小惑星イトカワからの帰還の途を懸命に辿る「はやぶさ」の残りの旅程が、どうやら1000万キロを切ったようです。宇宙科学研究所のサイトで昨日発表された残距離が10,403,650km、一週間でおよそ300万キロ飛んできますから、その割合で計算すれば、今日の時点で1000万キロは切っているはず、というわけです。先週12日には、「はやぶさ」搭載のカメラで地球と月を撮影し、宇宙空間でひときわ明るく輝く二つの寄りそう星を捉えており、とうとう帰ってきたか、と一段と強く感じられる写真がアップされておりました。http://www.isas.jaxa.jp/j/topics/topics/2010/0517.shtml
いずれ沖田十三の名セリフがぴったり嵌るような、もっと鮮明な映像が出てくるかもしれません。期待して待ちたいと思いますが、確実に地球に戻るためにはこれから更に軌道修正をしていかねばならないそうで、唯一残ったリアクションホイール1基に、組み合わせでなんとか動かしている状態のイオンエンジンが2基、残りのプロペラントに太陽の光の圧力、それらを駆使して精密な軌道修正を実施しなければならないのですから、帰還のその日までにどれか一つでもアウトになれば困難の度合いは深刻なまでに高まるはずで、本当に帰還のその日まで、気が抜けない日々が続くことになります。心から無事の帰還を祈らずにはいられません。
さて、そんな帰還をまって空を仰いでいた、というわけではないのですが、この間の日曜日、西の空に上弦の月とひときわ明るく輝く金星が見事に合を見せていたので、携帯カメラで撮影してみました。
35mmフィルムカメラで焦点距離28mm相当なのでちょっとわかりにくいですが、中央の白い点が二つ、写っており、月の方はなんとなくそれらしく見えています。下の方の光は、近所の民家です。
その中央部分を拡大したのがこちら。何枚か撮影したのですが、その中で手ぶれが比較的少なく、月と金星も1個づつちゃんと写っているものをアップしてみました。
占星術では、月と金星の合は商売繁盛とか幸運の意味もあるのだそうで、いいことがあればよいな、と単純に願ってしまいたくなるほど、綺麗な月と金星のランデブーでした。
いずれ沖田十三の名セリフがぴったり嵌るような、もっと鮮明な映像が出てくるかもしれません。期待して待ちたいと思いますが、確実に地球に戻るためにはこれから更に軌道修正をしていかねばならないそうで、唯一残ったリアクションホイール1基に、組み合わせでなんとか動かしている状態のイオンエンジンが2基、残りのプロペラントに太陽の光の圧力、それらを駆使して精密な軌道修正を実施しなければならないのですから、帰還のその日までにどれか一つでもアウトになれば困難の度合いは深刻なまでに高まるはずで、本当に帰還のその日まで、気が抜けない日々が続くことになります。心から無事の帰還を祈らずにはいられません。
さて、そんな帰還をまって空を仰いでいた、というわけではないのですが、この間の日曜日、西の空に上弦の月とひときわ明るく輝く金星が見事に合を見せていたので、携帯カメラで撮影してみました。
35mmフィルムカメラで焦点距離28mm相当なのでちょっとわかりにくいですが、中央の白い点が二つ、写っており、月の方はなんとなくそれらしく見えています。下の方の光は、近所の民家です。
その中央部分を拡大したのがこちら。何枚か撮影したのですが、その中で手ぶれが比較的少なく、月と金星も1個づつちゃんと写っているものをアップしてみました。
占星術では、月と金星の合は商売繁盛とか幸運の意味もあるのだそうで、いいことがあればよいな、と単純に願ってしまいたくなるほど、綺麗な月と金星のランデブーでした。
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