かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

赤ずきんの伝搬研究、その起源が1世紀というのには驚きです。

2013-11-15 19:43:39 | Weblog
 昨夜未明からの雨は今日の午前中もずっと降り続きましたが、そのせいか、寒さは一段落したようでした。土日は少し暖かくなるようですが、それからまた厳しい寒さがやってくるんだそうです。もう秋というより冬ですねこれは。そのつもりで体調管理に気を配らないと。

 さて、英国・ダラム大学の人類学者ジャミー・テヘラニ氏らの研究チームが、生物学の研究に使われる数理モデルを適用し、有名な民話「赤ずきん」の「系統樹」を作成したという研究結果を、オンライン科学誌プロスワンで13日に発表したそうです。
(発表論文「he Phylogeny of Little Red Riding Hood 」はこちら

 プロスワンは自然科学の雑誌だと思っていたので、こういうどちらかと言うと文系な話が掲載されたことにちょっと驚いたのですが、自然科学系、というのが私の単純な思い込みに過ぎなかったのか、アメリカではこういう文化人類学的研究は自然科学の範疇に含めるのか、いずれにしても、なんだか面白い話ではあります。

 それはそれとして、テヘラニ氏らの研究では、「赤ずきん」は、世界中でよく知られる古民話「狼と7匹の子やぎ」と共通の起源があるのだそうです。「狼と7匹の子やぎ」は、欧州や中東でよく知られる民話で、その起源は1世紀に誕生したと考えられている古いお話ですが、「赤ずきん」はその誕生からおよそ千年後に枝分かれした話になり、その起源がフランス、オーストリア、イタリア北部で語り伝えられてきた口承物語に由来しているのだそうです。また、日本・中国・韓国の「虎ばあさん」のような多数の変種がアフリカやアジアでも語られているそうなのですが、「虎ばあさん」て一体何? 我が国に似た話を求めるとしたら、「鬼子母神」か「安達ケ原の鬼婆」みたいな話なんじゃなかろうか、と思うのですが、それ以外に何か赤ずきんに似た昔話があるんでしょうか?
 
 まあそれはともかく、通説では中国の伝承が西洋に伝わり「赤ずきん」になった、というそうですが、この研究では、欧州の伝承が中国に伝わったのであって、その逆はありえないのだそうです。
 テヘラニ氏は他の民話でも同じ手法で研究を進めており、それが古代人類の移動パターンの解明に役立つことを期待していると述べたとのことでした。
 人類の大移動は、考古学やら遺伝学やら寄生虫やら特殊な病気やら、色々な手法で研究されていますし、洪水神話を始め、様々な伝説・昔話の系統的な研究もなされていると聞き及びますが、その伝播のそもそもの始まりやその時期をある程度絞り込めるというのは素直にすごいと思えます。実際どれほどの有効性があるのか門外漢には判りかねますが、なんでも起源を主張したがる隣国は、一度こういう客観的な手法で自らの主張を検証されてみてはいかがでしょう? 

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人工的なデバイスを脳と脊髄の間に仕込んで機能強化を図る。なんて素敵な研究なんでしょう!

2013-11-14 21:50:51 | Weblog
 大学共同利用機関法人自然科学研究機構生理学研究所で、脳と脊髄の神経のつながりを、電気的なデバイスを用いて人工的に強化することに成功した、というニュースを読みました。ニュース自体はネットで適当に拾ったものでしたが、どうも内容が断片的で要領を得なかったので、研究所の公式サイトに赴き、そこのプレスリリースを読んでみました。今回の研究成果は、サルの大脳皮質の神経細胞と脊髄との間に、神経接続装置という名前のデバイスを設置、大脳皮質の神経活動を記録し、それを電気刺激に変換して0.015秒の遅延時間をおいて、脊髄を電気刺激すると、翌日には大脳皮質と脊髄間のシナプス結合の強さが、接続前と比較するとより強くなっていた、ということなのだそうです。この、大脳の神経活動を察知して脊髄を刺激するまでの遅延時間の長さが重要で、0.012-0.025秒だと強化、0.050秒以上では変化なし、逆に更に速くするとシナプス結合の強さが弱まる、という結果だったのだそうです。この研究結果は、脊髄損傷や脳梗塞で身体が麻痺した場合に、その機能の回復に役立つ可能性があるそうで、更に、学習能力や記憶の強化にも応用可能かもしれない、との事です。

