かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

読書感想文コンクールにAIの不適切使用な作文が応募され始めているそうですが、発覚しているのは本当に氷山の一角ではないでしょうか?

2024-03-31 20:49:00 | Weblog

 今朝の奈良市の最低気温は12.9℃、昼の最高気温は24.1℃、五條市の今朝の最低気温は9.1℃、昼の最高気温は25℃でした。予報通りというか予報以上というか、まさか末とはいえまだ3月の奈良で、25℃の最高気温に達するのを目にするとは思いませんでした。朝のうち曇り、その後ようやく晴れて来ましたが昼には薄雲が張り出し、午後は曇りという、昨日の晴れ具合からしたら今一つの空模様だったのですが、こんなに上がってくるとは驚きです。明日は天候回復の模様で次の雨は水曜日とのこと。これからは周期的に天気が替わる、春らしい気候となると期待したいです。そんな天候に合わせ、今年もサボテンの植え替えをやりました。今日午前中で約1/3の鉢を植え替えし、あまり根を詰めてやると腰が持たないですしちょうど培養土と鉢の在庫が切れたので、来週以後、ホームセンターで材料を調達の上、改めて取り掛かる予定です。

 さて、小学生、中学生、高校生が応募する読書感想文全国コンクールにおいて、AIに書かせた内容をそのままコピペしたような文章が少なくとも10以上見つかり、応募事項違反で審査対象から外されたというニュースを読みました。半世紀以上の歴史を誇る読書感想文コンクールですが、今年度は260万以上の作品が集まったのだとか。その中から、学校側が地区選考会に出す前にチェックした段階で、本人の文章とは思えないものが見つかり、問いただしたところAIを使ったと認めたそうですが、多数ある作品を読み込んでぱっと気付けるくらい違和感のある使い方をしていたんでしょうかね? 実際にはもっと多数の作文にAIが「応用」されている気がします。まあ小学生くらいなら、たどたどしい文章の調子が途中いきなり流暢に切り替わるなどといった違和感が見て取れたり出来そうですが、高校生くらいになるとちょっと作文が得意なやつが手掛けたら、うまく内容を切り貼りして全く見分けがつかないように出来るんじゃないでしょうか? 「盗作や不適切な引用等」でなければ問題無しとするようで、「AIの使用が全面的に駄目だというわけではなく、自分のことばで書くという読書感想文の本質を担保したままどのような活用が可能なのか今後は検討していきたい」とコメントしているように、協議会としては、AI活用自体を否定しているわけではなく、アイデア出しの段階や文章の校正など、教育現場でAIを学び使えるようにすることへの期待も持っておられるようです。しかしますます巧妙に見分けがつかなくなってきたらどうなることか。個人的には、これからの時代、しっかり使いこなしているのなら、実社会でも少しずつ使われ始めていることですし、めくじら立てることもないのかなとは思いますが、そのうちAIでAI関与を判定させたりするようになったりするAI警察が教育現場に導入されたりするのかもしれませんね。

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