かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

急に寒くなったせいか、インフルエンザ大流行ですね。でもそろそろ花粉も心配です。

2017-01-16 20:58:26 | Weblog
 今朝の最低気温は0℃ちょうど。最高気温は6.1℃でした。昨日ほどではありませんが、今日も底冷えして震えが止まらない寒々しい一日でした。とりあえず今回の寒気の底は既に過ぎ、一旦少しばかり気候は温みを取り戻しますが、また週末にガンと冷え込んで、なかなか難儀な寒さを迎えそうです。まだ雪の予報でないだけマシかもしれません。
 
 さて、寒さが募ると風邪を引いたりインフルエンザが心配になったりと厄介事が増えますが、私も2,3日前から喉の調子が本格的におかしくなり、思わず咳込んで止まらなくなったり、息を吸うと刺激されて咳が出やすくなったり、少し厄介なことになっています。家族のものも風邪気味ですし、しばらくは家の中で風邪の移しあいになるんじゃないでしょうか。まあ熱を出したりお腹に来たりして大きく体調を崩さない限りは、多少の咳ごみも我慢できなくはないのです。ただ、最近くしゃみと目の痒さを覚えるようにもなってきました。もしこれが風邪由来でないとしたら、いよいよ本当に厄介なスギ花粉の時期が近づいてきているのかもしれません。まだ1月半ばではありますが、この寒波までは比較的暖かく推移してましたし、例年、世間が花粉を騒ぎ始める2週間くらい前から感知して目と鼻に異常をきたしていましたし、今年は早くも臨戦態勢? というのはありえない話ではありません。そのうち「薬」を使わないと行けないかもしれませんね。
 そんな最中、静岡県御殿場市の病院、医療法人社団清陽会富士山麓病院では、60ー90代の入院患者27名と看護師など7名にA型インフルエンザが蔓延、うち末期がんと肺炎を併発していた80歳の男性患者がお亡くなりになりました。ガンと肺炎だけでもかなり厳しい状況だったのではないかと思いますが、それにインフルエンザまでかぶさってきては、とても乗り切る体力は無かったということなのでしょう。
 それにしても、御殿場市といえば富士山がすぐ近くにあって、空気もきれいな山の中で、昔風に言えば、結核患者の転地療養所サナトリウムがあるような所、というイメージが有るのですが、そんなところでもインフルエンザウイルスの跳梁を防ぐことはできないのですね。 この病院も、医療施設というより介護施設のようで、いわゆる老人ホームの一種なようですが、要介護のお年寄りがインフルエンザで介護職の方も移って、とはなんとも大変なことだと思います。重症化する前に鎮圧されることを祈ります。


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東京まで片道2万円の超高級夜行高速バス。興味はありますが乗る勇気はなかなかありませんね。

2017-01-15 19:56:21 | Weblog
 今日の最低気温は、ー2.6℃(1:41)、最高気温は4.6℃でした。朝9時過ぎまで氷点下であり、昨日の20時から12時間以上に渡って氷点下の気温が続き、最高気温は、先日の最低気温とほぼ同じという実に寒い一日でした。ただ、多少楽しみにしていた、目覚めたら白銀の世界、にはなりませんでした。京都とか大阪の北の方の様子を観るとかなりしっかり雪が積もっていたみたいですが、さしもの雪雲も、こちらまでは流れて来なかったようです。もっとも、19時現在で昨日とほぼ同じ1.2℃まで下がっており、明日朝の凍て付きが心配されます。

 さて、来る1月18日、岡山県のバス会社「両備ホールディングス」が関東バスと共同で東京ー大阪間の夜行高速バス「DREAM SLEEPER」の運行を開始するとのことです。大型の高速バスで席数はわずか11席、全て壁と扉でしっかり囲われた完全な個室仕様で、様々な充実した「ホテル並の設備」を誇る、業界では初めての豪華バスなのだそうです。お値段もその分かなり高く、1人2万円とのこと。これは、運賃9000円、席料11000円とのことで、運賃もわずかながら高めの設定ですが、個室シートにこそそれだけの価値がある、と自信満々で提供しているのがうかがえる金額設定です。
 会社によると、「新幹線に宿泊料金を含めた場合などと比較して、十分需要があると見込む」そうですが、まあ新幹線グリーン席と大体同じくらいな価格設定は、早朝からの仕事が必要な方にはそれなりに需要が見込めるのかもしれません。肝心のシートは、血行を妨げないよう配慮された、凹凸形状のクッション「ムアツクッション」を使用、更に「ゼログラビティシート」と名づけられた、ガルウイングのような独特の座席の倒し方は、「胎児がお腹の中にいる状態」を再現し、寝返りを打つ必要もなく、浮遊感を得て深く眠れるのだそうです。
 そもそも、シートベルト着用が義務付けられているため、バスで180度完全水平な寝台座席ができないという、到底理解できない馬鹿げた法律の杓子定規な規定が煩わしいですが、それをこのような形で回避しようというのは、まあそれなりに面白い試みだとは思います。でも、我が国の技術力なら、十分な安全性を確保できる水平用シートベルト(ベット用ベルト?)だってできるんじゃないかと思うのです。
 それはともかく、片道2万円の東京ー大阪間にどれだけ客が付くのか、個人的には少々難しいのではないか、と思わないでもありません。ホテルならシャワーや風呂が付いているのにこの車両ではそこまでありませんし。安くて早くて快適な移動手段が種々整備されている東京ー大阪間で、座席がスゴイだけの高速バスがこの高級価格でどこまで成績を伸ばせるのか、注目の就航ですね。
 でもこのシートがそんなに優れたものならば、個室なしでシートだけ大量採用したバスとかあっても良いんじゃないかと思います。あるいはこれで全座席を構成した夜行列車とかJRが運行してくれれば、バスよりは乗ってみようかな、という気になれそうです。

