今朝の奈良市の最低気温は3.1℃、昼の最高気温は11.2℃、五條市の今朝の最低気温は1.9℃、昼の最高気温は10.2℃でした。今日は昨日ほどではないですが朝からよく晴れて、気温もそこそこ上がってきました。例によって午後には雲が広がって来て、日没後は傘がいらない程度ではありますが小雨がぱらついて、フロントガラスを水滴が覆い尽くして時々ワイパーを動かさねばならないほどには降ってきました。それも程なくして止んだので、本当に短時間、あるいは局地的な狭い範囲での雨だったのでしょう。明日から土曜日にかけての3日間は寒波襲来、明後日金曜日が寒気の谷となってとにかく冷え込むようです。無理せずケチらず、暖かく過ごすように心がけるのが吉です。
さて、年明け1月12日から上映という「ゴジラ−1.0/C(ゴジラマイナスワン・マイナスカラーと呼ぶそうです)」の特報映像のYou Tube動画を観ましたら、これがまた、実に世界観とぴったりの映像で、上質のモノクロ写真を観ているような質感に驚嘆しました。
【モノクロ版特報】『ゴジラ-1.0/C』(1/12上映開始!)
東宝特撮映画は、1956年の「ラドン」、57年の「地球防衛軍」、58年の「美女と液体人間」などがカラー映像(総天然色!)で上映されましたが、最初の怪獣映画である1954年の「ゴジラ」や「透明人間」、翌55年の「ゴジラの逆襲」、1958年の「大怪獣バラン」はモノクロで撮影・上映されていました。これらは生まれる前の制作・上映なのでさすがにリアルタイムで観たことはありませんが、高校時代にしばしば数本ずつオールナイト上映する映画館が大阪ではあり、友人たちと頻繁に観に行っていました。お陰でモノクロの映像も見慣れていましたが、この「ゴジラ-1.0/C 」は、その頃の映像を彷彿とさせる、どこか懐かしい感じを心の中に呼び覚ましました。それに、戦後すぐの情景がこれほどモノクロ映像に馴染むとは、観ていて驚かされるばかりです。この映画自体はもう一度観に行こうと思っておりましたが、もう「総天然色」はいいので、マイナスカラーなモノクロ映像を観に絶対に映画館に行かねば! と決意を新たにしました。ただ、これは大分人を選ぶでしょうね。若い人には帰って新鮮に見えたりするのかもしれませんが、子供たちにはどうでしょうか?