今日の奈良新聞によると、県知事が口蹄疫が疑われる発生を見た場合の対応について取り決め、関係部署に態勢づくりを支持したのだそうです。また、発生時に備えて消毒薬を十分量準備し、必要時には、生産者に一定量無償提供することや、県の獣医を1週間交代を原則に数名宮崎に派遣するなどの措置がとられるのとのことです。奈良県は、鶏や卵は結構な規模でありますが、あまり畜産は盛んではなく、牛、豚ともそれほど多い県ではありませんが、榛原牛というのは地元の名牛としてつとに知られていますし、なんといっても奈良公園には1000頭を越す鹿が野生状態で生息しています。この鹿は、普段は奈良公園一帯にしか居ないように思われがちですが、山々を縫って想像を遥かに超えて広域に移動することが知られており、もしこの鹿が口蹄疫に感染したら、全頭追跡して確認するのは非常に困難ですし、山伝いに他地域や他府県に移動して行くのを止める術もありません。しかもこの鹿、国の天然記念物として保護を受けており、もし口蹄疫が確認されたとしても、現状の法律では文化庁の指示を仰がないと勝手に処分することすら出来ないと言う、非常に面倒な状態になっています。多分広島県の宮島の鹿も同じような扱いなんじゃないでしょうか? 他にも奈良県の山の中にはイノシシも豊富に生息していますし、万一県内のどこかで感染が発覚したら、幾ら知事が率先して事前に態勢を整えたとしても、その対応は困難を極めることが予想されます。
不気味なのは宮崎県と隣接する鹿児島県や熊本県といったところの情報が全く入ってこないことですが、今日、近々九州のある県で開かれる予定だった会議が、宮崎の口蹄疫を理由に突然中止されることになったらしい、という話を仕事の関係から耳にしました。こちらまで情報が流れてこないだけで、今や九州全域が厳戒態勢に入っているのかもしれず、情報が流れてこないのは、そのせいだったりするのかもしれません。
さて、昨日は肉だけ頭にありましたけど、よくよく考えてみたら牛乳だって牛が作ってくれているものですし、牛乳、ヨーグルト、チーズ、バターなんてのも軒並み無くなり、懐かしの脱脂粉乳をアメリカから輸入して飲む、なんていうような話も出てくるかも、などと考えると、果たしてどこまで影響が広がっていくのか、想像がつかなくなってきました。一刻も早く終息して欲しい惨事ですが、専門家のコメントもなんだか非常に厳しい様子ですし、予断を許さない状況が今しばらく続きそうです。
不気味なのは宮崎県と隣接する鹿児島県や熊本県といったところの情報が全く入ってこないことですが、今日、近々九州のある県で開かれる予定だった会議が、宮崎の口蹄疫を理由に突然中止されることになったらしい、という話を仕事の関係から耳にしました。こちらまで情報が流れてこないだけで、今や九州全域が厳戒態勢に入っているのかもしれず、情報が流れてこないのは、そのせいだったりするのかもしれません。
さて、昨日は肉だけ頭にありましたけど、よくよく考えてみたら牛乳だって牛が作ってくれているものですし、牛乳、ヨーグルト、チーズ、バターなんてのも軒並み無くなり、懐かしの脱脂粉乳をアメリカから輸入して飲む、なんていうような話も出てくるかも、などと考えると、果たしてどこまで影響が広がっていくのか、想像がつかなくなってきました。一刻も早く終息して欲しい惨事ですが、専門家のコメントもなんだか非常に厳しい様子ですし、予断を許さない状況が今しばらく続きそうです。
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