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本当に今更に今更ながら、「君の名は」を映画館で観てきました。

2017-01-14 21:56:42 | アニメ特撮
 今朝の最低気温は0.2℃。最高気温は6.6℃でした。今朝はかなりの冷え込みで、日中も、瞬間最大風速14.4mを記録する強風に煽られて時折雪が舞う寒い一日したが、21時現在、既に気温は氷点下を割り込み、最低気温を更新しています。明日朝の凍て付きは、今冬最も厳しいことになるでしょう。また、夜間も雪の予報が出ており、ひょっとしたら明日朝は白銀の世界を見ることになるかもしれません。とにかく暖かくして家にこもるのが吉の日曜日になりそうです。

 さて、そんな日ではありましたが、今日は映画を観に行ってきました。対象は、「君の名は」です。まあ公開から半年近く遅れての鑑賞とは何を今更、という感もありましたが、何より驚きは夏の公開映画が冬休みを超えてまだロードショーを続けていることで、当初あまり観る気のなかった私も、そこまで見せ続けるには何かあるのだろうと、たまたま休日とTOHOシネマズの割引サービスデーが重なった今日、試しに観てみようと思い立ったのでした。
 それにしても驚いたのは、上映スクリーンがTOHOシネマズ橿原で2番めに大きなところで、しかもそこそこお客さんが埋まっていたことです。私はてっきり小さい方のスクリーンで観客も下手したら貸切状態かも? などと考えていましたから、この状況には驚きました。もちろん普段1800円の所1100円で観られるというので入りやすい日ではありましたが、超ロングランのロードショーの映画がまだこんなに観客を集めるのか、と驚いた次第です。

 さて、それでは映画の方はというと、一口に言えば「うーん・・・」という感じでした。映画を観ている最中ずっと思っていたのですが、この映画、一体何が面白いのだろう? という疑問が尽きませんでした。映像は非常に美しいですし、音楽もよくあっていましたし、演技も特には気になりません。お話自体もまあまあわかりやすい話ですし、そもそも男女入れ替わりなど平安末期のとりかえばや物語の時代よりいわば我が国お家芸の定番話で、それだけ安心して楽しめる安定の面白さが凝縮しています。色々とご都合主義的なところもお話なのだから当然と割り切れるものであり、主人公2人共入れ替わった時に何故カレンダーを見ようとしないのか? ラスト、ヒロインはどうやって父を説得したのか、とか幾つかかなり引っかかったところもありましたが、それはそれとして、流すというやり方もお話としては有りだ、とも思いました。ただ、どうしてもこれほどロングラン上映をして東宝に未曾有の収益をもたらすヒットを飛ばしているのかが、理解できなかったのです。ラストに当たり、ひょっとして、これ位のもので大動員できるほどの感動をよんだのだとしたら、現代人の「感動」とはまた随分安上がりになったものだ、と皮肉っぽく思ったりもしました。
 ただ、映画と言うのを一旦忘れて、主題歌を始めその音楽全般を担当したRADWIMPSのプロモーション映像だと思って観ると、これはまた実によくできていたんではないか、と思いました。比較になるかどうかは判りませんが、これは、かつてディズニーがやった「ファンタジア」のごとく、物語のための映画ではなく、音楽のための映画だったんではなかろうか、と思ったのです。それでこの動員があり、感動を呼んだのだとしたら、それは何よりもRADWIMPSの紡いだ音の力であり、それを引き出すための映像を新海誠監督が組み上げたのではなかろうか? と思った次第です。
 まあ個人的な戯言ですが、作品に沿って言えば、音楽と映像を見事に織りなした一本の美しい組紐が出来上がった、という感じでしょう。そういう意味では、ちょっと面白いものを観たな、という気がしましたし、もう少し早く観ておけばよかったかな、と陥穽も致しました。

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不老不死実現にまた一歩! これまで困難だった、立体的なミニ小腸の培養に成功したそうです。

