今日は朝出がけに空を見るとかなり危なっかしそうなグレーの暗い雲が空を覆っておりましたが、雨は降らず、かつ、遠望される仕事場の方角の空は白く明るい様子だったため、念のための簡易雨具だけ引っ掛けて、出発しました。途中から大粒の雨がぽつぽつ身体に当たりだしましたが、もう15分も走って峠一つ越えればあの明るい空の下に到達できる、とそれだけを頼りに我慢しておりましたが、なんと、黒雲よりも明るい雲の下の方が雨脚が強く、雷もピカピカして不気味でしたし、大粒の雨滴は、薄手の簡易雨具越しに身体に当たると結構痛いとろくでもない状況でしたが、今更雨宿りして本格的な雨中走行仕様に着替えるのも億劫でしたし、まあ季節が季節だから、ここは濡れていくのも一興、と半ばあきらめつつ開き直りました。おかげで出勤した頃にはすっかりぬれねずみになっておりましたが、そう気分も悪いものではありませんでした。まあこれで雷が本格的に鳴りわめいていたらそれこそそんな余裕はなかったでしょうが、雨だけならたまにならこういうのも悪くはありません。
朝からそんな前向きの気分だったせいか、今日は思いのほか仕事が進み、色々これまで抱え込んでいた懸案が片付いたりめどがついたりしました。多分今日は残り半年の仕事の行く末を決めるターニングポイントになった日として、年末に思い起こすこともあるかもしれません。そんな未来のために、それが今日だった、ということが思い出せるよう一応記録しておきます。
さて、中国が月探査のために打ち上げた嫦娥1号が、月面の撮影に成功し、その画像がまもなく完成する、という話が出ていました。
それにしても、「まもなく完成する」??? どうして完成してから堂々発表しないのでしょうか。中国として初めての月面映像ということで、フライングしたくなるほどうれしかった、という気持ちはなんとなくわからないでもないのですが、ひょっとして、万万が一、「なにか」あったりしたときに、どう取り繕うのか、旗から観ていても不安になります。この間のトラの写真騒ぎが尾を引いているせいか、あるいはもともとヨウヨウクニクなお国柄が喧伝されているせいか、かの国からの報道にはどうも眉につばつける癖がついてしまっているのですが、一科学技術の成果としては、是非どんなものか見てみたいですし、我が国の「かぐや」と補完しあえるようなデータだったら言うことはありません。
ところで嫦娥といわれても中国神話を多少かじっていないと何のことかわからない人が多いんじゃないかと思います。ニュースでも月に住むという仙女、としか紹介されていないみたいですし。神話によると、嫦娥(こうが、もしくはじょうがと読みます。もちろん中国語の発音は別)は古代の弓の名人ゲイ(羽という漢字の下に廾と書きます)の奥さんです。美女だったそうですが、ある日、ゲイが入手した不老長寿の薬を一人で飲んで月に行ってしまった、とか、西王母という仙人から薬を盗んだとか、いう話があり、月ではガマガエルの姿になっているのだそうです。日本人は月にウサギを見ますが、中国ではカエルを見るらしいですね。多分色々な説話が交じり合っているのでしょうけれど、日本の感覚からすると月探査船の名前にするにはちとためらいを覚えそうな気もいたします。ちなみにゲイは突然天に10個の日が昇ったときに、得意の弓で9個まで射落とした、という伝説もあります。そんな風にとんでもなく強かったものの、弟子に桃の木でできた棍棒で殴られ、亡くなったのだとか。中国は体系だった神話があまりない国ではありますが、拾い上げてみると色々面白いものもあったりします。
朝からそんな前向きの気分だったせいか、今日は思いのほか仕事が進み、色々これまで抱え込んでいた懸案が片付いたりめどがついたりしました。多分今日は残り半年の仕事の行く末を決めるターニングポイントになった日として、年末に思い起こすこともあるかもしれません。そんな未来のために、それが今日だった、ということが思い出せるよう一応記録しておきます。
さて、中国が月探査のために打ち上げた嫦娥1号が、月面の撮影に成功し、その画像がまもなく完成する、という話が出ていました。
それにしても、「まもなく完成する」??? どうして完成してから堂々発表しないのでしょうか。中国として初めての月面映像ということで、フライングしたくなるほどうれしかった、という気持ちはなんとなくわからないでもないのですが、ひょっとして、万万が一、「なにか」あったりしたときに、どう取り繕うのか、旗から観ていても不安になります。この間のトラの写真騒ぎが尾を引いているせいか、あるいはもともとヨウヨウクニクなお国柄が喧伝されているせいか、かの国からの報道にはどうも眉につばつける癖がついてしまっているのですが、一科学技術の成果としては、是非どんなものか見てみたいですし、我が国の「かぐや」と補完しあえるようなデータだったら言うことはありません。
ところで嫦娥といわれても中国神話を多少かじっていないと何のことかわからない人が多いんじゃないかと思います。ニュースでも月に住むという仙女、としか紹介されていないみたいですし。神話によると、嫦娥(こうが、もしくはじょうがと読みます。もちろん中国語の発音は別)は古代の弓の名人ゲイ(羽という漢字の下に廾と書きます)の奥さんです。美女だったそうですが、ある日、ゲイが入手した不老長寿の薬を一人で飲んで月に行ってしまった、とか、西王母という仙人から薬を盗んだとか、いう話があり、月ではガマガエルの姿になっているのだそうです。日本人は月にウサギを見ますが、中国ではカエルを見るらしいですね。多分色々な説話が交じり合っているのでしょうけれど、日本の感覚からすると月探査船の名前にするにはちとためらいを覚えそうな気もいたします。ちなみにゲイは突然天に10個の日が昇ったときに、得意の弓で9個まで射落とした、という伝説もあります。そんな風にとんでもなく強かったものの、弟子に桃の木でできた棍棒で殴られ、亡くなったのだとか。中国は体系だった神話があまりない国ではありますが、拾い上げてみると色々面白いものもあったりします。
CGとかジオラマとか。
それは置いといて。
実際の所はPCで補正かけないと見られないようなレベルの画像、って意味なんでしょうけど、そういう物に学術的な意味が有るんでしょうかね。
単に国力を誇示したいだけみたいにしか感じられませんけど。