かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

名古屋大雪! のニュースも驚きでしたが、STAP細胞再現できず、という話もなかなかに衝撃でした。

2014-12-18 21:51:36 | Weblog
 昨日の暴風の後、懸念された雪は結局こちらでは積もることもなく、いつものただ冷たいだけの乾いた朝が明けました。ああこの寒波も結局大したことなかったな、と思いながらネットに接続してニュースを観てびっくり仰天! 名古屋市内で20センチもの雪が積もった、と言うではありませんか! 週末、名阪から伊勢湾岸道を経て走る予定があったので大慌てで道路情報サイトを観に行きましたが、名古屋市の北側をぐるりと巡る名古屋第2環状道や岐阜県に向かう東海北陸道が雪で閉鎖されている他は、渋滞がひどい以外異常は無く、なんとか走れそうだと判ってほっと一息つきました。その第2環状道、夜になった今もまだ雪でほぼ完全に閉鎖されたままです。もともとそれほど雪が深いわけでもない地域なんでしょうね。一度こうなってしまうと回復のためのノウハウや労力が不足して、なかなか元に戻らないのでしょう。
 しかし、こうしてみると本当に僅かな差で大雪とそうでないのとに別れたのを実感します。風向きや寒気の流れなどが微妙にかつ決定的に影響したのでしょう。奈良も一冬に1回や2回はアスファルトも真っ白になって自動車が動けなくなる雪が積もる事があります。それが今回ではなかったという幸運をかみしめて、週末は安全運転に徹するといたしましょう。

 さて、もう一つ、個人的に衝撃だったのは、ついにSTAP細胞が再現できなかった、というニュースです。この件に関する理研の所業には色々と気になることも色々あったりもしましたが、そんな諸々のことはどうあれ、自然現象として、STAP細胞は現実に存在するのではないか、それを今回の再現実験で立証できるのではなかろうか、と淡い期待を抱いておりました。でも、これでほぼ完全にそれは否定されたと言うことになるのでしょう。件の女性研究者がこの後どうなろうと正直さほどの興味は持てませんが、ひとつの魅力的な現象が幻想に過ぎなかったと片付けられることには、寂寞の思いを禁じえません。ただ、もし本当にSTAP現象が存在し、その細胞が非常に低確率であろうと存在しうるものであるなら、きっといつの日かまた誰かがそれを発見し、研究されることでしょう。その時は今回の理研の所業を反面教師として、その轍を踏まないよう慎重に研究を進められることを、未来の誰かのために祈りたいと思います。まあそれは別にSTAP細胞に関わらず、およそ科学という世界に生きる人々が心がけねばならない事ではあります。私もその端くれで隅の方に棲息するからには、この事件のことは忘れないようにしようと思います。

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