2017-01-13 23:04:43 | Weblog
 今朝の最低気温は4.3℃。最高気温は10.1℃でした。朝の冷え込みは体感だともっときついように感じられたのですが、夜の間に雨が降ったためかさほど下がらりませんでした。昼間は昼間で気持ちのよい冬晴れの青空が広がり、そこそこに気温が上がりました。しかしそれも日が落ちるまで。その後は急激に冷却が進み、23時時点で本日の最低気温は2℃(21:04)になっています。その後は一進一退で3℃付近をフラフラしていますが、この土日が寒気のピークといいますから、明日朝はかなりガチガチに冷え込んでくることでしょう。

 さて、ヒトのES細胞やiPS細胞から、小腸の組織を培養することに成功したと、国立成育医療研究センター研究所から発表されました。小腸はその組織がかなり複雑で培養が難しく、これまでも表面しか作ることができなかったそうですが、今回は2ヶ月かけて1センチほどの立体的な小腸を形成、蠕動運動や栄養素の吸収など、小腸としての機能を発揮したとのことです。
 万能細胞と呼ばれているES細胞やiPS細胞ですが、簡単に生み出せる組織となかなか条件設定が難しい組織とがあり、今回の成果はその中でも画期的なものとして注目されます。腸の病気には、発祥のメカニズムが分かっていないものが多いことや、小腸移植も行われているものの成功率が低いという問題もあり、今回の成果は、小腸の病気を調べる上での有力なツールになるとともに、将来的には患者に移植可能な小腸として活用できるようになるものと期待されます。
 こうしてだんだん再生できない部分が減ってくると、本当に臓器をとっかえひっかえして不老不死を実現するような時代がやがて来るかもしれませんね。死亡率第1位のガンも少しずつですが確実に克服されつつありますし、ヒトが死ににくい桃源郷のような社会が実現した時、一体どういう社会体制や文化が生まれるのか、大変興味深いです。その上に休息に進化するAIなどが合わさって来る未来。もちろんバラ色ばかりでは無いでしょうが、個人的には良いようになるんじゃないか、と結構楽観的に考えており、是非そんな時代をこの目で観たいと期待して止みません。

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もはやNHKは危急存亡の秋、絶体絶命のピンチと考えてしかるべきではないでしょうか。

2017-01-12 21:05:15 | Weblog
 さて今日もブログを更新しよう、と自分のブログを呼び出してみたら、昨日確かに書いたはずの文章がまるでかけらもありません。いや、確かに書いて投稿したはずだ、と思いつつブログの編集画面にログインしてみたら、いきなり昨日の文章が復元されて出てきました。この機能、電源中断とかブラウザのクラッシュなどの不測の事態で書いている最中にブログから強制退場させられた場合でも、書いていた分を保持しておく一時保存機能で、これまでにも何度かお世話になったものですが、今回もコレが出た、ということは、投稿したつもりで操作を誤ったか、投稿の際に何か通信の不調等でアップできなかったかしたのでしょう。驚いたのは翌日でもデータが残っていたことですが、お陰でとりあえず昨日の投稿文は、電脳空域の虚空に散華すること無く、無事かっこうのつれづれに収まりました。

 さて、昨日の夜の冷え方から今朝は相当厳しくなるだろうと予測していた寒さですが、最低気温は午前1:17に2℃を記録した後は若干持ち直し、明け方には3.5℃位になっていました。このまま冷えれば確実に氷点下を下回ると思っていただけに、多少はマシな朝になってホッとした次第です。しかし昼間はあまり気温が上がらず、最高気温は8.9℃でした。一日寒々しい空気に包まれていましたが、今季最強の寒波に包まれ、土日を底にしばらく相当冷たくなるようです。この休みは一日中暖房が欠かせない日になりそうです。

 さて、総務省が、局員による受信料着服事件を隠蔽していたNHKに対して厳重注意したそうですね。
 「これまで数次に渡ってガバナンスの強化とコンプライアンスの徹底を要請してきたにもかかわらず、このような事態が生じたことは、誠に遺憾である」という事ですが、自助努力というのは確かに大事な部分もありますが、もはやこれはNHKという組織の構造的な問題と捉えて、総務省は外部からもっと強力に圧力をかけるなり強制的な監査を実施するなりして人心を刷新しないと、多分今後も継続的に何らかの問題が発生し続けることでしょう。それらは少しずつ国民の不信と不満を醸成し続ける燃料となり、いずれ受信料徴収への反発が爆発的に拡大して、NHK解体といった事態にまで及ぶやもしれません。政府や総務省がNHKが必要な組織だと思うなら、厳重注意などというような喉元過ぎれば忘れてしまうようなお灸より、抜本的な信用回復手段を検討し即座に実施すべきです。そうでなくても、既にNHKに対する批判や反発は広がっており、かつては居なかったNHKへの批判を政策とするようなヒトまで出てきているのですから、今甘く観ていましたら、きっと取り返しの付かないことになるでしょう。どこまで総務省が事態を深刻に捉えているか疑問もありますが、事の経緯をしっかり観ていきたいと思います。