 うーむ、ちょっとした機械を頭と脊髄の間に仕込むだけで脳が活性化する、というのは、個人的に中々魅力のある話です。脳の研究とか、肉体と機械との融合とか、少し前まではSFでしか無かった話が今や現実のものになろうとしているのを観るのは実に刺激的な物がありますが、残念ながらこの手の実験はヒトではまず行われないでしょうし、あったとしても脊髄損傷などの重症患者への適用で、健常者に対して行われることは我が国ではちょっとありえないでしょう。私など肉体にデバイスを仕込むなんて実に憧れてしまうのですが、世の中そんな感性の人間ばかりではありませんから、しょうがないことではあります。
 ところで、大学共同利用機関法人って、ニュアンスからなんとなく想像される以外なんのことかさっぱりだったのですが、国立の法人機関にそんなものがあったんですね。それも理系文系取り混ぜて結構な数が国内にはあるようです。分野が合えば色々頼りになりそうなところですが、ざっと観る限りはちょっと私の専門とは外れているみたいです。こういう先端科学の分野は、遠くから眺めてワクワクしているのが一番いいのかもしれませんね。

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「好きな野球漫画」と問われてまず思い浮かぶのは、私なら「分身魔球」なのですが(笑)。

2013-11-13 20:52:46 | Weblog
 気温は今朝のほうが高かったのに、何故か昨日と違い、朝は寒さで目が覚めました。昨日と違って窓もちゃんと閉まっていることを確かめ、しっかり防寒して眠ったのに、不思議な事もあるものです。明日朝も変わらず寒いそうなので、今夜はもう一段上の防寒体制を敷いて、明日朝を迎え撃ちたいと思います。

 さて、ネオマーケティングというところが、「野球」をテーマにアンケートを実施し、その中の設問に、「好きな『野球漫画』は?」という項目があって、結果、1位あだち充の「タッチ」、2位水島新司の「ドカベン」、3位川崎のぼる「巨人の星」とのなったのだそうです。年代別だと、20、30代は「タッチ」、40代は「ドカベン」、50代は「巨人の星」が一位でした。400名の有効票を得た調査とのことで、そのデータにはそれなりに信頼度もあるのでしょう。ただ、どうも個人的にはちょっとばかり「?」になる結果でもあります。まあ私の嗜好が特殊なせいなのかもしれませんが、四〇代で「侍ジャイアンツ」や「キャプテン」を差し置いて、「ドカベン」、「タッチ」、「巨人の星」の方が上位になるのはちょっと解せません。まあ「アストロ球団」や「アパッチ野球軍」、「すすめ!!パイレーツ」と来るよりはまだうなづけるかもしれませんが、と思ってデータを見たら、「アパッチ野球軍」と「すすめ!!パイレーツ」はその他の中にひっくるめられているのか、個別に名前すら上がっていないではありませんか! ううむ、この四〇〇人の野球好きという方たちのうちの四〇代は、ひょっとしてアニメや漫画を見ない人たちなのだろうか? 「アストロ球団」はなんとか名前が挙がっているのに。
 私などは、野球はそのものを見るよりアニメや漫画で見るほうが圧倒的に多かったので、野球選手もその人そのものよりも、ほぼ、漫画でデフォルメされた姿でしか記憶していません。中でもアニメ「侍ジャイアンツ」はかなり好きでしたから、読売ジャイアンツの川上、長島、王、それに当時ロッテ監督だった金田なんてのは、全てアニメでのイメージが先行し、後ほど、多少なりともプロ野球を見るようになって、その本来の姿とのギャップが埋まらずに随分長いこと違和感を覚えていたものでした。御本人にはさぞ失礼な話だろうとは思いますが、それほど野球に入れ込んでいなかった野球ファンならそんなものではないでしょうか?
 というわけで、私としては、そんな漫画よりも実物に入れ込んでいる真性野球ファンのアンケートよりも、もう少し広く、わざわざ中継まで観ないけど、野球はそんなにきらいじゃないよ、という程度の人のアンケート結果を見てみたいです。ひょっとしたら少しは違った結果が出たりするんじゃないか、と密かに思うのですが、それでも「タッチ」の一位は不動かもしれませんね。

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方や自動運転で盛り上がったのに、一方では自動停止出来ずにけが人が出たという行き違い。

2013-11-12 22:01:12 | Weblog
 今朝は予報通りかなりきつい寒さでした。昨夜、給油しておいたストーブが早速役に立ちました。もっとも、最初電熱着火装置が中々うまく働かず、火を入れられなかったのですが、電池を入れ直してようやく無事着火できました。明日朝は更に輪をかけて寒くなるらしいので、今夜も十分寒さ対策をして寝ます。実は昨夜、うっかりして部屋の窓がほんの少しだけ開いていました。開いていたと言ってもその隙間はほとんど風が入らない狭さだったので、それで室内が異様に寒くなったというようなことも無かったのですが、油断していると酷い目に遭いますから、今夜は入念にその辺りもチェックして、明日の寒さに備えようと思います。

