私は３年前にＸＰのPCを封印しましたが、なんとまだ根強く使い続けるヒトも結構な数いるようです。

　今朝の最低気温は１４℃、最高気温は１８℃でした。昨日同様温かい朝を迎えましたが、昼過ぎまで続いた雨が止んだ後、気温があまり上がらず、日が落ちるとともにどんどん下がって、今は既に今朝の最低気温を下回っています。この分ですと、明日はかなり寒い朝を迎えることになるでしょう。天候の本格的な回復は水曜日以降となるようです。

　さて、３年前の昨日、２０１４年４月８日、windowsXPの延長サポートが終了して、とりあえずそれなりに安全・安心に使える期間が終了し、私のデスクトップＰＣは、既に殆ど使ってなかったこともあってそのまま封印、緊急時のみ使うことにして放置して随分になります。その後ＸＰは新ＯＳに取って代わられとっくに消えるかと思っておりましたが、久しぶりにちょっと調べてみると、今年１月の統計データで、まだ全世界で９．１７％のＰＣでwindowsXPが現役で稼働しているという数字がありました。しかも、統計の誤差かもしれませんが、先月に比べて０．１ポイントシェアが増大しているという、人気の根強さを裏付ける数字になっています。ちなみに１位はWindows７で４７．２％、２位がWindows１０で２５．３％、３位がＸＰとなっており、４位Windows８．１が６．９％と、ＸＰは一つ前のＯＳを未だ凌いでいます。異例の無料アップデートキャンペーンで普及を目指したWindows１０はようやく１／４を越えたところ、なかなか新しいものへの移行は進まないようです。
　まあこの数字がどういう統計方法でえられたものなのかよく判りませんが、私が仕事で使う各種測定装置の大半はまだＸＰで動いていますし、自分の身の回りに限定すれば、ＸＰのシェアはもっと高くなりそうです。まあそんなネットから切り離されたものまで統計データにカウントしているとは思えませんが、してみると世の中の１割弱のＰＣは、まだＸＰでインターネットに接続しているということになるのでしょう。でも流石にシェアも１割を切るようになっては、かつての全盛期よりかえって安全になっていたりするのかも知れません。
　個人的には今更ＸＰをメインに使うなどというような酔狂なことをするつもりはありませんが、アップデートでＰＣを破壊された遺恨は忘れられないのでWindows１０などなるべく触りたくはないですし、たまには封印しているデスクトップＰＣにも通電して、ＸＰでもまだできることを試してみてもいいかも知れません。