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見かけはガラケーでも中身がスマホというのはどうも不安にさせられます。

2017-01-11 22:17:00 | Weblog
 今朝の最低気温は1.4℃、最高気温は10.6℃でした。少しずつではありますが、確実に気温が下がってきています。22時現在の気温も昨日に比べると3℃近く低いですし、明日朝の冷え込みはかなり強烈なものになってくる事でしょう。道が凍らないように祈るばかりです。

 さて、昨日、元旦になってから元号が変わっても混乱するばかりだろう、と思ってブログを書きましたら、その後に、新元号に関しては、半年以上前に用意して発表する、という政府の方針が報道されました。なるほど、やっぱりちゃんと考えていたのですね。コレなら安心して平成31年こと新元号元年を迎えることができそうです。まあ個人的には別に元号がどうなろうとさほどの影響は無いはずですが。
 
 auが、「落としても壊れない」折りたたみ式タフネスガラケーこと京セラの「TORQUE X01」を2月下旬に発表するそうです。写真を観ましたが、なかなか精悍な顔つきで、防水、防塵、耐衝撃など、耐久性には相当力を入れて作られた携帯電話とのことです。現在私が利用している携帯は、2008年2月から使用しているカシオのガラケーです。デジカメ並のカメラ能力が売りの面白いケータイで、当時は色々写真を撮りまくって楽しんでいましたが、最近は記憶媒体のSDカードの接触が悪くほとんど認識されませんし、売り物のカメラ機能も流石に10年近く経つと見劣りするようになりますし、カメラとしてはほぼ使わなくなりました。それでもメールや電話には特段の不具合もありませんし電池も結構持つので、未だに愛用しています。ただ、機械ですからいずれは故障して使えなくなるのは間違いなく、いつ新調するかというのは、ここ最近の課題でした。ただ、機能的にはガラケーで十分なのでスマホにするつもりはありませんし、こうして選択肢が増えるというのはありがたい話ではあります。
 ただ、機械の内容は昔ながらのケータイではなく、ケータイの形をしたアンドロイド端末だとのことですので、もしこれに乗り換えたとした時に、通信の契約内容がどのようになるのかは大変気になるところです。何より、今KDDIに支払っている通信料金よりもあまりに値上がりするようだと、何の意味もありません。まあいずれそのあたりは調べるとしても、なるべく余計なサービスは排除して維持費が安くつくように、料金体系を設定して欲しいと思います。



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平成は30年で終了。次の元号は何になるんでしょう?

2017-01-10 20:25:41 | Weblog
 昨日ブログを更新しようと思いましたら、何故かブログサイトが開きませんでした。通信障害かな? と思い、他のサイトを開いてみたら、普通にちゃんと開きます。では、gooのサイトを試してみたら、トップページはちゃんと開きました。そこで、ここからブログのリンクをクリックしてみましたら、やっぱりいつまでもタイマーがクルクル回って肝心の頁は開きません。これはしょうがないな、と更新を諦め、寝てしまいましたが、結局サイトに不具合が発生していたそうで、今日になって原因が解消され、今日、こうして普通に書き込めるようになりました。
 それにしても、詳報を見てみたら、昨日の午後8時頃から問題が発生したとのことでした。それなら早めに書いていれば更新できたはずで、実際午後7時頃には書きかけてはいましたから、ヤブ用で席を離れてごちゃごちゃしていなければ無事更新できたはずだったのです。まあ運のない時はそんなものかもしれません。

 さて、今朝の最低気温は5.4℃、最高気温は12.3℃でした。せっかくですので昨日の方は、最低気温5℃、ただし時刻は午前1:17、朝は6℃前後、最高気温12.4℃でした。
 昨日は曇りがちであまり日が差さなかったのに気温が上がり、今日はよく晴れて気温が上がりました。相変わらず正月明けとは思えない暖冬な日が続いていますが、これも明日までのようで、明後日から週末にかけては今季最大級の寒波が南下し、こちらの方もかなり冷え込んでくるようです。土日など雪になるんじゃないでしょうか? 

