かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

歳のせいか、ティラノサウルス最新画像がカーニバル衣装の如くふざけてるように見えてしまいます。

2015-02-09 21:04:38 | Weblog
 今日は予報通り寒い一日でした。朝はこの冬初めて、道端にみる水たまりが全部結氷して、踏まれて砕けた氷があちこちに散乱していましたし、昼間も終始風が強くて、立て付けの悪い古い建物の職場は、窓際にいると隙間風が身にしみるような塩梅でした。極めつけは午後4時頃。3時半頃何気なく外を見たら西にそびえ立つ葛城山脈の山容がグレーの靄のようなものに包まれてすっかり見えなくなっていました。これは雪だな、と思っているうちに、30分もしない間にこちらでも降り出し、一時は隣の建物も見えにくくなるくらい、北西からくる横殴りの季節風に舞い乱れる大量の牡丹雪に見舞われました。帰る頃には露天駐車の車が真っ白になるくらい雪が降りましたが、このままもし今夜も降り続いたとしたら、明日朝は車で出かけるのはまず無理な道路事情になることでしょう。叶うことならこの辺りで雪は打ち止めしてもらって、明日朝も車で通行可能なようになっていてほしいものです。

 さて、恐竜の王者ティラノサウルスの今までのものと全く異なりカラフル極まる最新の外観想像図が、ネットに上がっていました。その姿は、まるでカラースプレーで極彩色に着色されたヒヨコをそのまま巨大にしたみたいな、羽毛でもこもこの姿でした。もともとは、昔から映画でよく見るトカゲのでかいやつで、体色はサンドイエローから黒褐色のような、まさに「皮」という感じなモノでしたが、その後、色素の残留した化石の分析から、頭から尻尾にかけて背中側に体毛が生えた予想図が出されていたそうです。それでも体色はさほど変わらなかったのに、今回は白と暗めの瑠璃色の粗い縞模様になっていました。正直、これを見て「ティラノサウルス」だと言われても、なんとも反応に困ることでしょう。また、映画では獰猛極まる俊敏な動きで死を量産していたティラノサウルスですが、実際は体重が重すぎて走るなんてとてもできるものではなく、死肉などを漁って生活していたのではないか、というのだそうです。ちょうどハイエナかハゲワシみたいなものでしょうか? まあその巨体で他の生き物を圧して死肉を独占したり他の恐竜が仕留めたものを横取りしたりできたのかもしれませんが、いずれにしても、昔の格好良い恐竜の代表のイメージがガラガラ崩れ去るのを実感させられる話でした。研究が進んで明らかになることが増えるのは基本的には嬉しい事に違いないのですが、子供の頃、学研の図鑑をワクワクして開いていた在りし日の思い出が崩れるのは、少しばかり寂しさを禁じ得ないです。

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