今朝の奈良市アメダスの最低気温は20.9℃、最高気温は30.4℃、五條市アメダスの最低気温は18.4℃、最高気温は31.4℃でした。全体に昨日より気温高めですが、午後は特に蒸し暑さが際立ちました。西から移動性低気圧が進んできて、明日から明後日にかけて頭上を通過する予定ですが、それが原因で暑くなるというには若干早過ぎる気がします。となると明日は更に蒸し暑さが増すのかも? 今は少々暑いからと油断して布団もかぶらず寝てしまうと、明け方冷え込んで体調を崩す、という事になりやすい時期でもあるので、少し気をつけないといけないでしょう。
さて、「大地震の事前予知は不可能」という地震学会など学術界の見解を受け、その予知が可能である、というのを前提に、今からざっと40年前、来るべき東海大地震を想定してまとめられた大規模地震対策特別措置法(略称:大震法)をどうするか、議論が始まっています。予知できないというのなら前提条件が崩れているので廃法にしてしまうのか、内容を予知前提から事後対策に傾注する内容に書き換えるのか、など、様々な話が出ているとのことです。まあ法律の問題はどちらでも良いようにすれば良いと思いますが、大震法以後、各地で起こった数度の大震災を教訓として対策も色々と進んできた側面もありますし、地震対策をとるための法律はある程度整備して置いてもらう必要はあるでしょう。その際、今のところ予知は不可能となっていますが、将来ひょんな事で科学的にどんなブレイクスルーが生まれるとも限りませんし、予知を前提、とか予知は不可能を前提、などと状況を限定的に捉えるのではないような形にまとめられたら理想的ではないかと思います。とかく法律は決めてしまうと何かその枠組みからはみ出るのを許容できない硬直なシステムができてしまいがちのように感じますし、そもそも科学研究に枠組みをはめようという事自体おかしいと私などは思っていますので、地震対策と地震研究とは全く別の枠組みで考えるべきであろうと思います。
それにしても、いつ起こるか判らない大地震、というのはやはり怖いものです。阪神大震災や東日本大震災の生々しい状況を観てきているだけに、あの当事者が我が家だったら、自分だったらと思うと身震いが禁じえません。中々難しい学問領域であろうとは想像されますが、一日も早く地震のメカニズムを解き明かし、予知ばかりでなく、1回の大地震を数回の中地震、小地震に置き換えてその破壊エネルギーを分散させるような技術も生まれて欲しいものです。それこそ壮大過ぎる話ではあるでしょうが、今続けられている基礎研究が、いつの日かそんな途方もないものを導き出す礎になって欲しいと切に願うものです。

さて、「大地震の事前予知は不可能」という地震学会など学術界の見解を受け、その予知が可能である、というのを前提に、今からざっと40年前、来るべき東海大地震を想定してまとめられた大規模地震対策特別措置法(略称:大震法)をどうするか、議論が始まっています。予知できないというのなら前提条件が崩れているので廃法にしてしまうのか、内容を予知前提から事後対策に傾注する内容に書き換えるのか、など、様々な話が出ているとのことです。まあ法律の問題はどちらでも良いようにすれば良いと思いますが、大震法以後、各地で起こった数度の大震災を教訓として対策も色々と進んできた側面もありますし、地震対策をとるための法律はある程度整備して置いてもらう必要はあるでしょう。その際、今のところ予知は不可能となっていますが、将来ひょんな事で科学的にどんなブレイクスルーが生まれるとも限りませんし、予知を前提、とか予知は不可能を前提、などと状況を限定的に捉えるのではないような形にまとめられたら理想的ではないかと思います。とかく法律は決めてしまうと何かその枠組みからはみ出るのを許容できない硬直なシステムができてしまいがちのように感じますし、そもそも科学研究に枠組みをはめようという事自体おかしいと私などは思っていますので、地震対策と地震研究とは全く別の枠組みで考えるべきであろうと思います。
それにしても、いつ起こるか判らない大地震、というのはやはり怖いものです。阪神大震災や東日本大震災の生々しい状況を観てきているだけに、あの当事者が我が家だったら、自分だったらと思うと身震いが禁じえません。中々難しい学問領域であろうとは想像されますが、一日も早く地震のメカニズムを解き明かし、予知ばかりでなく、1回の大地震を数回の中地震、小地震に置き換えてその破壊エネルギーを分散させるような技術も生まれて欲しいものです。それこそ壮大過ぎる話ではあるでしょうが、今続けられている基礎研究が、いつの日かそんな途方もないものを導き出す礎になって欲しいと切に願うものです。
