かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

103基同時打ち上げって、ロケット103基が同時発射されるのかと思ってびっくりしました。

2017-01-05 20:39:40 | Weblog
 今日の最低気温は2.6℃、ただし1時43分の記録で、その後夜明けにかけて気温が上がり、朝6時に4℃になりました。最高気温は9.9℃で、昨日までがやたら暖かかっただけに、肌寒さが厳しくコートが手放せない位の寒さにはなったかと思います。明日以降、冷え込みはだんだん厳しくなるようですが、更に3連休は天気も悪いようで、少しばかり難儀な空模様になりそうです。

 さて、インドが来月、103基もの人工衛星を積み込んだロケットを打ち上げるそうです。衛星のうち、インドのものは3基のみで、他はアメリカやドイツから請け負ったものとのこと。インドは、後発の宇宙開発国として、どこよりも安い低コストロケットによる商用利用を積極的に進めており、今回の同時打ち上げも、成功すれば、2014年6月の、露による同時打ち上げ39基を大幅に上回る世界記録更新となり、商業衛星打ち上げビジネスへの大きな布石になりそうです。今回は多分GPS衛星のような低高度を周回する小型のものばかり積んでいるのでしょうが、インドは赤道直下という好立地条件の場所にロケット発射場を設けていますからそれだけでも有利なものですが、更に宇宙技術開発のコストを欧米諸国からすれば信じがたいほどに低く抑えることで全体のコストを圧縮し、ビジネスを推し進めようという算段ですし、更にこうして1回の打ち上げで多数の衛星を空に上げることができれば、1基あたりのコストは更に下がり、価格競争力ではとても太刀打ちできないレベルにまで達しそうです。打ち上げの安定性や、軌道投入技術、到達高度、搭載可能重量などでアメリカや日本はリードしているようですが、月にも探査機を投入するのに成功していますし、火星への探査飛行を目標に掲げてそのための研究開発と技術の蓄積に余念がなく、いずれそのうちに追いついてくるかもしれません。我が国も我が国らしい切り口で宇宙開発をどんどん進めて欲しいものです。
 一方で中国は、制御不能になった宇宙ステーションという壮大なゴミを宇宙に放置し、それが近々地表に落下してくるそうです。寿命を迎えた衛星などを大気圏にわざと落として焼却処分するのは普通に行われていますが、中国のそれは制御できなくなったというのがいかにもな中華クオリティですね。中華当局は大気圏で燃え尽きると言ってますし町に落ちる危険性は極めて低いと言うものの、研究者によってはかなり大きな部品が地表まで落ちてくると言っています。そこでこの際、住んでいるヒトには災難でしょうが、そのまま中国大陸に落ちたらいいんじゃないでしょうか。自分たちがどれほどはた迷惑な事をしているか、自らその迷惑度を体験してみないと理解できないのではないかと思うのです。ピンポイントで当てられるなら党の本部などいいんじゃないでしょうか。まあ制御不能だそうですし、それこそ天文学的な確率でしか実現しないでしょうが。

コメント
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