一夜明けたら世間が騒然となっていて驚きました。昨日の夜9時半頃、熊本県で震度7を記録する大震災が発生、その後も6強など強い余震が相次いで起こり、大変な事態になっているそうです。死者は今のところ9名、負傷者は数百名規模になっているそうで、ざっくりと割れたマンション? とか大崩れした石垣や屋根瓦が落ちて満身創痍の熊本城、大きくひび割れた道路など、衝撃的な映像が入ってきています。地震の規模は推定マグニチュード6.5と、東北大震災とは比べるべくもない小規模(とは言えそれなりの規模の地震ではあります)ですが、震源が地下11キロと浅く、これだけの被害をもたらす地震になったのだとか。震源が浅くて直下型で大被害というとやはり阪神・淡路大震災を思い出しますが、あの時の、軒並み倒れた高速道路や崩壊した駅舎、焼け野原になった町並み、といった衝撃的な姿からすると、今回の熊本地震は、今のところ思いの外被害は軽微なようです。これもあれから21年を経て、地震対策が進化してきたということなのでしょうか。もちろん、まだ遭難されたヒトの救助が懸命の努力で続けられていますし、被害の集計はまだこれからでしょうから、あまり軽く観るのは禁物かもしれません。
それにしても、この地震にかこつけて自分達の利益にしようという姑息で卑怯な振る舞いを嬉々として演じ、袋叩きにあった政治家や政党が大変悪目立ちしているようです。緊急時にはなにはともあれ一致協力して被災者の救援と保護に務めるべきでしょうに、ただでさえジリ貧な党勢に焦りでもしたんでしょうか? それにしても、して良いことと悪いことの区別くらいしっかり付けないと、次の選挙など望むべくもないものになってしまうでしょう。党首の統制がまるで取れていないのか、はたまた党首自体があたふたしているのか。この際一度軽々しく口を開くのは謹んで、じっと不動の姿勢でも取られたほうが、よほど被災者の役に立つんじゃないかと思われます。
それにしても、この地震にかこつけて自分達の利益にしようという姑息で卑怯な振る舞いを嬉々として演じ、袋叩きにあった政治家や政党が大変悪目立ちしているようです。緊急時にはなにはともあれ一致協力して被災者の救援と保護に務めるべきでしょうに、ただでさえジリ貧な党勢に焦りでもしたんでしょうか? それにしても、して良いことと悪いことの区別くらいしっかり付けないと、次の選挙など望むべくもないものになってしまうでしょう。党首の統制がまるで取れていないのか、はたまた党首自体があたふたしているのか。この際一度軽々しく口を開くのは謹んで、じっと不動の姿勢でも取られたほうが、よほど被災者の役に立つんじゃないかと思われます。