 さて、昨日は「超ヒロイン戦記」のTVCMで浮かれていたのでろくにチェックもしてなかったのですが、マツダが開発した自動停止機能付きの自動車の試乗会で、なんらかの装置の齟齬があって車が止まらず、フェンスに激突して乗っていた二人が怪我をする、という事故がありました。その前に、国会前で各社の自動運転車のデモがあり、安倍首相も乗車してその技術の高さを堪能した、というニュースを見ていましたので、こちらの事故はその記事に思い切り水をかけた格好の話でした。何故事故が起こったのか、その検証はこれからのようですが、前方の障害物を検知して、危険度を判定し、減速や停止を行うはずの装置が作動しなかったのは、制限速度の30km/hを超える速度を出したためか、あるいは装置そのものが不具合だったのか、ソフトウェアのバグで想定していなかった事態が発生し、停止の判断が出来なかったのか、早くその理由を突き止めてもらいたいものです。
 車の自動運転は、空飛ぶ車と同じく、私の子供の頃観た未来絵図に必ず出ていた定番の話ですが、技術的にはようやく実現間近、という所まで来ているようです。今のところ、高速道路での自動運転実現に各社とも注力するらしいですが、長距離移動で大変な思いをせずに済むのなら、個人はもちろん、運送会社や高速バスの運転も随分と楽になることでしょう。ただ、今それを実現するには国内の様々な監督官庁などとの折衝や法律の改正など、技術以外のハードルがやたら高そうなのが厄介だと思っていただけに、安倍首相のニュースはそんなハードルを超えるための第一歩になりうると期待しておりました。そこへこのニュースですから、なかなか世の中思うようには進まないなと感じた次第です。それでも、とりあえず空は当分飛べなくてもしょうがないと諦めますから、せめて自動運転だけでも私が生きている間には実現してもらいたいですね。

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まさか、夢にまで観たテレビ放映される姿が、24年ぶりに実現しようとは!

2013-11-11 21:45:02 | ドリームハンター麗夢
PS3・PSVita「超ヒロイン戦記」TVCMが公開されましたね。

 わずか15秒の映像で登場するヒロインの数も多いのに、きっちり麗夢がトリで出てきたのには驚きました。御大によると、これを企画したゲーム会社の方が麗夢ファンなのだそうですが、その愛情っぷりがこんなところにも現れているようで、なかなかに微笑ましいものがあります。
 でもなにより、これがテレビで放映されるというのが、関西人の私としては実に感慨深いものがあります。
 なにせ、24年ぶりに動く麗夢の姿がテレビに映るのですから。
 かつて、読売テレビの企画「アニメだいすき!」で観て以来の快事に、心躍る熱いものを覚えました。
 残念ながら新作アニメ、というわけではありませんが、中々に期待したくなる内容なのではないでしょうか? 私など、ゲーム機も持ってないのにとりあえずソフトだけ予約してしまいました。あとは2月の発売日までに、ゲーム機本体も入手しなければ。

 ところで、今日は昼過ぎからどんどん気温が下がってきて、現時点で7℃を割り込んでいますが、明日朝は更に冷え込んで、3℃なんていう低温が予報されていたりします。もういきなり真冬並ですが、とりあえずそれに備えてストーブのホコリを払い、灯油を補給し、点火用の電池をチェックして、いつでも火入できるようにしておきました。更に毛布なども余分を用意して、この寒さに対策を講じたところです。まあこれで当面大丈夫とは思うのですが、ちょっと季節の移り変わりが急すぎて、身体が付いていくか不安がいっぱいです。



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ミツバチなど盗んでどうするのか、なるべく奇想天外な目的だったりしたら嬉しいのですが。

2013-11-10 19:54:35 | Weblog
 プロバイダの公式サイトのメンテナンス情報によると、私の住む住宅街のほんの1区画の伝送路保守工事が今朝未明に行われたのだそうです。それが功を奏したようで、今日は日が落ちてもネットは安定して繋がっています。まだ安心するのは早そうな気もしますが、どうやらようやく安心してネットを使える状況が手に入ったようです。
 改めて思ったのは、やはりインフラは大事だということで、普段当たり前にできていることができなくなることのストレスといったらそれはもうひどいものでした。
 よくよく考えてみたら20年前にはまだそうは自由には出来ず、朝4時とかに起きてテレホーダイでパソコン通信する位しか出来なかったのですが、人間、慣れてしまうとそんな不自由時代のことなど忘れてしまうものですね。

