今日の奈良市の最低気温は21.7℃、最高気温は23.9℃、五條市の最低気温は20.9℃、最高気温は23.9℃でした。ただし、最低気温は奈良市は11時7分、五條市は13時15分の測定値で、いずれも雨脚が急激に強まり一時地を叩く豪雨となった時の気温でした。それにしてもわずか2、3日で気候がガラッと変わりましたね。秋雨前線で雨が降ったせいなのは間違いないのでしょうが、最高気温が30℃どころか25℃すら下回ってくるなんて、9月頭の気温としては異例の低温なのではないでしょうか? 猛暑をもたらすはずのチベット高気圧+太平洋高気圧のコラボレーションはどこにいってしまったのでしょうか? いきなり急転直下で天気が移り変わっていくので、身体がついて行けてない気がしてなりません。このまま残暑がぶり返すこと無く粛々と秋に移行していくのならそのうちに慣れてくるとは思いますが、しばらくは様子を見つつこまめに服装を調整するなりして意識的に対処していく必要があります。
さて、今日は昼間車で走っている時にたまたま点けていたラジオで、菅総理が辞任する意向を固めた、というニュースがあり、ついで、そのニュースを受けて東証の株価が急上昇したとのアナウンサーの話を聞いて、「首相はそこまで嫌われていたのか」と思わず独り言をつぶやきました。人心一新を期待して、とのことですが、その仕事ぶりの割に評価が低いというかわいそうな総理大臣に追い打ちをかけるかの如き一言に、菅総理の限界が露呈しているようにも感じました。今にして思えば。ごく小規模に抑えきった第1波の時の新型コロナ対策、その後のワクチンの確保と接種の急進、不可能としか思えなかったオリンピックの強行、携帯電話の値下げ、外交面での活動など、リーダーシップを取って課題をこなす実力派内閣だったように思いますが、華の無いその姿は表現力に乏しい話し方なども相まって、残念ながらマイナスイメージが圧倒的に強く、随分損をされているように感じられました。特に最近は多分疲れ果てていたんじゃないかと思いますが、表情や動きに精彩がなく、話しぶりもますます弱々しげでただでさえ地味な印象が余計に影薄い姿に見えてしまいました。大変難しい時期に首相になってしまった不運はあると思いますし、新型コロナ禍対応など百数十日も休み無しで働いていたと聞きますが、どれだけ頑張っても国民の不安、不満を払拭できない事には忸怩たる思いがあったかもしれません。でも国の指揮官たるもの、休むのも仕事のうちと心得て、信頼の置ける配下に仕事を一任して心身を休める時を無理矢理でも作っておくべきだったのでしょう。首相としての功罪は、少し時をおいて評価が定まることでしょうし、とりあえずはゆっくり休まれるのが良いと思います。
さて、今日は昼間車で走っている時にたまたま点けていたラジオで、菅総理が辞任する意向を固めた、というニュースがあり、ついで、そのニュースを受けて東証の株価が急上昇したとのアナウンサーの話を聞いて、「首相はそこまで嫌われていたのか」と思わず独り言をつぶやきました。人心一新を期待して、とのことですが、その仕事ぶりの割に評価が低いというかわいそうな総理大臣に追い打ちをかけるかの如き一言に、菅総理の限界が露呈しているようにも感じました。今にして思えば。ごく小規模に抑えきった第1波の時の新型コロナ対策、その後のワクチンの確保と接種の急進、不可能としか思えなかったオリンピックの強行、携帯電話の値下げ、外交面での活動など、リーダーシップを取って課題をこなす実力派内閣だったように思いますが、華の無いその姿は表現力に乏しい話し方なども相まって、残念ながらマイナスイメージが圧倒的に強く、随分損をされているように感じられました。特に最近は多分疲れ果てていたんじゃないかと思いますが、表情や動きに精彩がなく、話しぶりもますます弱々しげでただでさえ地味な印象が余計に影薄い姿に見えてしまいました。大変難しい時期に首相になってしまった不運はあると思いますし、新型コロナ禍対応など百数十日も休み無しで働いていたと聞きますが、どれだけ頑張っても国民の不安、不満を払拭できない事には忸怩たる思いがあったかもしれません。でも国の指揮官たるもの、休むのも仕事のうちと心得て、信頼の置ける配下に仕事を一任して心身を休める時を無理矢理でも作っておくべきだったのでしょう。首相としての功罪は、少し時をおいて評価が定まることでしょうし、とりあえずはゆっくり休まれるのが良いと思います。
