かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

レム睡眠を司るニューロンは発見されていますが、夢を制御するニューロンとか見つからないものでしょうか?

2017-09-20 22:57:21 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は20.4℃、最高気温は27.4℃、五條市アメダスの今日の最低気温は17.3℃、最高気温は25.1℃でした。今日は、予報では夜に雨が降るかも? とのことで、朝からずっと曇りっぱなしでしたが、夕方になって雨どころか日が差してきました。北の方ではパラパラ降ったみたいですが、私の生活圏では傘入らずの一日でした。明日は一日よく晴れるようです。日曜日の仕事の代休を取る予定なので、布団でも干しつつサボテンの世話でも致しましょう。

 さて、ネットニュースで、筑波大学国際統合睡眠医科学研究機構の林悠准教授の話題が出ていました。林准教授は、睡眠の中でもレム睡眠とノンレム睡眠に着目し、その生理的役割や、脳のどの部位でそれらが制御されているのかと言うようなことを研究しています。2015年には、レム睡眠とノンレム睡眠の切り替えを行うニューロンを世界で初めて同定し、また、レム睡眠が何故必要とされるか、その一端を明らかにすることに成功されました。その成果はサイエンスに発表され(Cells of a common developmental origin regulate REM/non-REM sleep and wakefulness in mice.)、これまで謎に包まれてきたレム睡眠へ脳科学的なアプローチの道を示しています。日本語では「レム睡眠とノンレム睡眠との切り替えを担うニューロンの同定により明らかにされたレム睡眠の役割」という記事で概要が紹介されています。
 このような研究が、いずれは夢の謎にも届くかもしれませんし、夢を観るためのニューロン構造や遺伝子などが特定されれば、自在に夢を観るための方法も、発見できるかも知れません。願わくば私が寿命を迎えるまでにそこまで研究が進化して欲しいですが、その過程を追いかけることが出来るだけでも、十分に楽しめるのではないかと思います。専門分野の違う論文や研究報告を読むのは一苦労ではすみませんが、話が話だけに、挑戦しがいのあるものであることは確かなようです。

コメント (2)
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