 さて、安定したネットでもってニュースサイトを漁っておりましたら、滋賀県米原市で、ミツバチが百万匹盗まれるという事件があったと云うのを見ました。ミツバチを盗む、という事自体中々新鮮な驚きですが、その数100万匹、という単位もまた目を瞠るものがありました。4月には滋賀県彦根市でも1万匹が盗まれる事件があったそうですが、ミツバチなど盗んで一体どうしようというのでしょう? というので少々調べてみますと、イチゴ農家さんが、育てているイチゴの受粉を促すために、ミツバチを借り受けたりして結構需要があるのだそうです。それに対して、ミツバチは近年謎の大量失踪があったりして受給が逼迫しているらしく、そこに付け込んで一儲け企んだ輩がどうやらいるみたいです。
 しかし、もう見た目無数に見えるミツバチに近づき、それを盗み出してしまうなど、とてもド素人にできることでは無さそうに思います。そもそも盗んだミツバチをお金に変えるルートも持ってないといけませんし(まさか、自然保護団体のような人たちが、強制労働させられているミツバチに同情して盗みを働いた、というようなことはないでしょう)。
 きっとそんなに広い業界でもないでしょうから、その気になれば捜査もトントンと進みそうな気がするのですが、ミツバチ自体に名前が書いてあるわけでなし、見分けがつかないとなれば多少怪しくても逮捕するところまでは行かないかもしれませんね。

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美味しければそれでいいと思うのですが、偽物は美味しくなかったのでしょうか?

2013-11-09 19:31:41 | Weblog
 今日も今日とて、朝からモデムをリセットして接続を試み、2回ほどで繋がって、そのまま夕方まで快適な環境が維持出来ましたが、日が落ちた途端また繋がらなくなりました。おいおい、お日様が無いと動かないのか? と呆れてしまいましたが、昨日サポートにメールを出しておいた所、その返事が来て、何でもうちの地区の伝送路にノイズが乗っていてつながりにくくなる現象が生じているのだとか。その解消に明日早朝メンテナンスを実施するので待って欲しい、との内容でした。まあ色々言いたいことはありましたが、昨日の夜メールして今朝には一応の回答があったその誠意を信じ、とりあえずもう少し様子を見ることにしました。このプロバイダは、サポートは昔から、中々他に乗り換えようという気にならないほど、割と反応がいいんですよね。

 さて、巷では有名ホテルやら百貨店やらで食品の偽装がヤンヤヤンヤと取り沙汰されて連日大賑わいですね。そろそろいい加減静かになるかと思いきや、マスコミは色々なところから新たな鉱脈を見つけてきては、せっせとほじくり返して社会正義の名のもとに、鳴り物入りの公表を続けています。
 どうせすぐ収まるだろうと思っていたので取り上げる気もなかったのですが、かくも話題が継続するのをみては、やっぱり一度は自分の感想を書いておき、この時代の話題を残しておくのが、将来このブログを読み返す年老いた私への義務だろうと思い、今更ながら書くことにしました。

 といっても、これまで取り上げなかった位に、特に偽装そのものには大した感慨もありません。まあ、もうちょっとうまくやんなさいよ、とか、いつまでこの話題でどんちゃん騒ぎしているんだ? とか云うような感想はありますが、そもそもからして、食中毒や毒物混入でヒトが死んだり重い病が広まったりしたわけではありませんし、食べられるものを食べられる形で提供されたんだから、大騒ぎするほどのことでもないのでは? と私は思うわけです。
 食事後の会計の時に、その料理の味やお店の雰囲気、サービスその他諸々の内容に満足してお金を出したのなら、それで良いのでは?
 その時に、あれは味の割に高いと思った、とでもいうのなら、なるほど、と理解できるのですが、その時にはつゆ知らず、後になって実はあの材料は安物のまがい物でした、と分かったのなら、それに腹を立てるよりも、かくも見事に美味しく仕立てあげたシェフや板前さんの腕前、それらを楽しく食べられるように演出したお店のサービス力に驚嘆し、賞賛できるんじゃないでしょうか。
 とまあ、自分で言っていてこりゃ大分極論だなぁ、と思っていないわけではないのですが、マスコミ各位には、料理人達の研鑽努力やその技量に対する敬意がかけらも見受けられないように思えるので、あえて極論に舵を切ってみました。
 というわけで続けますが、お店の側が「味も判らない奴原」と客を馬鹿にしているという論調も見かけましたが、それもある意味しょうがないと思わないでもないです。なにせ、実際判らなかったのですから。それでお店側がお客を馬鹿にしているとは私にはちょっと思いにくいのではありますが、その事は別にしても、その時本物かどうか判断できなかった以上、舌の鋭さが不足していたのは事実ですし、その事自体を恥じるほど己の舌にプライドを持っているのか、そんな面倒なプライドは持っていないのかで、その後の考え方ややるべきことが変わってくると思います。ちなみに私は今のところそれほど舌にプライドは持っていませんので、本物か偽物かより、実際に食べてみて美味しかったかどうかを今後も判断基準にしたいです。提供側が楽しく美味しく騙してくれるなら、それが体に悪いということでもないのだったらそれで十分幸せなんじゃない? と私は考えます。きっと私は、「本物」という情報よりも、実際に食べてみて美味しい、という事実が欲しいということなんでしょうね。
 ところで、仮に海原雄山みたいな食通だったら、偽物をその場でお皿ひっくり返してみせるくらい明確に区別が付くもんなのでしょうか? 私には到底判りそうにないのですが、マスコミ各位には是非食通と呼ばれるヒト達にその見分けがつくか、食べ比べを試してもらって欲しいです。
 それでもし食通の眼力で偽物を即看破できるというのなら、同じ人間である我々にも、鍛えようによってはそれが可能になるかもしれない、という夢が持てそうじゃないですか。

