かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

「tott」、今の技術ならもう少し見分けがつかなくならないか、と過剰な期待をしていました。

2017-09-15 21:27:47 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は16.9℃、最高気温は25.4℃、五條市アメダスの最低気温は15.8℃、最高気温は24.3℃でした。数字を見ると、おおっ、と思う程に気温が下がっていますが、午前中外で仕事をしていた感じからすると、そんなに涼し過ぎるとは思いませんでした。まあ逆に暑いとも感じませんでしたが、身体が少しこの早めに来た秋の気候に慣れ始めているんでしょうか?

 さて、女優・黒柳徹子さんの仕草や口調を再現したロボット「tott(トット)」が完成、公式サイトの動画「tottoの部屋」で、ご本人との対談が行われました。音声は、テレビ朝日が保有する「徹子の部屋」の42年分の会話データを元に、NTTテクノクロスの音声合成技術で再現され、姿形は、ご本人の3Dデータを元に造形されたとのことです。ネットニュースの記事を見ると、本人そっくり! と書かれており、確かに静止画で見るとなかなか良く似ているように思います。ただ、公開されていた動画を見ると、やっぱり違和感といいうか、作り物めいた様子はどうしても否めず、いわゆる「不気味の谷現象」に至る手前位の造形に感じられました。もっともこれも、実際に実物を目の前に置いたら少し感想が変わるかも知れません。何より動画は本人との対比になっていますし、差が目立ちやすい状況とも考えられるからです。
 来年度には自立会話システムを搭載することで、より自然におしゃべりが上達するそうですが、「42年分の会話」という「ビッグデータ」をもってしても、本人そのものの完璧な再現はまだ無理なのでしょうね。いずれはAI技術の発達などでそういうのも可能となり、まさにヒトと見間違うばかりなレベルのロボットたちが巷にあふれるような時代が来るのかもしれませんが、そうなったとして、それを何に使ってどう活かしていくのか、というような事も考えないといけませんね。中には直ちに開発を中止しろ、と危機感を露わにする研究者も居ますし、今は「似ている!」と無邪気に喜んでいられても、ご本人の死後も自分が黒柳徹子だ、とばかりに「徹子の部屋」を乗っ取って活動を続けたりする怪談話になったりしたら、さすがに笑ってもいられないでしょう。まあ、今の「似ている」レベルならまだしばらくは大丈夫そうではありますが。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

気象庁、1ヶ月予報で9月中旬以降の高温情報を修正。台風の進路も大幅に修正してもらえませんでしょうか?

2017-09-14 20:06:42 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は20.1℃、最高気温は29.5℃、五條市アメダスの最低気温は17.8℃、最高気温は27.8℃でした。今日は朝から薄曇りの空模様で、時折強めの日差しが届きましたが、全体としては比較的気温低めな感じでした。昼日中は車で1時間ほどの某大学へ仕事で出張しておりましたが、先日までなら真っ昼間の車など運転席と助手席の窓を両方全開でも暑くて大変でしたが、今日は少し運転席側の窓を開けておくだけで、快適な移動が可能でした。
 ところで、今日は気象庁の一ヶ月予報が更新されていました。先週までの予報では、9月初旬は近畿地方は気温が低く平年を下回る確率が高く、9月中旬以降、気温が高くなる、という話でした。それが、今日改めて観てみますと、9月中旬、16日から22日までは、先週の9月初旬と同じく、平均気温が平年値を下回る低温の確率が50%となり、23日以後高温になる確率が高くなる、という内容に変わっていました。元々1ヶ月予報などの長期予報はあまり確実性のないものではありますが、残暑厳しい猛暑の初秋となる、という8月の予報からしても、残念ながら気象庁の予報は見事に外れまくっていると言えます。幾ら9月23日以後気温が高くなると言っても、さすがに今更残暑とは言えないでしょう。できれば、どういう原因で予報が外れたのか、そういった情報も一緒に出してもらえれば受け取る側も色々考えることが出来るのですが、自分たちの外した原因を露わにするというのは、さすがに耐え難いものがあるものでしょうか?

