今朝の最低気温は4.7℃、最高気温は11.8℃でした。朝から比較的気温が高く、午前中はよく晴れて気温が上がっていきましたが、午後は雲が広がってきて息切れしたように思ったほど暖かくはなりませんでした。それでも外はそれなりでしたが、室内は暖房が無いと建物が冷え切っているのか結構寒いままです。
さて、昨年10月12日午後3時半頃から4時半頃にかけて、豊島区や練馬区を中心にに発生した東京大停電事故、延べ58万戸が停電し、西武鉄道や都営地下鉄など交通機関も一部運転見合わせたりしました。その原因については、埼玉県の変電所と都内の変電所をつなぐ送電ケーブルが通るトンネル内で発生した火災が原因とされていましたが、そもそもの発火の原因は、送電ケーブルからの漏電によるものとする東電の調査結果報告書が取りまとめられ、経済産業省に提出されたとのことです。現象としては「極めてまれ」としながらも、東電として再発防止策に点検方法の見直しやセンサーなどの台数を増やす対策を取るとのことです。
漏電を起こしたケーブルには、電圧27万5千ボルトの電気が流れていますが、その漏電を抑える機構は、電流を流すケーブルに絶縁紙という油を染み込ませた紙を巻き付けるというものだそうです。その絶縁紙が経年劣化し、生じたヒビから油に含まれる銅や硫黄などが染み出して反応、化合物ができたために、そこから電流が外に漏れ出したと考えられるとのこと。建設から35年、極めてまれとはいいつつも、たまたま何かの力がかかっていたとかで紙の劣化が進んでいたとしても不思議ではないのかもしれません。
それにしても、高圧電流の絶縁に、紙と油を用いているというのには改めて驚かされます。大昔、例えば大戦中の軍艦などはそういうものだった、と聞いたことがあるような気がします。今のそれはもちろんただの紙ではないのでしょうし、まいてある量も半端なものではありませんが、いまだそれを超える能力と経済性を発揮できるものがないというのは、ある意味驚異的な気がします。
さて、昨年10月12日午後3時半頃から4時半頃にかけて、豊島区や練馬区を中心にに発生した東京大停電事故、延べ58万戸が停電し、西武鉄道や都営地下鉄など交通機関も一部運転見合わせたりしました。その原因については、埼玉県の変電所と都内の変電所をつなぐ送電ケーブルが通るトンネル内で発生した火災が原因とされていましたが、そもそもの発火の原因は、送電ケーブルからの漏電によるものとする東電の調査結果報告書が取りまとめられ、経済産業省に提出されたとのことです。現象としては「極めてまれ」としながらも、東電として再発防止策に点検方法の見直しやセンサーなどの台数を増やす対策を取るとのことです。
漏電を起こしたケーブルには、電圧27万5千ボルトの電気が流れていますが、その漏電を抑える機構は、電流を流すケーブルに絶縁紙という油を染み込ませた紙を巻き付けるというものだそうです。その絶縁紙が経年劣化し、生じたヒビから油に含まれる銅や硫黄などが染み出して反応、化合物ができたために、そこから電流が外に漏れ出したと考えられるとのこと。建設から35年、極めてまれとはいいつつも、たまたま何かの力がかかっていたとかで紙の劣化が進んでいたとしても不思議ではないのかもしれません。
それにしても、高圧電流の絶縁に、紙と油を用いているというのには改めて驚かされます。大昔、例えば大戦中の軍艦などはそういうものだった、と聞いたことがあるような気がします。今のそれはもちろんただの紙ではないのでしょうし、まいてある量も半端なものではありませんが、いまだそれを超える能力と経済性を発揮できるものがないというのは、ある意味驚異的な気がします。