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治った?と思わせてまた不通に。ヘタに壊れたままよりたちが悪い。

2013-11-08 23:11:21 | Weblog
 昨日の同軸ケーブルによるネット接続障害、今日帰宅して繋いでみたら、あっさりと繋がって拍子抜けしました。何が不具合だったのか、まるで判らないのが困りものですが、とりあえず使えるならよし、と思ったまでは良かったのですが、ほんの3時間ばかりでまたも急激に速度が落ちて、そのまま切れて不通になってしまいました。しょうがないので24時間サービスとやらのフリーダイヤルのサポートに電話してみましたが、「大変込み合っております」と言われて待たされること数分、たまたま携帯の電池残量が無くなったので仕方なく切りましたが、果たしてあのまま待ち続けてちゃんと繋がったのかどうか。
 またまたしょうがないので昨日同様無線での接続に切り替え、プロバイダ公式サイトの問い合わせメールで状況を詳述して善処を求めておきました。さて、果たして無事問題が解決される日が来るのか、はたまたとっとと解約してしまうことにするのか、相手の出方次第で状況は色々変わりそうで、兎にも角にも困ったものです。とりあえずは明日の状況を改めて観察してみて、その上で対処を考えることに致しましょう。



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1日でいきなりアウト? ネットが繋がらない、というのはかくも平穏を乱そうとは。

2013-11-07 21:54:37 | Weblog
 去年の今日の日記を読み返してみたら、「田中真紀子文部科学大臣殿が、……」等と書いてあり、そうか、まだ去年は民主党政権だったんだ、と思わず手を打ってしまいました。その後1ヶ月ちょっとの衆院選で民主党は政権を順当に滑り落ちたわけですが、安倍政権ってまだ1年経ってなかった、というのにもまた新たな驚きを覚えました。わずか1年、されど1年、悲喜こもごもあったのでしょうが、民主党政権時代は急速に風化してただ嫌悪と不快感だけがわずかに残響しているかのように感じます。

 さて、昨日思い切って導入したケーブル回線ですが、今日の夜になって突然繋がらなくなりました。それまでは普通にネットに繋がっていたのに、急に切断して以降どうしてもつながろうとしないのです。レンタルされたモデムの表示を見る限りでは問題はないようにしか見えません。ならば、と途中で挟んでいた無線ルーターを外してLanケーブルでPCとモデムを直結してみたり、そのケーブルが傷んでいたら、と思って念のために別のケーブルに変えてみたり、出来る範囲で手を変え品を変え試してみましたが、結局ダメでした。これ以上試行錯誤している時間は今ありませんし、とりあえずネットはDOCOMOのMVNO回線で接続して、まずはKCNのサイトで障害情報やメンテナンスによる停止情報などが無いかをチェックした上で、今、ブログを書き込んでいます。
 このまま置いておいても多分変化はないだろうとは思いますが、不通のままだったら一応明日まで様子を見て、明日夜帰宅してからサポートサービスに電話することになるでしょう。遅いくらいはある程度織り込み済みですからいちいち不満に思うつもりはありませんが、かくもまるでつながりそうにないというのではお話になりません。ADSLでは、不通の時は不通ということがはっきり判るようにモデムに表示されましたから、それを観て「ああ、またか」と繋がるのを待つことができましたが、今回はそれも無いので何が悪いのかさっぱり判らないのが質が悪いです。わからないのを悩んでみてもしょうがないのでこれ以上拘泥するのは辞めますが、せめて不通という一大事が起きている時には、何がおかしいかをそれなりに明示するシステムであって欲しいですね。それが自分でどうしようもない事だとしても、訳が判らないまま苛立ちが募るのだけは避けられますから。

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ADSLを卒業しましたが、光は辞めて少し遅くて安い回線を導入しました。