 しかし、外れて欲しい気象情報もあります。今、徐々に迫りくる台風18号ですが、このまま本当に東に変針すると、この折角の連休が潰れてしまいかねません。せめて思い切り東に振り切ってそのまま太平洋上を通過してもらうか、逆に曲がらずに日本海側に出てもらうかして欲しいところですが、そう思っているとまともに来たりするような気もするので、心が休まりません。変針の終わる明日の夕方にはもう少し状況が明らかになるでしょうが、まともに来てしまうならせめて速度を上げて、とっとと通過して欲しいですね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

光秀謀反の原因を推察する有力な一級文書が発見されたそうです。

2017-09-13 20:05:30 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は20.9℃、最高気温は29.8℃、五條市アメダスの最低気温は19.7℃、最高気温は29.7℃でした。今日はよく晴れた爽やかな1日でした。昼間も日陰はそれなりに涼しく、過ごしやすく感じました。9月も半ばを迎えつつあり、そろそろ彼岸花の季節かと仕事の行き帰りに見かける田んぼの畦を改めて観てみましたら、確かに20センチほどの長さの緑の茎がそこここに生え伸びて、花の時期が近いことが判ります。暑かったり寒かったり、色々不順な天気が続いていますが、彼岸花だけはそんな外界にはお構いなく、季節が巡ると必ずその時期に咲くのが素晴らしいです。

 さて、明智光秀が本能寺の変で主である織田信長を討ったのは、室町幕府の再興が目的であった、とする研究成果の発表がありました。本能寺の変の原因については前々から様々な説が上げられ、結局未だ判明しない歴史の謎の一つとされていますが、少なくともその不明の一端を照らすに足る、一級の資料が現れたとみて良さそうです。
 研究は三重大学他のチームによるもので、資料は、岐阜県美濃加茂市の美濃加茂市民ミュージアムが所蔵する
「天正十年六月一二日付土橋重治宛光秀書状という、縦11・5センチ、横56・7センチの手紙です。これは、本能寺の変の10日後、現在の和歌山市辺りを拠点としていた、紀伊雑賀衆の反信長派の土豪、土橋重治に宛てられたもので、形状や紙質から写本ではなく原本そのものであり、その筆致や署名、花押から、明智光秀自筆の可能性が高いと判断されました。
 その内容は土橋重治への返書と言う形であり、土橋重治が、織田信長によって追放された一五代将軍足利義昭が京に戻る際は協力することになっていることを示され、それに対して光秀も義昭と既に協力を約束していることを伝える内容になっているそうです。つまり光秀謀反の原因は足利義昭に通じていたためであり、その再興が目的であった、ということになるようです。
 手紙が本物であればまさしく第一級の資料となり、調査結果からはその可能性が非常に高いと考えられますが、ただ、これをもって光秀謀反の原因が明らかになった、とするのは少々気が早いかもとも感じます。なんとなれば、この手紙の内容からすると外交儀礼文書っぽいもので、大義名分として義昭公を報じるから味方して欲しい、という光秀の建前が綴られているようにも見えるように思えるからです。謀反の本当の原因たる光秀の本音はどこにあるのか、それはさすがに研究で解き明かせるものではないようにも感じますが、元々有力な説の一つだった義昭との仲を肯定する書状の発見は、今後の議論の行方に大きな一石を投じることになるでしょう。少なくとも、トンデモな説はこれで淘汰されてくれると良いなと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年の空模様は驚きが一杯ですね。今朝の集中豪雨とか、台風18号の驚異の面舵一杯とか。

