かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

青春の思い出の地の一つ阪神百貨店地下の立ち食いコーナーが、ついに閉まるのだそうです(残念)。

2015-02-12 22:06:38 | Weblog
 この所、天気に驚かされることが多いですね。今日も、夕刻帰宅する際には全くそんな素振りもなかったのに、19時半頃、突然、腹の底に響く地鳴りの如き雷鳴が轟いたかと思ったら、いきなりバラバラバラバラっ! と大粒の雨がトタン屋根をドラムのように叩きました。ところが10分もするとその雨音がパタッとやみ、通り雨かと思っておりましたら、今度は1時間ほどしてまた雷鳴がゴゴゴゴゴゴゥと家を揺らして、バラバラと雨が降ってきました。これも程なくやんで、今度こそ雨は終わったか、とおもいきや、22時頃今度は弱い雨がパラパラ降っていました。朝の天気予報では、日本海側を通る低気圧の影響で夕方ごろ天気が崩れるかも、ただ、大したことはないので折り畳み傘があったら安心、とラジオで宣っておりましたが、ごくごく短時間とはいえ、波状攻撃第1波は多分大きめのコウモリ傘でも受けかねる勢いだったでしょう。こんな雨が帰宅時に降らなくて本当に良かったと思います。

 さて、大阪・梅田の阪神百貨店が建物の建て替えを行うに当たり、長年慣れ親しまれてきた地下一階の立ち食いフードコート「スナックパーク」を、この18日に閉鎖することになった、というニュースを観ました。このニュースを読んで一番驚いたのは、このコーナーにちゃんとした名前があったことですね。仲間内では阪神地下、で通じましたから、正式名称など知るよしもありませんでした。それが、長い歴史が終わるという段になってついに知れるというのも、なんとも奇妙な感慨を覚えます。
 このフードコートは、昨今やたら今風に変化しつつある梅田界隈においては、古き昭和が充満する貴重な一角で、私も梅田に映画など観に行くようになってからは、随分と重宝したものでした。なにせ二、三百円で十分なものが食べられましたし、名物のイカ焼きは映画の友としてよく買って行きました。 ただ、終わるというものの、「阪神名物いか焼き」「浪速のお好み亭」「御座候」「元祖ちょぼ焼」の4店舗については、阪神百貨店内の別の区画でテイクアウト専門店として21日から再出発するのだそうです。もうかつてのように、雑然と混雑したそのフロアで、食事を下げながら空いている隙間を探し歩き、そそくさとラーメンやお好み焼きなどをかっこむというようなことはできませんが、その懐かしい味がなんとか今後も維持されるというのは、まあ良かったことだと思います。
 それにしても18日閉鎖というのはなんとも口惜しいですね。18日にちょうど用事があって大阪に出るのですが、それまでに梅田まで出られるかというとなかなかこれが難しいものがあります。あの雰囲気がこれで最後になるのなら、少々無理してでも在りし日の自分を思い返しに出かけようかと思わないでもありませんが、どう時間を工面したものか、悩みどころですね。

コメント
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