かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

いいつもの理容店が臨時休業なので飛び込みで適当な店に行ったら皆年寄りばかり。理容師の高齢化が異様に進んでいることに今更ながら気づきました。

2024-03-02 20:05:29 | Weblog

 今朝の奈良市の最低気温は0.6℃、昼の最高気温は8.7℃、五條市の朝の最低気温はー0.8℃、昼の最高気温は7.1℃でした。昨日の雨は夜中のうちに早々に止んだようで、今朝は雲が多いものの、8時過ぎには日差しが戻ってきました。ただ、さほど強くはありませんでしたが午前中は冷たい北風が吹き、午後も空気が冷え冷えとして時折雪がちらつく、寒い一日になりました。明日朝も一段と厳しい冷え込みになりそうですが、日中は今日より天候が回復して少しぬくもりが戻ってくるようです。今日は断念した休日仕事を片付けるにはまずまずの天候になりそうです。

 さて、今日は久しぶりに散髪に行きました。自分としてはもう少し早く行きたかったのですが母の入院等で時間がなかなか取れず、今になってしまいました。ところが、ざっと30年近く行きつけになっている床屋まで行くと、入り口にシャッターが下りており、「臨時休業」の張り紙がしてありました。数年前も店主が脳出血で倒れて2ヶ月弱店を閉めていましたが、最近は腰がやや曲がり、足もおぼつかなくなってきていて、いつまで仕事を続けられるのかと心配しておりました。この臨時休業が単なる一時的な所要等によるものであることを祈りたいですが、少し前から内心恐れていた廃業だったりしたら、長年ここにしか来てないだけに面倒なことになりそうだと思いつつ、とりあえず店を離れました。とはいえ頭をこのままにするわけにも行かないので、ちょくちょく前を通りかかってなんとなく気になっていた別の店に行ってみました。いつも行く店は髪切り専門の親父さん(多分私より10歳位上)と顔そり・洗髪に特化した娘さん? との2人で経営されていましたが、今度のところは私と同年輩かやや上の親父3人が、全員全ての工程をそれぞれで完結するスタイルの店でした。結果はまあ満足できる状態に頭を整えてくれたので結果としては良かったのですが、ひょっとして今、町の理容店の技術者って年寄りばかりになっていたりしないか? とふと思いました。でググってみると、全国理容連合会という組織が2021年度に調査したデータによると、理容組合員は60代以上が7割を占め、最大ボリュームゾーンが70代の38.8%、平均年齢が66.8歳、最年長は98歳、30代1.2%、40代8.8%と、農家並みに高齢化が進行しているようです。最長齢者の年齢からみても、定年というのは無くて結構高齢でもやっていける商売ではあるのでしょうが、平均でさえ私よりも上となると、20年もしないうちに田舎町の理容店はほぼ全滅するんじゃないでしょうか? 私などは多分その頃まだ生きていたとしたらもう手入れなど必要なくなる状態になっているでしょうが、私よりも若い世代は、理容店で散髪できなくなる日がやってくるかもしれません。まあ若者は、理容店ではなく美容院に行くのでしょうからあまり影響はないかもしれませんが。

コメント
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