今朝は明け方頃にやたら冷え込んで、その寒さで一時目が覚めました。今朝の最低気温は奈良市 で1.7℃でしたが、とてもそんなものでは無かったように感じます。アメダスの観測拠点は数が少な過ぎて、いつも最寄りの観測値はどうしようかと迷うのですが、試しに中南部の五條市の今朝の最低気温を見てみましたら、−1.4℃で、体感としっくり来る感じが致しました。私の住む町は奈良市と五條市の間、やや五條寄りになりますので、その間を取って氷点下前後くらいにまでは下がっていたのではないかと思います。ちなみに最高気温は両市とも14.1℃で、よく晴れて暖かくなりました。明日以降もしばらく安定した晴れのようなので、サボテンに植え替え後初の水やりを行いました。そろそろ色々蕾が上がってきてますので、これで春の生長に勢いがついてくれると嬉しい限りです。
さて、つい先ごろまで「水素水」なる奇妙奇天烈なモノが大流行していましたが、世の中には窒素氷なるものも存在していて、こちらは確かな効果があるのだそうです。昭和冷凍プラントという北海道の会社が開発し特許も所持している技術ですが、要は気体が溶解しやすいよう低温にした水に窒素ガスをブローし、水に溶けこんでいる酸素を追い出してほとんど無酸素状態の水を作ってこれを凍らせたもので、酸素が無い分食品などの酸化を抑え、長持ちさせる効果があるのだそうです。巷を騒がせた水素水と違って割りと理解しやすく効果もありそうに感じられる窒素氷ですが、釧路市にある釧路工業技術センターという公設試では、この窒素氷をウイスキーに入れると風味が芳醇になって美味しくなる、という研究結果を公表していたりします。他にも色々な飲み物で試していて、ウイスキーでは、香り成分の「カプリル酸(人により好き好きな香り)」が大きく減少し、フルーティーな香りの「カプリン酸」が、化学構造によって増加した型と減少した型が現れ、 レッドグレープフルーツ果汁ではフローラルの香りの「カラメネン」、リンゴだと甘い香りの「酢酸アミル」、コーヒーはフレッシュさ、ウーロン茶は爽やかさの成分が増えたのだそうです。
それらはGCMS(ガスクロマトグラフィー質量分析装置)で解析されたとのことで、カプリン酸の「化学構造違い」も、GCMSで分子の立体構造の異なる物を見分けたのでしょう。
なお、何故そのような違いが出るのかはまだ不明とのことで、更に研究を続行して解析を試みるそうですが、何にせよブクブクと窒素を吹き込んで水を凍らせただけの氷がそんなにいろいろ違いを魅せるというのは実に興味深いです。かき氷にしてもやっぱり味が違うのだろうか?とか、他にも色々と試して欲しいですね。
さて、つい先ごろまで「水素水」なる奇妙奇天烈なモノが大流行していましたが、世の中には窒素氷なるものも存在していて、こちらは確かな効果があるのだそうです。昭和冷凍プラントという北海道の会社が開発し特許も所持している技術ですが、要は気体が溶解しやすいよう低温にした水に窒素ガスをブローし、水に溶けこんでいる酸素を追い出してほとんど無酸素状態の水を作ってこれを凍らせたもので、酸素が無い分食品などの酸化を抑え、長持ちさせる効果があるのだそうです。巷を騒がせた水素水と違って割りと理解しやすく効果もありそうに感じられる窒素氷ですが、釧路市にある釧路工業技術センターという公設試では、この窒素氷をウイスキーに入れると風味が芳醇になって美味しくなる、という研究結果を公表していたりします。他にも色々な飲み物で試していて、ウイスキーでは、香り成分の「カプリル酸(人により好き好きな香り)」が大きく減少し、フルーティーな香りの「カプリン酸」が、化学構造によって増加した型と減少した型が現れ、 レッドグレープフルーツ果汁ではフローラルの香りの「カラメネン」、リンゴだと甘い香りの「酢酸アミル」、コーヒーはフレッシュさ、ウーロン茶は爽やかさの成分が増えたのだそうです。
それらはGCMS(ガスクロマトグラフィー質量分析装置)で解析されたとのことで、カプリン酸の「化学構造違い」も、GCMSで分子の立体構造の異なる物を見分けたのでしょう。
なお、何故そのような違いが出るのかはまだ不明とのことで、更に研究を続行して解析を試みるそうですが、何にせよブクブクと窒素を吹き込んで水を凍らせただけの氷がそんなにいろいろ違いを魅せるというのは実に興味深いです。かき氷にしてもやっぱり味が違うのだろうか?とか、他にも色々と試して欲しいですね。