今朝の奈良市の最低気温は3.9℃、昼の最高気温は7.3℃、五條市の今朝の最低気温は2.7℃、昼の最高気温は5.6℃でした。昨日同様、今日もまた異様な気温推移を示しました。奈良市の1日の最高気温を記録したのが0:03の9.7℃、ちなみに昨日の最低気温は、24時ちょうどの9.7℃でした。最低気温は現時点の暫定で19:40の2.8℃、五條市が0:04に8.7℃、19:40 1.8℃、昨日の最低は生らしと同じく24時、8.6度でした。昨日同様、今日の最低気温も日が変わるまでにまだ下がり続けるでしょう。グラフで見てみると、昨日の10時頃をピークにまるで将棋の「藤井曲線」のごとく、現在まで一貫して気温が下がり続ける線が描かれています。この分だと明日朝の氷点下以下は避けられそうにないですが、果たしてどうなるでしょうか。
さて、今日はそんな寒い一日でしたが、天気は悪くなく、晴れ時々曇り、風がやや強くて寒さが余計感じられるという中でしたが、娘と「ゴジラー1.0」を観に行きました。もう少し早く行きたかったのですがなかなか時間が取れず、気がついたら公開からもう1ヶ月以上経過していて、このままでは見逃すと焦り、観に行きたがっていた娘と急遽近所のイオンモールにある東宝シネマズに足を運びました。映画の内容は、以前ゴジラ映画やるぞ、と聞いたときに危惧していたような心配は全く無く、怪獣娯楽映画として十分な魅力があり、人間側のドラマもわかりやすく、没入して観ることができました。まだ公開中なのでネタバレは避けますが、やっぱり伊福部サウンドは燃えますね! この音楽が流れるだけでゴジラの格が上がったような錯覚を覚えました。やっぱりゴジラはこうでなければ。博士役の海軍技師を中心とする対ゴジラ作戦も昔の東宝特撮映画の定番っぽく感じられて親和性が高かったですし、オキシジェンデストロイヤーこそありませんでしたが、随分考えられたんだろうな、という気がする攻撃方法が魅力的でした。難点があるとしたら、娘も言ってましたが試運転もしてない震電がいきなり飛んだ上、いくら天才航空兵でも初めての機体にいきなり適応して自在に乗りこなすのはどうなの? という点くらいではないでしょうか? あれはあれで戦闘自体は実に楽しかったのですが、ほんの少しその疑問が頭の隅に残り、あれは天才だから、と言い訳を唱えて納得する儀式が必要でした。あと娘的にはラストシーンもなんで? だったそうですが、私自身は−1から0(ふりだし)になった、次はプラスを目指すためのメッセージだからそれくらい許容してやれよ、と寛容な気分で観ていました。
しかし日本の特撮映画も本当に映像がきれいになりましたね。どこまでがCGでどこからがセットなのか私にはわかりませんでしたが、どの場面も臨場感に溢れ、観ていて飽きませんでした。可能ならなんとかもう一度映画館で観てみたいです。ただし、子供がいないときに。今日は日曜日の11時からの上映で、席の埋まり具合は2ー3割ちょっとと空いていたのですが、子供が数人おり、人間ドラマパートは飽きるのかうろちょろしたり喋ったりお菓子の袋をガサガサしたりとうるさくてたまりませんでした。親も注意はしているようですがその様子もまた雑音です。致し方ないとはいえ不快に思うのもまた致し方ないので、次行くときは一人で周りを気にせずに観られる日・時間にしたいと思います。