2013-11-06 21:33:49 | Weblog
 今日から永らく利用してきたADSLを辞め、とりあえずケーブルテレビの同軸ケーブルによるネット接続に変わりました。別段、ADSLに通信速度などで不満があったわけではないのですが、この1年余り、何が悪いのか検討も付きませんが、接続中に突然切れたりする例が割と頻繁に起こり、再接続まで少し時間がかかったりする場合もあって、その不安定さに、時には苛立ちを覚えることもありました。プロバイダからレンタルしているADSLモデムのせいかもしれない、と思い、そのうち交換でも申し入れてやろう、と思っていたのですが、つい先日、ADSL接続しているお客向けに訪問してきたプロバイダの営業マンが、ADSLサービスは当面提供するものの、モデムが製造中止になり交換できなくなる、という話を致しました。通信回線が光ケーブルに置き換わりつつある今日において、いずれは銅線が必須のADSLが使えなくなるとは思ってはいたのですが、その前にこちらが気にしていたモデムの寿命が来てしまおうとは、思いもよりませんでした。絶句する私に営業マンが薦めて来たプランが、同軸ケーブルか光回線でした。個人的にこれまでも不満がないのに、ただ回線が速くなるだけで月々の通信費が倍近くにアップしてしまうのは受け入れられない話でしたので、光にするつもりは全くありません。ただ、もう一つの同軸ケーブルによる速度限定の低速回線は、今契約しているADSLよりも1割方安くなり、速度的にもADSLと遜色ない、という話で、これは大変魅力的に聞こえました。通信環境があまり変化せずに、安定的に接続できてしかも安くなるのなら私のニーズにはピッタリの良プランです。しかも今なら工事費は無料サービス、ADSLを停止するためのNTTへの届け出など面倒事は一切プロバイダで面倒を見る、などとじっくり根掘り葉掘り内容を確認した上で即決で同軸ケーブル案を承認、今日、その工事が完了したわけです。
 ということでさっきから新しい環境でネットに接続しているのですが、確かに体感的な速度はあまり変化したようには思えません。むしろ、新しいサイトを開いた時の表示は、なんとなくいくらかスピードアップしているかのようにも感じます。ただ、時たまリンクをクリックした時の反応がもたつくような気もする場面がそれなりにありましたので、平均すると以前と変わらず、ということになりそうです。
 確か付帯契約には1年だったか、解約するなら違約金、という話でしたが、この品質なら文句は無いので、1年は間違いなく維持する事になるでしょう。一時はADSLを解約してMVNOの無線ネット接続に統一してしまおうか、とも思っていたのですが、通信回線が思ったよりも安定せず、割と頻繁に切れることがあり、それが悩みどころでした。でもまあとりあえず通信費も少し安くなるのですし、MVNOは外まわり専用にして、家用の固定回線も当分維持しようと思います。
 それにしても、そのうちどうしても光回線の速度が欲しくなる時が私にも来るんでしょうか? どうにもそんな日がくることが想像できないのですが、高速回線でしか対応できないネットサービスで私が必須と思える物が出ない限りは、いついつまでも1~2Mbps程度の低速回線で満足し続けることでしょう。将来もそんな速度の回線が提供され続けるならば、という前提付きではありますが。

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ポメラ導入一周年。今や手放せない文房具の一つになりました。

2013-11-05 22:23:17 | Weblog
 この所寒さもかなり募ってきました。朝はそろそろ冬物を一枚余分に羽織りたくなってきます。昼間は十分暖かくて、余分な一枚は文字通り荷物にしかならない「余分」になるんですが、12月は平年より寒い、という長期予報も出ていることですし、そのうち昼間もそれなしには居られないようになってくるのでしょう。

 さて、今日は携帯型テキスト入力装置「ポメラ」を購入してちょうど一年が経過した日です。あの、アマゾンの箱を開けたワクワク感は中々のものでしたが、今や外せない携帯機器として、すっかり手に馴染んできました。長距離を電車で移動する時はもちろん必携で、ベンチシートだろうがお構いなく広げては打ち込み、ホームで時間待ちしている時でも、多少余裕があれば立ったまま片手でキーボードを叩いて入力するなど、とにかく重宝しています。スイッチ1つで数秒で稼働するのはもちろん、キーボードを折り畳んだだけで即電源が落ちる設計が秀逸で、いつも電車が止まるギリギリまで打ち続け、ホームに滑りこんで停止するまでの間にそれまでのデータを保存して電源をオフ、すなわちキーボードを畳む、というような使い方をしています。
 ただ惜しむらくは通勤は車なので、そのような電車での使用は出張時に限られることでしょうか。普段の仕事はPCでやるので、あまりポメラを使う場面はありません。また、日常的にはあの狭苦しいキーボードではやっぱり使いづらいので、ポメラをテキスト入力の主体に使用する、というわけにも行きません。
 このように使用場面を選ぶ装置ではありますが、出先で気兼ねなく長文入力が可能、という環境は、他には得られない快感があります。それに、電池の持ちが案外に良いことも利点の1つです。単四エネループ二本で運用しているのですが、入れ替えは多分月1回もしてないのではないでしょうか? 使用する機会がそれだけ少ない、ということもあるかもしれませんが、ちゃんと最後の入力画面で立ち上がるところを見ると一応メモリーは動いているようですし、日時などの設定も保持されていますから、それを維持するための電気は使用し続けているはずです。それでこれだけ電池の持ちがいいのですから、その昔使っていたARDATAなどとは大違いの省エネ設計だと思います。
 
