かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

東芝子会社倒産にアメリカ政府が待ったをかける、かも? でもどうやって?

2017-03-17 21:59:32 | Weblog
 今朝の最低気温は0.9℃、最高気温は12.9℃でした。朝は少し強めの冷え込みでしたが、同じ気温でも1月2月に比べると随分身体の負担は少ないように感じます。流石にもう真冬の寒さにはならないようですね。日が出ると一気に気温が上がってきますし、日の長さもはっきりしてきましたし。こうなると、そろそろ買い置きの灯油を使い切るように考えないと、余らせてはもったいないだけです。これからしばらく、朝と夜は少々贅沢目に火入れする必要があるかも知れません。

 さて、子会社ウェスチングハウスの巨額損失で創業以来の一大危機に陥った東芝、ウェスティングハウスを破産整理することで乗り切りを計る構えのもようですが、ここに来てアメリカ政府が破産に反対する意向を示しているとの情報が入ったそうです。なんでも破産した場合、数千人に及ぶ従業員がレイオフされるほか、海外からアメリカへの投資の失敗例として悪目立ちし、政権が進める外国企業からの投資促進や、雇用拡大にも悪影響が出かねないという懸念が伝えられているもようです。
 しかし、いかに原発という重要物件を扱うとは言え、一民間企業の去就に国がいちいち口出ししていては、健全な経済活動は営まれないように思われます。百歩譲ってアメリカ経済への影響がでかいから介入する、というのなら、具体的には何ができるのか、アメリカ政府は提示する必要があるのではないでしょうか? 端的に言えば公的資金を投入するようなことになるのかもしれませんが、それで一時的に延命できたとしても企業体質や環境が変化しなければ結局は助からないでしょうし、無理な延命で東芝が余力を失ってしまえばどっちみち最後は見えています。
 例えば、かつてクライスラーは破産適用で状況を一新し、フィアットに吸収合併される形で生き残りましたが、ウェスチングハウスも一時の傷みを甘受しても結局はそのほうが良かった、ということになってくれるかも知れません。報道内容は「アメリカ関係者筋」という今一つ信用していいか迷うような内容のものではありましたが、どう決着が着くか、見ものではあります。

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