かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

これも市の行政区域なのですが、そう遠くない将来に自然に帰るかもしれません。

2008-06-19 22:17:39 | Weblog
 昨日から妙に眠気が強くて、今日は朝起きるのが大変でした。それでも何とか一日仕事して帰ってきたのですが、昨日に続いて今日もお風呂で半身浴中に寝てしまい、特に今日は、危うく読んでいた本を湯船に落とすところでした。これもアレルギーの一症状なのでしょうかねぇ。あるいは薬の副作用か・・・。できれば週末はゆっくり寝たいところですが、この土曜日は色々あって仕事をしなければならず、日曜日もどれだけゆっくりしていられることか、危うい状況です。全く、倒れないようにだけはしませんとね。

 さて、私が仕事する拠点から少し南に山の中に入りますと、大体こんな風な風景になります。


撮影している場所で標高500mくらいでしょうか。周辺の高い山で7,800mくらい。もう少し更に山に入りますと千メートル級の山並みが連なる大峯山脈になりますが、このあたりはその裾野くらいになります。もちろん、といっていいのかどうか判りませんが、ここの住所は、市町村のうちの市になります。もっとも、平成の自治体合併で村から市になったということなのですが。谷沿いの小さな平地に沿ってヒトの活動領域が連なっておりますが、ほとんどお年寄りばかりで、いわゆる限界集落、と呼ばれる地域でもあります。
 市町村合併、まあ色々と物議をかもしはしましたが、結局は役所の公的サービスをなるべくヒトの多いところに集約し、こういう山を切り捨てにかかった、というのが本質だったような気がします。何となれば、この辺の人々で、たとえば土木業を営んでいたヒトは、村から得る道普請などの仕事で生活が成り立っておりました。ところが市に合併になった途端、仕事が回ってこなくなったそうです。まずお金自体が都心部のヒトの多いところに優先的に落ちるようになってきているのでしょうし、仕事があっても、中央に近い業者が仕事を得て、かつての地元業者には回ってこなくなってしまったらしいのです。
 私は人々を中央に集約するその方向性自体は正しいと考えますが、もう少しやさしく山中の集落を看取りながらとか、住民を都会への「疎開」を政策的に促しながらできないものか、とふと思いました。姥捨て山よろしくただ切り捨ててしまっては、何か大事なものまで知らず知らずのうちに捨ててしまいそうな気がします。


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 蛇アレルギーじゃなくて花粉... | トップ | 火星の氷ついに発見? »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事