 そんなわけで、少ない機会に打って打って打ちまくって、400字詰め原稿用紙に換算して大体300枚くらいはこの1年で打ち込んだもようです。もちろん、そうやって使っている内にこんなところはこう動いて欲しい、的なちょっとした不満も幾つか見えてきたりもしていますが、それもまたそれだけ使い込んできた証拠ともいえますし、全体的に見れば不満らしい不満もない、求めていたテキスト入力専用装置の理想に近い内容で、働いてくれています。
 これからは、願わくばできるだけ末永く機能を維持して壊れないで欲しいことですね。特にギミック感溢れる折りたたみ式キーボード、今まで特に不調でもなんでもないのですが、やっぱり不安は残ります。これが壊れたら残りの機能が維持されようとも全く意味のないシロモノになってしまうのですから、長持ちして欲しいです。でも、壊れたら即後継機を購入することになるでしょうね。開発元のKING JIMには、これからもポメラの正統的な進化と供給を維持し続けていただきたいものです。

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超ヒロイン戦記、ようやく厚いヴェールが解かれた感じですね。

2013-11-04 22:24:49 | ドリームハンター麗夢
 世間では木枯らし1号が吹いたとかで、なるほど、このところの冷え込みは一段と厳しさを増している感じが確かにいたします。ただ、記憶の方はまだあの真夏の酷暑を引きずっているみたいで、未だに既に11月になって、木枯らしが吹いて、もうすぐ冬が来るのだ、というのをしっかりと認識できていないように思います。季節の移り変わりが急転直下というのもあるのかもしれませんが、どうもその早さに自分だけ置いて行かれているような、妙な剥離感を覚えます。

 さて、それはそれとして、永らく更新もなかった超ヒロイン戦記の公式サイトですが、この数日、チェックを怠っておりましたら、10月31日に、発売日が来年2月6日予定、価格8480円(PS3)、7480円(PSVita)、予約受付開始、というような内容で大幅に更新されておりました。新しく6分弱の第1段PVも公開され、一段と中身がよく分かるようになってきました。

PS3・PSVita「超ヒロイン戦記」第1弾PV


 私としては、基本ゲームはしない人なので正直どうしようかと迷う所もなきにしもあらずだったのですが、こうして動く姿を目にすると、やっぱり観てみたいという衝動は抑えがたいものがあります。とりあえずゲームは予約するとして、それを鑑賞するためのゲーム機本体を、それまでに購入しなければならないなと改めて考えているところです。まあPVを見る限りでは、ゲームに慣れない素人の年寄りでもまずまず何とかなりそうな様子ではありますし、買うには買ったが途方に暮れる、というような始末には成らずに済むことでしょう。
 来年に向けて1つ楽しみが増えたということで、その日を待つと致しましょう。

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今年のプロ野球は何かとドラマチックだったように思いました。

2013-11-03 22:39:59 | Weblog
 連休中日、昨日はまだ晴れ間も見える上天気でしたが、今日は朝から曇りがちで、昼過ぎには霧のような細かい雨粒が舞い、今、後1時間ばかりで日も変わろうかという頃には、本格的な雨が降ってきました。どうやら明日朝まではひとしきり降りそぼるようです。この所空気も乾いていましたから、調度良いお湿りになりそうですね。

 さて、今日はなんのかんの言っても一応プロ野球の「楽天イーグルス」が「読売ジャイアンツ」を制して初の日本一になった、というのが一番の話題になるのでしょうね。私個人は一昔前と違ってプロ野球は見なくなりましたし好きな球団とかも特に無い、野球に関しては無趣味な人間ですが、それでもエース田中将大の無傷の連勝記録とか、創設当時は記録的な連敗や大敗をしていたのがついに日本一に上り詰めたこととかは見聞きしてましたし、職場でも話題になっていました。また、一昨日職場のジャイアンツファンが優勝を諦めていた姿を見たりもしてましたから、てっきり昨日の第6戦であっさりケリがつくものと思い込んでいたのですが、ネットで速報を見ながら作業してましたら、まさかの敗退、今日の第7戦となり、ひょっとして絶対的エースを打ち負かした勢いに乗ってジャイアンツが逆転優勝するのか、と思いきや、逆に要所要所を的確に抑えこまれ、最後は昨日打ち崩したはずの田中に締められるという、点差以上の「大敗」を喫して終了、というのですから、これは野球ファンにはたまらない展開だったでしょうね。
 そういえば、この間に川上哲治氏が亡くなったそうですが、ちょうど川上監督指揮するジャイアンツが9連覇を成し遂げていた頃が、私がプロ野球を見ていた最盛期でした。と言ってもそこは子供でしたから、川上監督というとアニメ「侍ジャイアンツ」のキャラクターの印象が強く、実像とはかけ離れた記憶しか持っておりません。そういえば、王や長島、と言った中心選手たちも、本人よりアニメキャラの姿でしか記憶してなかったりしています。そう思えば、あの頃は野球だけでアニメや漫画が山のようにありました。今は残念ながらそういうのは受けないのか、あまり見かけなくなったように感じますが、このような熱気を背景に、また色々と作品が生まれてくれば良いのでしょうが、子供にはもう野球は受けないのでしょうかねぇ。観ていれば結構面白いと思うのですが。

