かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

京都市のパークアンドライドギフトの失敗、なんのチェックもせずに有効とするとは、行政がやっていい仕事ではなかろうと思います。

2023-12-29 18:20:38 | Weblog

 今朝の奈良市の最低気温は3.8℃、昼の最高気温は12.6℃、五條市の今朝の最低気温は0.7℃、昼の最高気温は11.8℃でした。今日は曇りがちの晴れの一日でした。昨日並みの晴れを期待していたのでちょっと残念でしたが、明日も日中は晴れてくれそうなので、とりあえず期待しておきます。ただ、夜から明後日にかけては雨になる予報が出ており、何かと年内に用事を片付けるなら明日日中にしておく必要があるようです。まあ年賀状も昨日作成し、今朝から1枚1枚一言メッセージを添えて仕上げ、午前中にポストに投函してきましたし、特にこれと言ってやらねばならないことはないのですが、気が向いたら洗車くらいはしてもいいかな? とは思っています。

 さて、京都市で、11月の紅葉シーズンに市内の交通混雑緩和のためパークアンドライドを実施、指定の7箇所の駐車場を利用した人を対象に、買い物に利用可能な500円の電子ギフト券を抽選で配布しました。方法は、スマホで駐車場のレシートを撮影して専用サイトから応募するという方法でしたが、紅葉の遅れか宣伝が足りなかったのか、当初ほとんど利用がなかったのが23日に急に千件を超える応募が殺到。その結果を調査したところ、総応募数1298件中、まともに駐車場レシートの撮影データが添付されていたのはわずか15件で、それ以外はアニメキャラなどの全く関係のない画像が送られてきていました。京都市では、ギフト券を観光客がすぐに使えるようにするため、送られてきた画像データの称号はせずに抽選と発行を実施。そのため、当選とした1005件中992件は不正にギフト券を入手したと観られています。京都市では、「不正の想定までできていなかった」として、今後警察や弁護士に対応を相談しつつ不正入手した人に返還を求めていく考えなのだそうです。
 まあ見事にネットリテラシーのかけらもない設計と対応ですね。自らの制度設計ミスを棚に上げて、わずか約50万円、それも一人当り500円を取り返すために、一体どれだけの人員と時間をかけるつもりなんでしょうか。職員の仕事ならそれは職員に払われている人件費という税金がかかっている話になりますし。それにいくらそれが不正行為であったとしても、設計に大穴開けて放置していた責任のほうが遥かに大きい気がします。第一応募者が国内に居住しているならともかく、海外からの観光客だったりしたら回収などハナから無理な話でしょう。そもそも事業目的であるはずのパークアンドライドは実現できていたんでしょうか? それらを検証し直し、今回の件は痛い勉強代だったと思って、市長が議会、ひいては市民にお詫びする以外無いように思えますが、今後どうなるのか、経過を報道してもらいたいものです。

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