今朝の奈良市の最低気温は10.4℃、昼の最高気温は13.7℃、五條市の今朝の最低気温は10.1℃、昼の最高気温は14.6℃でした。昨夜は暖かい夜で毛布を一枚抜いて寝たのですがそれでも過剰装備だったようで、夜中暑さで目が覚め、更に1枚剥いで寝ましたら、辺りがうすぼんやりと明るくなってきた頃、ふと、また目が覚めました。なんだろう、また不眠か? と思いましたらぱっと外が一瞬明るくなり、しばらくして、ゴロゴロゴロ、と結構大きな音が鳴り響きました。春の雷です。どうやらこの轟音と閃光で目が覚めたようです。その後沛然と大雨が降り出し、とても寝ていられなかったので起きましたが、今日は一日この調子で、時々雷が鳴ってはゴウっと雨が降りだすのを繰り返すという、なんとも荒れた一日になりました。夕方日没頃に鳴ってようやく雲が切れて青空が覗いてきましたが、昼の12時をピークに気温が急降下して16時前には朝の最低気温をあっさり抜き、今も絶賛降下中で、明日朝の冷え込みが思いやられる感じです。もっとも上天気も明日だけで明後日明明後日と雨になり、それからようやく春爛漫な陽光がやってくるみたいですね。いきなり季節が春に切り替わるようなので、体調がまたびっくりしないか気をつけて置かねばなりません。
さて、紅麹サプリ、ついに死者がでてしまったそうですね。その気の毒な方は、3年前からサプリメントを定期購入して死亡された今年2月まで飲み続けられたのだとか。まさか本人も腎臓を破壊する毒を飲んでいるなどとはつゆ知らぬまま飲み続けたのでしょうが、体調が悪化してきたら医者にかかったりはしなかったのでしょうか? それとも体調急変した? もしそうなら紅麹菌が最近突然変異して毒素を産生するようになった可能性も出て来るんじゃないかという気もしますが、極微量で慢性的に少しずつ腎臓を蝕んでいったのか、突如急性毒性に目覚めたのか、もう少し詳しい情報を小林製薬から出てきて欲しいです。ただこれを受けて、消費者庁が届け出のある全健康食品、その数6千超の点検を、緊急に行う方針を明らかにされました。元々国がその安全性と健康機能性を保証する、薬並みに厳格な審査基準がある「特定保健用食品(トクホ)」と違い、紅麹菌などの機能性表示食品はその機能なりを国が保証するわけではなく、メーカーが証明し、その証明結果を国に届けるだけ、国は別に認可するわけでもないですし、正直なんのために届け出しないといけないのか不思議な制度でしたが、2015年度からの機能性表示食品制度始まって以来の初の健康被害発生ですから、国としてもなにか動かないとしめしがつかないのでしょうね。食品の機能性活用、これでまた難しくなるのかもしれませんね。