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この田舎でも、本格的な美味しいフランス料理など食べることができるんですね。

2013-11-02 22:58:03 | Weblog
 今日は奈良県の全面的バックアップで、農協が開設したファーマーズマーケット「まほろばキッチン」へ行ってきました。春にオープンした当初は凄まじい人出で、広い駐車場に入るだけで一苦労だったと聞いており、とてもそんなところには行ってられない、となるべく近づかないようにしていたのですが、今回ちょっと仕事の関係でどうしても行かねばならなくなりました。普通に車が流れていれば20分ほどでたどり着ける所なのですが、3連休の初日で天気も秋晴れの上天気とあれば、どれだけの人出になっているか知れたものではありません。そこで、約束の時間に遅れないよう1時間前に家を出ましたら、まるで混雑もなく、20分ほどで着いてしまいました。さすがにオープン当初の繁盛ぶりはあの時だけの現象だったのですね。でも、駐車場はそこそこ埋まっていましたし、お客も1200平米を超える広い店内が十分に賑わって見えるほどは居ました。それほど商品である直売の農産物が安そうにも見えませんでしたが、新鮮さや種類の豊富さは十分魅力的に映るようですね。

 ところで今日の仕事は、併設されているフランス料理店TOKIWAで2940円也のランチコースをいただきながら、とある人達と会談する、というものでしたが、仕事はともかくとして、料理が実に美味しかったです。まあこの価格ではそうそう食べるわけにも行きませんが、何かの記念日とかには是非使ってみたいと思わせるお店でした。残念ながら車だったのでワインなどを嗜むわけには行かなかったのが唯一の名残ですが、次の機会にはなんとか足の便を工夫して、美味しいワインと一緒に料理を堪能してみたいと思います。

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いくら食べ物に気をつけても不老不死は実現できないわけで、美味しく楽しく食事できればそれで十分かと。

2013-11-01 22:50:38 | Weblog
 スーパーの惣菜、特に鶏の唐揚げを食べるのはやめた方がいい、というニュース記事があったので読んでみましたが、正直な所、それほど危なそうにも思えませんでした。
 鶏の他にたんぱく加水分解物とか亜硝酸ナトリウムとか膨張剤のアルミニウムとか遺伝子組み換え小麦とか、まあ色々な食品が取り上げられて、「危険だ危険だ」と連呼されているのですが、大抵「多量に摂取した場合」とか「わずかに発ガン性が」とか、どうもその内容に具体性がなく、何がどれだけ危険なのかさっぱりわからないようになっています。
 例えば、たんぱく加水分解物が危ないと言われても、タンパク質を食べれば胃酸と酵素で勝手に加水分解されて「たんぱく加水分解物」が生成されてしまうのですが、それは大丈夫なのでしょうか? 亜硝酸ナトリウムはボツリヌス菌などに対する増殖抑制効果も期待して加えられる添加物ですが、ボツリヌス菌の方が遥かに怖いと私には思えますがどうなのでしょう?
 結局のところ、何をするにせよそれによって得られる恩恵とリスクを天秤にかけて、より恩恵の多い方を取っていくしかないはずなのですが、この手の記事では、恩恵の部分を過小評価もしくは全く無視して、リスクばかりを強調する癖があるようです。生きている以上リスクのない選択などありえず、生きるのに欠くことが出来ない酸素や水でさえ毒になるのですし、それを身体の持つ免疫機能などで対抗しながら生活を続けていき、年寄りになってそんな機能が衰えたら死を迎える、というのが普通の生き方というものだと思うのです。もちろん、たちまち生活に影響が出て健康な日常を送れなくなるような文字通りの毒物は困りものですが、今や日常的な食生活においては、食中毒を除けばそうそう出会うことは無くなったのではないでしょうか? そんなふうに食品に興味を引いておくというのは、実はもっとヤバゲなものを隠すためのオトリではないのか? なんて穿ってみたくもなります。例えば大陸から飛んでくる微小な厄介者とか。
 なにはともあれ、色々なものをバランスよく美味しく楽しんで食べること、肉の脂肪をとりすぎないように注意すること、位を頭においておけば、そう神経質にならずとも天寿をそれなりに全うできることでしょう。この手の記事の書き手は、それこそ不老不死でも目指しているんでしょうかねぇ?

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