最近、なにかスイッチが入った、と思う位、夢見が容易になって色々とバラエティに富んだ夢が見られるようになってきている感じがしますが、常に良い夢とは限らないわけで、昨夜などはまさに悪夢と呼びたいような夢を観て、さすがにげっそりとしました。とは言え観た夢は観た夢なので、記録しておきましょう。それにしても、この調子だと、このブログもしばらくは私の夢日記オンリーになるかもしれませんね。
昨夜の夢。
自宅の一室にいます。廊下との出入口のふすまの側に、母とまだようやく立ち上がったばかりと言った感じの、ベビー服の娘が居ます。私達はどこか海外旅行に行くため、パスポートがどこだとか着替えをまとめようとか、その準備にてんてこ舞いしています。ふすまの向こうの板張りの廊下は、子供の関係のものか少々乱雑に本や雑誌の類が積み上がっています。それを、時間が気になり慌てている私にかわり、母が片付けてくれています。と、そんな雑物がどけられ、あらわになった床に、円盤状にとぐろを巻いたムカデが現れました。艶感のある赤茶けた身体を珍しく思ったのか、娘が素足で踏もうとするのを、母が大慌てで止め、ムカデを追いやって私に助けを求めました。私は、母に追い立てられて向かいの壁を這い逃げるムカデを退治しようと道具を探しましたが、あいにくペンチとか使えるものが手近にでてきません。仕方なく、実験で使う50mlのプラスチック製遠心分離チューブを手に取り、その砲弾のようにゆるやかに尖った底の部分で、床から20センチほど這い上がりつつあったムカデを上から押しつぶしました。ムカデはなぜか身体が半分くらいにちぎれており、頭の方だけで動いておりました。そのせいか動きが鈍っていたようで、なんとかチューブの先で押さえ込めたのです。柔らかいプラスチックだからトドメはさせないだろうと思いましたが、ムカデは頭のやや下辺りを潰されながら、全身がやわらかな土壁にのめり込み、動けなくなりました。とりあえず足止めは成功、トドメは別途考えよう、と部屋に戻った私は、正面の押し入れを見て愕然としました。どこから現れたのか、ムラムラと無数のムカデが、襖を開けて中身を晒していた押入れ中段に湧き出してきたのです。よく見ると、上段や下段にも、中段ほどではないが蠢く生体兵器の姿がのぞいています。部屋の畳の上は旅行準備のため雑然と色々なものが広がっていますが、その隙間からも奴らのおぞましい姿がかいま見える始末です。この数では、例えいつも使うペンチやニッパーがあっても到底太刀打ち出来るものではありません。私は思案の末、とりあえず手近にあったハエ蚊用の殺虫スプレー(キンチョール?)を使うことにしました。ムカデに対してはゴキブリ用の強力タイプでないと効果が薄いのですが、それは残念ながらムカデ蠢く押入れ中段の左側にあり、その存在は見えてはいるんですが、その周辺だけでも何とかしないととても手が出せない状態です。私は効果の薄いぶんは量でカバーしようと、噴霧口を押入れに近づけ、ためらいなく噴射しました。まずは近接から一匹一匹塗りつけるように殺虫霧を吹きかけ、相手が痙攣しているのを確認すると、今度はやや引いて大きく面を制圧にかかるべく殺虫剤を噴霧しました。上段、下段、床にも、空間が真っ白になるほど殺虫剤をふりかけます。ようやくおよそ確認できる範囲へ殺虫剤をまんべんなくまき終えた私は、その毒霧に当たったムカデが苦しげに痙攣し、死に行く姿を見守りました。
・・・一匹でも体外怖気を震うのに、それが無数に這い出てきてゆらゆらと蠢く様はまさにホラーそのものでした。クモとかハチとか、この手のややこしいのが現れる時は決まって体調が悪化する兆しなことが多いのですが、明日はちょっと外せない大事な用があるので、なんとか一日は最低保って欲しいです。
さて、今宵はもう少しマシないい夢が見られるでしょうか?
昨夜の夢。
自宅の一室にいます。廊下との出入口のふすまの側に、母とまだようやく立ち上がったばかりと言った感じの、ベビー服の娘が居ます。私達はどこか海外旅行に行くため、パスポートがどこだとか着替えをまとめようとか、その準備にてんてこ舞いしています。ふすまの向こうの板張りの廊下は、子供の関係のものか少々乱雑に本や雑誌の類が積み上がっています。それを、時間が気になり慌てている私にかわり、母が片付けてくれています。と、そんな雑物がどけられ、あらわになった床に、円盤状にとぐろを巻いたムカデが現れました。艶感のある赤茶けた身体を珍しく思ったのか、娘が素足で踏もうとするのを、母が大慌てで止め、ムカデを追いやって私に助けを求めました。私は、母に追い立てられて向かいの壁を這い逃げるムカデを退治しようと道具を探しましたが、あいにくペンチとか使えるものが手近にでてきません。仕方なく、実験で使う50mlのプラスチック製遠心分離チューブを手に取り、その砲弾のようにゆるやかに尖った底の部分で、床から20センチほど這い上がりつつあったムカデを上から押しつぶしました。ムカデはなぜか身体が半分くらいにちぎれており、頭の方だけで動いておりました。そのせいか動きが鈍っていたようで、なんとかチューブの先で押さえ込めたのです。柔らかいプラスチックだからトドメはさせないだろうと思いましたが、ムカデは頭のやや下辺りを潰されながら、全身がやわらかな土壁にのめり込み、動けなくなりました。とりあえず足止めは成功、トドメは別途考えよう、と部屋に戻った私は、正面の押し入れを見て愕然としました。どこから現れたのか、ムラムラと無数のムカデが、襖を開けて中身を晒していた押入れ中段に湧き出してきたのです。よく見ると、上段や下段にも、中段ほどではないが蠢く生体兵器の姿がのぞいています。部屋の畳の上は旅行準備のため雑然と色々なものが広がっていますが、その隙間からも奴らのおぞましい姿がかいま見える始末です。この数では、例えいつも使うペンチやニッパーがあっても到底太刀打ち出来るものではありません。私は思案の末、とりあえず手近にあったハエ蚊用の殺虫スプレー(キンチョール?)を使うことにしました。ムカデに対してはゴキブリ用の強力タイプでないと効果が薄いのですが、それは残念ながらムカデ蠢く押入れ中段の左側にあり、その存在は見えてはいるんですが、その周辺だけでも何とかしないととても手が出せない状態です。私は効果の薄いぶんは量でカバーしようと、噴霧口を押入れに近づけ、ためらいなく噴射しました。まずは近接から一匹一匹塗りつけるように殺虫霧を吹きかけ、相手が痙攣しているのを確認すると、今度はやや引いて大きく面を制圧にかかるべく殺虫剤を噴霧しました。上段、下段、床にも、空間が真っ白になるほど殺虫剤をふりかけます。ようやくおよそ確認できる範囲へ殺虫剤をまんべんなくまき終えた私は、その毒霧に当たったムカデが苦しげに痙攣し、死に行く姿を見守りました。
・・・一匹でも体外怖気を震うのに、それが無数に這い出てきてゆらゆらと蠢く様はまさにホラーそのものでした。クモとかハチとか、この手のややこしいのが現れる時は決まって体調が悪化する兆しなことが多いのですが、明日はちょっと外せない大事な用があるので、なんとか一日は最低保って欲しいです。
さて、今宵はもう少しマシないい夢が見られるでしょうか?
