今朝の最低気温は7.1℃、最高気温は20.8℃でした。まだ朝方は冷え込む時は結構冷えますね。特に今年は、もうゴールデンウイークというのにこんな日もあるものですから、例年既に片付けにかかっているストーブを、未だにしまうことが出来ないでいます。まあ灯油もまだ残っていますし、片付けるにはちょうどよいと言えないこともありません。
さて、ヤマト運輸がこの9月に宅配運賃の値上げに踏み切るのだそうです。27年ぶりの定価改定で、最大で180円アップすることになるのだとか。運賃の改定と合わせ、大口の通販業者との調整で、現在年間18億7千万個(2016年度)ある荷物を、17年度は8千万個減らし、顕在化しつつある労働力不足に対応を図る予定とのこと。
個人の顧客としては180円アップというのは10%以上の値上げに相当し、結構大きな負担に感じます。しかし、荷物のうち、まるまる180円余分に取れる個人顧客の荷物は全体の1割程度で、残る9割は割引前提の大口顧客たる通販業者であり、先ごろ発覚した配達員の長時間労働や不払いだった残業代の支払いなどを加味すると、この値上げで社の業績が改善するわけではないのだそう。しかも、ヤマトは今期荷物総量を減らそうとしますが、通販の規模は将来に渡って増えることはあれど減ることはなく、宅配業者がボトルネックになってその成長が阻害されかねないとなると、荷物の値上げなどの対症療法よりも、何か宅配荷物激増に対応しうる、根本的かつ画期的な技術の開発や社会制度の変更が必要となってくるのは間違いない、という識者の話もあります。ドローンを使った無人宅配などは、まだまだ実験の枠をでないものだろうと思いますが、いずれは無人運転車による自動宅配サービスとかも本格的に検討されるようになってくるのかも知れません。個人的には、わざわざなんでもかんでも家まで持ってきてくれなくても、昔書留とかを郵便局窓口まで貰いに行ったみたいに、どこか集積場所が用意されるならそこまで行って荷物を受けだす、というようなシステムでもいいんじゃないか、とも思います。まあ今の近所のヤマト運輸の営業所では、小さすぎて駐車場は足りないわ周辺道路も大渋滞しそうだわで機能麻痺してしまいそうですが、そこはそれ、そういうシステムにするとなればそれに見合った規模の場所やシステムを検討すれば良いことでしょう。それで宅配の方は一種の高級サービスとして、どうしても必要な場合やサービスに差をつけたいと望む業者等に割増料金で受ければよいのではないでしょうか。便利だからとそれに過剰適応してしまっては、奇形的に進化して行き詰まり滅びを迎えた過去の生命たちと同じ轍を踏むのではないかと思います。
さて、ヤマト運輸がこの9月に宅配運賃の値上げに踏み切るのだそうです。27年ぶりの定価改定で、最大で180円アップすることになるのだとか。運賃の改定と合わせ、大口の通販業者との調整で、現在年間18億7千万個(2016年度)ある荷物を、17年度は8千万個減らし、顕在化しつつある労働力不足に対応を図る予定とのこと。
個人の顧客としては180円アップというのは10%以上の値上げに相当し、結構大きな負担に感じます。しかし、荷物のうち、まるまる180円余分に取れる個人顧客の荷物は全体の1割程度で、残る9割は割引前提の大口顧客たる通販業者であり、先ごろ発覚した配達員の長時間労働や不払いだった残業代の支払いなどを加味すると、この値上げで社の業績が改善するわけではないのだそう。しかも、ヤマトは今期荷物総量を減らそうとしますが、通販の規模は将来に渡って増えることはあれど減ることはなく、宅配業者がボトルネックになってその成長が阻害されかねないとなると、荷物の値上げなどの対症療法よりも、何か宅配荷物激増に対応しうる、根本的かつ画期的な技術の開発や社会制度の変更が必要となってくるのは間違いない、という識者の話もあります。ドローンを使った無人宅配などは、まだまだ実験の枠をでないものだろうと思いますが、いずれは無人運転車による自動宅配サービスとかも本格的に検討されるようになってくるのかも知れません。個人的には、わざわざなんでもかんでも家まで持ってきてくれなくても、昔書留とかを郵便局窓口まで貰いに行ったみたいに、どこか集積場所が用意されるならそこまで行って荷物を受けだす、というようなシステムでもいいんじゃないか、とも思います。まあ今の近所のヤマト運輸の営業所では、小さすぎて駐車場は足りないわ周辺道路も大渋滞しそうだわで機能麻痺してしまいそうですが、そこはそれ、そういうシステムにするとなればそれに見合った規模の場所やシステムを検討すれば良いことでしょう。それで宅配の方は一種の高級サービスとして、どうしても必要な場合やサービスに差をつけたいと望む業者等に割増料金で受ければよいのではないでしょうか。便利だからとそれに過剰適応してしまっては、奇形的に進化して行き詰まり滅びを迎えた過去の生命たちと同じ轍を踏むのではないかと思います。