 ところで、平成も30年で終わり、今上陛下は退位の上上皇にお成り遊ばし、代わって皇太子殿下が次の天皇陛下に即位されることがほぼ決まったようで、政府は平成31年元旦に即位の儀を挙行、同日に改元して新元号元年とする方向で、検討に入ったそうです。国民生活への影響を極力少なくするよう配慮して元旦とされたそうで、また野党第一党の党首が「今日が正月休みのはずなのに・・・」などとのたまって話題になったりするのかもしれませんが、本当に元旦で影響は最小限になるのか、少々不思議な気もします。平成の時は、昭和天皇が崩御されたのが昭和64年1月7日でしたから、改元が8日になって色々バタバタしていたような記憶がありますが、元旦改元でもカレンダーや手帳などの印刷には到底間に合いませんし、会計や行政系のソフトなどもやっぱり修正が後手後手に回ることになるでしょう。まあ今はその手の事務処理は大抵西暦表記なのかもしれませんが、行政などまだまだ元号で処理されていたりするんじゃないか、と想像したり致します。
 といって事前に元号はこれにします、などと発表できるわけでもなし、結局は色々バタバタすることになるんではないのでしょうか?
 それにしても、次の元号は何になるんでしょうね。平成も最初は「?」な感じがしましたが、なるべく格好よく威勢のいい漢語であってくれればと祈りたいです。

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いつまで成人式なんて儀式をやるんでしょうね。

2017-01-08 23:05:22 | Weblog
 今朝の最低気温は、3℃、ただし夜中の2時の記録。最高気温は6℃で、10時23分の記録でした。23時現在では大体5℃を少し下回った位で、一日中あんまり気温の変動が無い日でした。ただ雨だけは昼過ぎをピークに朝から晩まで一日中降り続き、今になってようやく止もうとしています。雨さえ無ければ、散歩がてら買い物などにも出かけられたのですが、途中休止もなくひたすら降る雨にその意欲は潰え、一日のんべんだらりとドライフルーツなどをつまみながら本を読んで、部屋でぐうたらしていました。そのせいか、昼過ぎから胃が痛くなってきておやつを一時休止し、胃薬を飲んで昼寝をしたりしていましたが、まあまあそれなりに過ごせた休みだったのではないかと思います。

 そんなあまり芳しくない空模様の下、各地で成人式が行われたとの事ですが、相変わらず大騒ぎして式の進行が阻害される例が後を絶たないみたいですね。つくば市では暴れだした男が警察に現行犯逮捕される事態になっていますし、毎度毎度この手の話がニュースになるたび、いい加減成人式などやめればいいのに、と私などは思ってしまいます。まあ自分自身が面倒だったので成人式に行かなかったため、この儀式に対して何の思い入れも無いせいかもしれませんが、市長や議会議長などのいわゆるお偉いさん達の挨拶を聞くだけの催しに一体何の意味があるのか、個人的には疑問しかありません。武士の元服であるとか、大昔の、もしくは未開社会における通過儀礼のような、その地域の文化に密接に結びついた儀式とかならともかく、現代社会において、ただ年齢が20歳になった、と言うだけのことにどれほどの意味があるのでしょう。形骸化して本来の目的を喪失した催しなどお金と時間の無駄遣いでしかありませんし、その上、それすらちゃんと挙行できないとあっては何をか言わんやです。
 そんな成人式が無くなったとしても誰も困らないでしょう。とっと止めてしまうに越したことは無いと思います。

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2017年は「第2弾」が放たれる年になるのでしょうか?

2017-01-07 21:52:43 | ドリームハンター麗夢
 今朝の最低気温は。ー2.7℃。最高気温は10.5℃でした。昨夜23時過ぎから気温は氷点下を割り込み、今朝8時過ぎまで、ずっと0℃を下回ったままでした。そのためか、朝の凍てつきを嫌というほど見せつけるように、朝方の道はところどころ氷が張って白くなっていました。一方、昼間は見事に快晴の青空が広がり、気温も10℃を超えました。昼間車で走っていると、差し込む日差しで勝手に車内の温度が上がり、窓を開けないと暑くてしょうがない時間帯もありました。しかも西から雨が近づいていますし、これではまるで春先の気候ですね。もっとも、来週中盤からは日差しがあっても気温は上がらず、冬らしい気候になるのだそうです。ようやく本格的な真冬の到来となりそうですので、風邪など引かぬよう注意が必要そうです。

 さて、2016年は新作CD発売という素晴らしい話で幕を閉じましたが、2017年はどうなるのかと思いきや、御大による公式サイトの掲示板には、早速第2弾構想中の新年のご挨拶が掲示されていました。http://www.dreamhunter.jp/board/index.php

 すでに、前々から「色々仕掛けていく」というお話は伺っており、中には残念ながらお蔵入りになってしまったお話もござましたが、ゲーム、ドラマCDに続いて、こうして更に次なる手が具体的に検討されつつある、というのは、1ファンとしては実に嬉しく頼もしい限りです。できれば今度こそ映像で動いている所を見たいものですが、その夢の実現に至るためにも、更なる応援を心がけたいものです。
 とりあえず、ファンはファンらしい活動を活性化して行く必要がありそうですね。2017年の所信として、心がけて参りましょう!


