奈良市の今朝の最低気温は3.9℃、昼の最高気温は12.7℃、五條市の今朝の最低気温は2.2℃、昼の最高気温は10.6℃でした。今日は朝から昼過ぎまでは日差しも届いて良い天気でした。午後には雲が広がり日差しも途絶え勝ちになりましたが、日没までは短くとも日が通ることがありました。その割には気温は昨日と変わりませんが、気分的にはさほど寒く感じることもありませんでした。そんな天気もあり、今日はこの冬を乗り切るための灯油を買いに、周辺で最も安いJAのスタンドまで行ってきましたが、昨年より10円以上値上がりしているのが驚きでした。まあガソリンや軽油のことを考えれば灯油も値上がりしてしかるべきではありますが、この値段を見て、今年は予報通りしっかり暖冬になって欲しいと心から望みました。
さて、11月23日の勤労感謝の日に神戸と大阪・御堂筋で行われた阪神タイガース、オリックスバッファローズの優勝パレードで、ボランティアという名目で実質動員同然に駆り出された大阪府職員が、当日参加者に無償提供された記念品をメルカリに出品、落札されて得たお金を、SNSで「タダ働きの代償です。吉村知事、何か文句あります?」と書き込み、話題になったようです。出品したのは。背中に、阪神とオリックスのロゴと《VICTORY PAREDE》と入れられた白のスタッフジャンパーと帽子で、話題の人以外にも多数の出品があり、1−2万円超で落札されたのだとか。神戸の方は、兵庫県庁が代休や超過勤務手当が確約された休日出勤扱いでスタッフを募集したのに対し、大阪府、大阪市は無償のボランティアでスタッフ2500人を集めたとのこと。いくら目標5億円のクラウドファンディングで1億円しか集まらなかったからと言って、大阪府・市の職員にそのしわ寄せをするというのは、いくらなんでもひどかろうと言う気が致します。これに味をしめて、来る大阪万博でも職員のボランティア動員をやるのではないかと言われているようですが、動員するからにはきちんと業務と認めて、然るべき手当をするのが首長の役割というものだと思います。それにしても、私は阪神優勝はまだ野球に興味があった頃の、1985年の分しか実質知りませんですが、あの頃はまだプロ野球=国民の娯楽と言い切れる位の立ち位置にありましたが、今はわざわざ官が前に出てパレードを企画するほど府民や市民が皆こぞって熱狂するほどのものなのでしょうか? パレードには、大阪・神戸で計95万人が詰めかけたそうですが、1985年にパレードをやっていたら、多分倍ではきかない群衆が集まり、街中に人々の熱狂が渦まいたことでしょう。当時は日航ジャンボ機墜落事故があって阪神の社長が亡くなったりしたこともあったのか、パレードするという話自体出なかったそうですが、今にして思えば、もしやっていたらきっと伝説の1日になっただろうなと思わずにはいられません。あの頃なら大阪府主催でも何ら違和感なかった気がするのですが、今はどうなのでしょうね?