かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

そろそろお年寄りの免許取り上げ以外の、技術的な事故対策を考える時ではないでしょうか

2017-04-22 22:37:56 | Weblog
 今朝の最低気温は10.9℃、最高気温は20.3℃でした。穏やかな日差しに恵まれ、春らしい気候になりましたが、明朝は少しばかり冷え込んでくるようです。明日は日曜日ですし、朝気温が上がってくるまで布団から出るのが面倒になるかもしれません。

 さて、21日に埼玉県入間市のイオンモール駐車場で起きた、車の暴走事故。追突された軽自動車の運転手ら5名が重軽傷、暴走に巻き込まれた歩行者が1人死亡という悲惨な事故になりましたが、事故車を運転していた76歳の女性は、軽自動車に追突した後、ブレーキとアクセルを踏み間違えた、と話しているそうです。
 昨今高齢者の交通事故が目立つような報道が相次いでいますし、免許切り替え時の認知症検査なども強化されるような話も聞きます。そんな免許制度の問題とかもあるでしょうし、車の運転ができなければ買い物ひとつ満足にできないというような社会環境の問題もあるでしょうが、個人的には、車という装置が、身体が元気で反射神経も衰えていない青壮年でないと、操作するのが難しい仕組みになっていることが、課題なのではないかと思えてなりません。とっさのときに操作を間違えない、間違った操作をしても大事に至らせない、そういった安全重視の設計が、運転席回りになされているのか、今一度一から検討すべきではないかと思います。思えば我々は、あまりに安易に深く考えもせず、オートマティック車を導入・普及させてしまったのかもしれません。操作ミスを単に個人の腕前や注意力の不足に帰結させてはいけません。車に携わる官民挙げて、アクセルとブレーキを踏み間違えるようなシステムを改善するように、動いてもらいたいものです。

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