かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

「しらせ」、無事離礁して動き出したそうで何よりでした。

2014-02-18 21:31:02 | Weblog
 明日から明後日にかけて雪の予報が出ていましたが、改めて確認したら奈良県は曇に変わっていました。当初予測よりも低気圧が南を通る見込みだそうで、3週連続の雪から何とか逃れたみたいです。2月も2/3を過ぎましたし、そろそろ厳しい冬を終えて春の訪れを感じさせてもらいたいものです。

 さて、南極観測船「しらせ」が16日に暗礁に乗り上げ、船底を壊して浸水、動けなくなっていた事故で、今日昼過ぎ、無事離礁して自力航行で動き出したそうです。いや、良かった良かった。最悪、南極で遭難し、その救助に大変な苦労を強いられていたかも知れなかったわけですから、自力で脱出してくれたのは僥倖でした。船底に穴が開いて浸水したのによく無事で、と思ったのですが、「しらせ」は船殻が2重構造をしていて、外殻が傷ついても内殻が無事なら航行可能なのだそうです。砕氷艦というのはそういうものなのか、何にせよ丈夫に作られていてよかったです。船底、どれくらいやっちゃったのか判りませんが、帰ってきたら直すのに手間がかかるのかもしれませんね。早く良くなって、南極との往復に頑張ってもらいたいものです。
 それにしても、未だに未知の岩礁って有るんですね。てっきり、危なそうなところは全て調査済みで、危険海域もはっきりしているのかと思っておりましたが、南極のような厳しい環境のところは案外に判ってない部分が多いのでしょうか。だとしたら更に氷を割って乗り込んでいくような無茶をする南極行きというのは、やはり命がけの厳しいお仕事という風に見えます。自衛隊所属でないとできない仕事なのかもと想像致しました。

 自衛隊といえばこの大雪でも活躍してましたが、今やその名を聞くとホッと安心させられる、頼りがいの有る守護神になってきていますね。昔々、軍人さんは国民の尊敬を集めていましたが、その後継者たる自衛隊は、その活動を示すことでようやくバカバカしい限りのマスコミなどのバッシングを超え、国民からの本物の尊敬を勝ち取って行ってるんじゃないかと感じさせられます。そろそろもう少し現場が動きやすいように、法律やら制度やらを改善すべき時に来てるんじゃないでしょうか。

コメント
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