 
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職場の新年会で、美味しいふぐ鍋と魚達を味わってきました。

2017-01-06 21:48:16 | Weblog
 今朝の最低気温は、2.7℃。最高気温は9.9℃でした。今日は朝から快晴の青空が広がり、しっかり日差しも届いていたのですが、思ったほど気温は上がりませんでした。もっとも、日向では気温以上に暖かく感じましたので、やはり1月上旬としては異例の天候だったと思います。
 明日朝はぐっと冷え込んでくるみたいです。既に午後9時現在で既に1.8℃と今朝の最低気温を下回っておりますし、このまま下がり続ければ氷点下になるかもしれません。

 さて、今日は職場の新年会でふぐ鍋を堪能してきました。ふぐなど食べるのは本当に何年ぶりかわからないくらい久しく記憶にありませんが、奈良県では珍しく美味しい魚を食べさせるお店で食べたふぐは、とても白身魚とは思えないほど濃厚な旨味を秘めたプルプルトロトロの食べ心地でした。出汁の残りで作られた雑炊も旨味たっぷりで素直に美味しかったですし、副菜の刺身の盛り合わせもなかなかに良く、特にウニが美味しくて素晴らしかったです。臭みなどが無い美味しいウニというのはなかなか味わえませんが、今日は久しぶりにそんな良い魚介類を堪能し、進んだお酒に気分も上々で帰ってきました。
 とりあえずこの幸せな気分のままとっとと寝て、明日からの三連休をじっくり過ごしたいと思います。





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103基同時打ち上げって、ロケット103基が同時発射されるのかと思ってびっくりしました。

2017-01-05 20:39:40 | Weblog
 今日の最低気温は2.6℃、ただし1時43分の記録で、その後夜明けにかけて気温が上がり、朝6時に4℃になりました。最高気温は9.9℃で、昨日までがやたら暖かかっただけに、肌寒さが厳しくコートが手放せない位の寒さにはなったかと思います。明日以降、冷え込みはだんだん厳しくなるようですが、更に3連休は天気も悪いようで、少しばかり難儀な空模様になりそうです。

 さて、インドが来月、103基もの人工衛星を積み込んだロケットを打ち上げるそうです。衛星のうち、インドのものは3基のみで、他はアメリカやドイツから請け負ったものとのこと。インドは、後発の宇宙開発国として、どこよりも安い低コストロケットによる商用利用を積極的に進めており、今回の同時打ち上げも、成功すれば、2014年6月の、露による同時打ち上げ39基を大幅に上回る世界記録更新となり、商業衛星打ち上げビジネスへの大きな布石になりそうです。今回は多分GPS衛星のような低高度を周回する小型のものばかり積んでいるのでしょうが、インドは赤道直下という好立地条件の場所にロケット発射場を設けていますからそれだけでも有利なものですが、更に宇宙技術開発のコストを欧米諸国からすれば信じがたいほどに低く抑えることで全体のコストを圧縮し、ビジネスを推し進めようという算段ですし、更にこうして1回の打ち上げで多数の衛星を空に上げることができれば、1基あたりのコストは更に下がり、価格競争力ではとても太刀打ちできないレベルにまで達しそうです。打ち上げの安定性や、軌道投入技術、到達高度、搭載可能重量などでアメリカや日本はリードしているようですが、月にも探査機を投入するのに成功していますし、火星への探査飛行を目標に掲げてそのための研究開発と技術の蓄積に余念がなく、いずれそのうちに追いついてくるかもしれません。我が国も我が国らしい切り口で宇宙開発をどんどん進めて欲しいものです。
 一方で中国は、制御不能になった宇宙ステーションという壮大なゴミを宇宙に放置し、それが近々地表に落下してくるそうです。寿命を迎えた衛星などを大気圏にわざと落として焼却処分するのは普通に行われていますが、中国のそれは制御できなくなったというのがいかにもな中華クオリティですね。中華当局は大気圏で燃え尽きると言ってますし町に落ちる危険性は極めて低いと言うものの、研究者によってはかなり大きな部品が地表まで落ちてくると言っています。そこでこの際、住んでいるヒトには災難でしょうが、そのまま中国大陸に落ちたらいいんじゃないでしょうか。自分たちがどれほどはた迷惑な事をしているか、自らその迷惑度を体験してみないと理解できないのではないかと思うのです。ピンポイントで当てられるなら党の本部などいいんじゃないでしょうか。まあ制御不能だそうですし、それこそ天文学的な確率でしか実現しないでしょうが。

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幸運を呼ぶ魚の夢を見ました。

2017-01-04 20:56:30 | 夢、易占
 今朝の最低気温は、0.5℃、昼間の最高気温は13.3℃でした。朝はさすがの寒さですが、昼間は正月明けとは思えない温暖な日が続いています。もっともこの高温もそろそろ限界のようで、明日明後日は冷え込みが強くなり、また来週後半からも寒波が襲来する模様です。一番寒さが募る時期、どこまで冷え込んでくるか、楽しみでもあり不安でもあり、ですね。

