昨日はへべれけになり帰宅しましたが、お酒を飲んでいいことがあるとしたら、血圧が劇的に下がることもそのひとつに上げていいんじゃないかと思います。今のところ、私の日常的な血圧は、寝る前で上120,下80弱とまずまずの数値になっていますが、昨日、寝る前に測った数字では、上106、下66にまで下がりました。これは今までにも何度も観られた現象で、アルコールの作用で血管が広がり、血液が通りやすくなったために起こると聞いております。従って、血圧、ひいては心筋梗塞や脳梗塞などの血管系の病気に対しては適度なアルコールはまさに百薬の長たる姿を見せてくれますが、他方、脳細胞を傷つけたり肝臓に負担をかけるので、過剰な摂取は禁物です。お酒を常飲して心臓を丈夫に保ちつつ、最後は痴呆で逝くか、お酒は飲まないようにして、頭脳は明晰なまま心臓や脳が締めあげられて逝くか、中々どちらも選びにくい二択になりそうです。出来ればその間をうまく突いて、頭も心臓も肝臓もなるべく丈夫に保ったまま、静かに老い衰えてぽっくり逝ければ良いのですが。
そんなお酒で、今、面白いことをつくばでやっているそうです。つくば市の真ん中に独立行政法人 物質・材料研究機構という組織があるのですが、そこで、2年前に鉄系超伝導関連物質である鉄テルル化合物を酒で煮ると超伝導体に変わることを発見しておりました。それがこのほど、なぜ超電導体に変わるのか、その理屈が判った、という発表がありました。詳しくは公式サイトのプレスリリースを読めばいいとして、要は化合物中の過剰な鉄が邪魔して超電導体になりにくかったのを、お酒の中のクエン酸やリンゴ酸などがキレート作用で余分な鉄を引きぬき、超電導体になるのを誘発していたから、なのだそうな。なるほど、そういうことかぁ、ととりあえず納得したのですが、ちょっと改めて考えてみると、クエン酸やリンゴ酸なら、ワインより梅酒の方が余程多いでしょうし、そもそもオレンジジュースやリンゴジュースでも良いのではなかろうか? そもそも赤ワインなら一番多いのは酒石酸のはずですが、その影響は考えられないのでしょうか。あと、キレート作用ならそれら有機酸以外にタンニンにもありますが、その影響はないのか、もしそれも影響するなら、お茶でもできそうじゃないか、いやいやいや、キレートなら手っ取り早く洗濯洗剤にだって入っているEDTA(エチレンジアミン四酢酸)を使えば簡単じゃないの? などなどなど、色々と疑問も湧いてきたのでした。
まあそのへんはこれから研究を進めていくうちに触れられることもあるのかもしれませんが、なんにしてもこの種の研究は夢があって、またやっている人達が楽しそうで実に良いです。この手の話題に実用につながるようなものは中々出ないものですが、いつかは花開かせて欲しいな、と思ったのでした。
そんなお酒で、今、面白いことをつくばでやっているそうです。つくば市の真ん中に独立行政法人 物質・材料研究機構という組織があるのですが、そこで、2年前に鉄系超伝導関連物質である鉄テルル化合物を酒で煮ると超伝導体に変わることを発見しておりました。それがこのほど、なぜ超電導体に変わるのか、その理屈が判った、という発表がありました。詳しくは公式サイトのプレスリリースを読めばいいとして、要は化合物中の過剰な鉄が邪魔して超電導体になりにくかったのを、お酒の中のクエン酸やリンゴ酸などがキレート作用で余分な鉄を引きぬき、超電導体になるのを誘発していたから、なのだそうな。なるほど、そういうことかぁ、ととりあえず納得したのですが、ちょっと改めて考えてみると、クエン酸やリンゴ酸なら、ワインより梅酒の方が余程多いでしょうし、そもそもオレンジジュースやリンゴジュースでも良いのではなかろうか? そもそも赤ワインなら一番多いのは酒石酸のはずですが、その影響は考えられないのでしょうか。あと、キレート作用ならそれら有機酸以外にタンニンにもありますが、その影響はないのか、もしそれも影響するなら、お茶でもできそうじゃないか、いやいやいや、キレートなら手っ取り早く洗濯洗剤にだって入っているEDTA(エチレンジアミン四酢酸)を使えば簡単じゃないの? などなどなど、色々と疑問も湧いてきたのでした。
まあそのへんはこれから研究を進めていくうちに触れられることもあるのかもしれませんが、なんにしてもこの種の研究は夢があって、またやっている人達が楽しそうで実に良いです。この手の話題に実用につながるようなものは中々出ないものですが、いつかは花開かせて欲しいな、と思ったのでした。
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