奈良県選出の高市議員が総理候補に名乗りを上げました。ひょっとしたら奈良県初の総理大臣が誕生するのかも？

　今朝の奈良市の最低気温は２１℃、最高気温は２６．６℃、五條市の最低気温は２０．１℃、最高気温は２６．２℃でした。今日は午前中ちょっとだけ日差しがありましたが、昼前には雷を伴う強い雨が降って、ほぼ１日曇り時々雨とぐずついた天気で終始しました。現在頭上やや南寄りに横たわっている秋雨前線は次第に南下して太平洋上に移動するようで、明日はもう少しマシな天候に恵まれそうです。布団を干せるほどの好天気となるかどうか、様子を見ながら休日の雑事をこなすことになるでしょう。

　さて、菅総理総裁選不出馬を受けて、次の総理の椅子を賭けて立候補が相次いでいますが、その内の一人に我が奈良県選出の高市早苗議員が手を挙げています。これまでに総務大臣等要職を歴任されていますし、候補としては資格十分というところでしょう。御本人は派閥には属されていませんが、安倍前首相と近く推薦人も多分集められるんじゃないでしょうか？　松下政経塾出身、靖国神社に毎年参拝を欠かさない方で、自民党内では右側と目される、保守本流の一人ですが、もし総理大臣になれば奈良県初となります。是非応援したいところです。

　それにしても菅総理の任期満了に対する立憲民主党の態度は酷いですね。その発言を聞いていると、まるで総理が任期途中で政権を投げ出したかのように聞こえますが、事実は定められた任期を勤め上げた上で次の総裁選には出ません、と言っているだけなので、途中で投げ出して無責任、という言い方は、有り体に言うとデマの類に聞こえます。菅総理なら次の衆院選に勝てると踏んでいたからこその本音、すなわち断末魔だったのかも知れませんが、それをあまりに素直に露呈して濡れ衣を着せにかかる態度はさすがに大人げない。どんと構えて、前総理の突然の辞任の後を受けて新型コロナ禍という未曾有の国難に対し任期満了まで投げ出さずにいたことなど、何か認められそうなことを探してそれを褒め、その上でもう少しじっくりしっかり議論をして欲しかった、などと一刺ししながらその最後を惜しむ位の大人の度量を見せてくれれば、少しは見直しできそうなものなのですが、今は見苦しさしかその姿から読み取れるところがありません。本当に政権を撮ろうという気概があるのなら、品位に置いても他から侮られない位の貫禄をつけていただきたいですし、そうなればきっと支持率ももっと上がり、与党に対抗できる勢力へ成長することもできるようになるんじゃないかと思います。代表ら重要人物が発言される前に、ブレーンや党内でその発言の影響を検討したり表現の仕方を工夫したりしないんでしょうか？　どこか幼稚な素人臭さが未だに感じられるところが、立憲民主党最大の弱点ではないかと感じます。