 さて、正月休み明けの今日は何とか無事朝起きて、仕事に出かけることができました。正月明け早々ということもあってかいつもより3割減位の道の混み具合にまだ休みの人も多いのだろうか、と思いつつの仕事でしたが、もとよりやることは目白押しで休み中からもぼちぼち準備は進めて来ておりましたから、休みボケになるような事は避けられました。
 そんな明け方、短いですが印象深い夢を見ました。
『子供に戻っているのか少し視線が低くなっています。弟と二人で、魚料理?を求めて市場を探し回っているようです。見つけた魚市場は地下にあるようで、先行していた私は、その入口になる、幅3mほどの下りの階段を降りながら、なかなか来ない弟に心配げに声をかけています。階段の頭上はかなり低い天井が張り出しており、慌てていると確実に頭をぶつけそうです。私はそのでっぱりを屈んで避けながら、階段を降りていきます。すると、幅2m以上ある巨大な水槽が目の前にでんと現れました。やや緑がかった青い水槽はかなりの年代物らしく、ガラスには苔が生えているように見えましたが、その中には、悠然と泳ぐ魚達の姿が見え、いかにも魚屋や寿司屋のディスプレイ然として見えました。』

 夢の内容はコレだけです。昨日の海鮮丼が記憶にこびりついていたのでしょうか? ただ、悠然と魚が泳ぐ大きな水槽は、良い出会いを暗示する幸運のサイン、というのが夢占いの判断なのだそうです。大きな魚も、利益や収穫、発展を意味するのだそうで、総じてこの夢は「吉夢」ということになりそうです。新年早々、なにかいいことがあると嬉しいのですが、さてどうなりますでしょうか。

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三が日最終日は、梅田でイベント参加です。

2017-01-03 20:10:44 | Weblog
 今朝の最低気温は5.5℃、最高気温は12.3℃でした。朝もそう寒くはなく、昼間は厳寒スタイルだと汗をかきかねない陽気でしたが、そんな正月三が日最終日にして、冬休み最終日である今日、娘にせがまれ、朝から大阪・梅田に出張ることになってしまいました。まったりゆったり最後の休みをダラダラと過ごして、徐々に減る残り時間に名残を惜しむだけの1日の予定が、JR大阪駅の大丸百貨店15階のイベントスペース「大丸ミュージアム」で開催された、アニメイベント、『黒子のバスケ とある街のキセキ in 梅田』の見学に連れ出されたのです。イベント開催告知からこの方、さんざん友人と行くよう勧めていたのですが、休みの予定やらなにやらで結局折り合いがつかず、荷物持ち兼カメラマン兼お財布役として、連れて行かれた次第でした。



 いい年して、と娘にお小言を言うには、過去自分がやってきた事柄があまりにあんまりなものですので何も言えませんし、「インテックス大阪」とか「ビッグサイト」につれて行け、と言われるよりはまだマシかと、付き合うことにしたのです。
 それにしても、既にコミック連載は終わり、アニメの放映も終わり、いい加減下火になっているだろうと思っていた「黒子のバスケ」ですが、まだまだ人気は根強いものがあるようで、私とそう変わらないように見える方から小さなお子様まで、多種多様な女性陣が正月早々から大勢押し寄せていました。大丸開店と同時に入った我々も、会場に入るには数十分の待ち時間が必要でしたが、返る頃には更に長蛇の列が会場を取り巻き、整理券が配布されていました。なんでも3月には新作映画をやるそうで、その宣伝も兼ねているのでしょう。男性は私のような付き添いで付いてくるヒトが全体の1%程度いるばかり。昔々内容もよく判らないまま参加した「COMIC CITY」を彷彿とさせる男女比でした。

 イベントの後は、別用で京橋に出向き、コムズガーデンの寿司屋「魚の上よし」で昼食をとりました。

 海鮮丼にアサリの赤だし汁と冷奴が付いた海鮮丼定食(通常価格780円)ですが、早めに行ったお陰で10食限定サービス価格の一人580円で食べる事ができました。正月3日からこうしてナマの魚介類を食べることができるというのも、昔々の、店は軒並み休みで冷たいお節と餅や雑煮でとにかく過ごす、という正月を知る身からすれば、なんだか不思議な感じを未だに覚えます。
 
 何はともあれ、休みはこれで終わり、明日からは仕事再開です。早くも色々やらねばならない事が目白押しなので、休みボケしているヒマはどうもなさそうです。

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今年の抱負って、毎年必ず書いていたわけでもなかったことに今にして気づきました。

2017-01-02 20:27:26 | ドリームハンター麗夢
 今朝の最低気温は0.5℃、最高気温は12.6℃まで上がりました。相変わらず、朝は真冬らしく、昼は冬らしくない正月です。明日も更に昼間の気温が上がるようで、それ以降ようやく少し昼間の気温も下がってくるようです。正月休みも明日で終わりですね。

