることを望んでやみません。

 所で、このニュースではくしゃみ原因の事故発生率は判りませんでしたが、気になったのでググってみましたら、イギリスでは、風邪によるくしゃみなどで1週間に2500件の事故が発生しており、くしゃみ一発で、ドライバーは15m分の視界不良を起こすのだそうです。やっぱり花粉の時期はいつもよりも車間距離を取って運転するに越したことは無さそうです。

コメント
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