かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

知床半島の観光船事故から今日でちょうど半年、沈没原因等はまだ不明ですが、事故の様相はそれなりに判ってきたこともあるようです。

2022-10-23 20:30:49 | Weblog
 奈良市の今朝の最低気温は16.5℃、昼の最高気温は24.4℃、五條市の今朝の最低気温は14.3℃、昼の最高気温は24.3℃でした。今日は昨日より日差しが多いよく晴れた良い天気でした。その割に気温は昨日よりもやや低く、昨日感じたような蒸し暑さもなく、過ごしやすい秋の晴天でしたが、日が落ちてからの気温の低下がまさに急落と呼ぶにふさわしい勢いで、20時30分現在、すでに今朝の最低気温を下回っています。明日も晴れのようですが、明け方は少し強めに冷え込んでくるのかもしれません。

 さて、知床半島での観光船沈没事故について、今日でちょうど半年に当たるのだそうです。引き上げられた船体の調査は続けられているそうでまだ新しい情報は公開されていないようですが、小樽の第1管区海上保安本部が、乗客の携帯電話の通信記録などを解析し、船の沈没はわずか20分程で急速に進んだとみられるとマスコミに情報提供されたようです。観光船が高波を受けて船内に浸水、その後またたく間に船が沈んでしまったという沈没に至る様子が読み取れる模様です。普通船ってそう簡単に沈むようには出来ていないはずだと思うのですが、もともと瀬戸内海の波の静かなところで運用することを目的に設計・製造された船でしたし、老朽化も進んでいたとのことでしたから、荒れた外海で浴びる能力を遥かに超えた高波にはひとたまりもなく、海底に引き込もうとする力に抗うすべもなく呑まれてしまったのでしょう。犠牲者26人中20人が発見され、あと6人はいまだ行方不明のままですが、荒れた外海に投げ出された人をよくぞ20人も見つけて連れて帰ったものだと、現地で捜索に当たる人たちの努力には全く頭が下がります。事故原因の捜査についても粛々と進められ、単なる責任追及にとどまらず、今後の安全確保につながる教訓を導き出して欲しいものです。

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