 今日は恒例で枚方の実家に年始参りに行きましたが、いつもと違い、今回は奈良の地酒を2本下げて行き、久しぶりに父と一献傾けて来ました。奈良でも代表的な本格超辛口吟醸酒は、日本酒嫌いの私が思わず美味しいと感じるほど、大手の大量生産物とは一味も二味も違う逸品です。お酒の好きな父や弟に一度振る舞ってやろうと考えていましたので、ちょうど良い機会でした。

 さて、例年は2日に今年の抱負を書いていた、と記憶していましたので昨年何を書いたか思い出そうと見返してみましたら、体調が悪化していたせいもあってか、特に何も書いてはおりませんでした。あれこれはしまったな、と思いつつ一昨年の今日の日記を見返してみましたら、「30周年の記念の年に合わせて何かしたい」などと書いておりました。結局それから2年、特段のことをするわけでもなく過ごしてしまいました。かくなる上は、今年こそ「何か」してみたいとは思いますが、さて、何をしてみようか、少々悩みどころではあります。サクッと新作小説でも書ければ良いのでしょうが、多少のアイデアはあるものの形にするまでには少なからぬ醸成期間がいりそうでもありますし、まあできれば何とか書き始めよう、というくらいに留めておきたいと少々控えめな抱負としておきます。とりあえず、ネットに1作だけアップしていない長編小説がありますので、その連載を何処かの段階で始めようと思います。新作を書き始めるかどうかはその過程で色々考えてみるつもりです。
 御大からも色々しかけていくと旧年中から伺っておりますから、昨年のドラマCDに続いて今年も何か面白い話がまた湧いてくるだろうと期待して、今年も良い年であることを祈ろうと思います。

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本年は、奇しくも200年ぶりの陛下ご譲位の年になるかもしれません。

2017-01-01 21:02:15 | Weblog
 新年の御慶誠におめでたくお寿ぎ申し上げます。
 平成29年、皇紀2677年、西暦2017年が始まりました。今日、こちらは午前中曇り空で午後から冬晴れの上天気となり、朝の最低気温は0.8℃、昼の最高気温は12.6℃となりました。朝の寒さはそれなりですが、昼の暖かさはどうも正月らしくない高温です。明日もだいたい同じような天気になるようですが、気象庁の3ヶ月予報でも、今年は2月半ばに少し冷え込みそうな他は、大体気温高めの可能性があることをうたっています。現場で見る限り、確かにそんな感じの空模様ですが、今年は春のサボテンの植え替えを少し早めに計画しておいたほうがいいかもしれません。

 さて、トルコ・イスタンブールで銃の乱射事件があり、30名以上の犠牲者が出るという騒然とした新年を迎えているところもありますが、こちらはなんとものんびりしたもので、特に何もないままゆるゆると時間が過ぎていくような正月を迎えております。まあ今朝届いた年賀状を除けばあんまり正月らしくないという感じもしますが、最近の正月休みは大体こんなものでしょう。
 そんな緩んだ空気の新年ではありますが、天皇陛下のご譲位の話には少々襟を正して聞かねばならないでしょう。
 なんでも政府は、陛下の退位の意向を踏まえ、それを実現するために一代限りの特例法案を1月の通常国会で提出する方針を固められたそうです。皇太子殿下が即位、皇位継承権第1位となられる秋篠宮殿下を皇太子待遇とし、退位された陛下には「上皇(太上天皇)」の御位を奉るという話になるようです。
 ・・・これは退位でなく譲位ではないのでしょうか? まあどちらも同じような意味の言葉でしょうし、21世紀の今日、院政を布くような話にはなりえないのですから別段深い意味はないのかもしれませんが、生前退位などという取って付けたような言葉を使うくらいなら、昔から普通に使われている「譲位」と言えばそれでいいようにも思います。

 それはそれとしても、1代限りの特例法案というのもなんとも緊急避難的な例外措置という感がありありのやっつけ仕事っぽく見えますが、それだけ陛下の宸襟は悩みを深めておいでなのかも知れず、ならば巧遅より拙速を尊ぶべき時であろうとも思えます。それがすんだら、皇室の恒久的な存続のために成すべきことを議論し、皇室典範の抜本的な改定をするべきでしょう。そもそも譲位を認めないとしたのは明治政府が決めた帝国憲法(旧皇室典範)によるものであり、その心は、神武天皇以来の王政に復古することであって、かつて譲位という制度は存在しなかったのが、途中から悪しき慣習として便利に使われてしまったのだという理屈だと聞きます。明治政府は天皇陛下が国の全てを統べ給う帝政で成り立つ者ですからその理屈はまあ理解できます。しかしながら、現在の象徴天皇制においてはそこまで譲位に対して否定的になる必要は無いと思われ、個人的には、今回の特例法案を素案として、事情により譲位を認める、という形に皇室典範を改めてはどうかと思います。
 まあいずれにしても偉い方々が今後議論をして決めて行くのでしょうが、世界に冠たる我が国独自の天皇制を未来に繋ぐための最善の方策を、練り上げていただきたいものです。

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