2017-09-12 20:20:16 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は21.8℃、最高気温は26.2℃、五條市アメダスの最低気温は22℃、最高気温は24.5℃でした。今日は早朝から猛烈な雨が降り、大雨洪水警報が発令。道路が冠水して酷いところは車が水没する勢いで水が溜まっていますし、鉄道は軒並み運行を休止する有様でした。我が橿原市で時間雨量120ミリ、隣の明日香村では100ミリ、同じく我が職場のある隣の桜井市では、市内の川の水位が危険域を超え、スマホによる避難勧告が職場内に鳴り響きました。その時には既に盛りを過ぎて雨脚が弱まり、川の水位も程なく下がっていきましたが、台風でもないただの移動性低気圧の前線が通過しただけでこんなにも雨が降るとは、本当に昨今の天気の激しさには驚かされます。
 驚かされると言えば沖縄の南を北上中の台風18号、まっすぐ中国大陸に向かうのかと思いきや、明後日から明々後日にかけて、台湾北部を通過するや上海の手前にまるででかい壁があるかのように大きく右にカーブ、真東に我が国に向かってくるのだそうです。あまりの急変針にそんなバカな、と思いましたが、米軍の台風情報でも同じ進路を指し示しており、どうも今の風の向きなどからするとそういうこともあるのでしょう。そう言えば8月の台風5号もやたら迷走してどっち行くのか、気象庁ですら判断に困るような物もありましたが、迷走しやすい夏の台風と違い、秋の台風になるはずの本台風が、こんな一見理不尽極まるコースを取ろうとは、まさしく驚くより無いものでした。現時点ではまだ予報円が大きく、実際にどの辺りに来そうか判然としませんが、明後日位にははっきりしてくることでしょう。その速度が変わらなければ三連休のさなかにこちらに一番近づいてきそうですし、できれば道を外れるか速度を上げるかして、休みの頃にはもう影響圏外に去っていてくれることを切に望みます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

30億光年先からひょっとして知的生命体の発する電波が? でも会うことも話すこともできませんよ。

2017-09-11 21:14:34 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は21.5℃、最高気温は29.8℃、五條市アメダスの最低気温は18.9℃、最高気温は29.5℃でした。西から寄ってくる低気圧の影響がすでに出ているのか、今日は朝から1日中曇り空でした。夜になってからもあまり気温が下がってきませんが、低気圧が過ぎた後はまたぐっと下がってくるんではないか、と思われます。昼間はともかく、朝の冷え込みが強くなって来るようなのが少々面倒です。

 さて、地球から30億光年向こうの銀河系から、高エネルギーの電波が繰り返し放射されているのを、宇宙の知的生命体を探査している研究グループが捉えたとのことです。
 研究グループは「ブレークスルー・リッスン(Breakthrough Listen)」プロジェクトというもので、最近15回も短時間ながら強力な電波「高速電波バースト(Fast Radio Burst)」を観測しているとのことです。自然現象としては、強力な磁場を持ちつつ回転をしている中性子星が可能性として挙げられるそうですが、FRB 121102という目標からこれまでに150回以上の高速電波バーストが観測されており、これがこれほど活動が活発化するのは、実に初めてだそうです。 
 自然現象でなければ何らかの知的生命体による活動とも考えられるそうですが、さて、30億光年向こうということは、観測されている電波は30億年も昔のもの。仮に知的生命体だったとしても多分もうすでに滅んで久しい状況だろうと思われますし、確認のために返事をしたいと思っても、こちらの電波が向こうに届くのはやっぱり30億年後で、今度はこちら側も多分とうに絶滅してるに違いありません。宇宙に知的生命体や地球に似た移住可能な星を探すプロジェクトは、夢がありますし大変面白いと思いますが、やっぱり何とかして物体でも情報でもなんでもいいですから光速を突破する技術を開発して使えるようにしないと、いつまでたってもどこにも行けず、誰とも話せない、意思の疎通ができない、という事になってしまいます。私が亡くなるまでに火星に有人飛行出来るかどうかすら危うい現状では全くの夢物語ですが、いつの日か光年を瞬時に超える移動手段や情報伝達手段を人類が開発することを信じたいです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

科学としての地震予知の可能性と行政としての地震対策の必要性は分けて考えるべきでしょうね。

2017-09-10 21:20:48 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は20.9℃、最高気温は30.4℃、五條市アメダスの最低気温は18.4℃、最高気温は31.4℃でした。全体に昨日より気温高めですが、午後は特に蒸し暑さが際立ちました。西から移動性低気圧が進んできて、明日から明後日にかけて頭上を通過する予定ですが、それが原因で暑くなるというには若干早過ぎる気がします。となると明日は更に蒸し暑さが増すのかも? 今は少々暑いからと油断して布団もかぶらず寝てしまうと、明け方冷え込んで体調を崩す、という事になりやすい時期でもあるので、少し気をつけないといけないでしょう。

 さて、「大地震の事前予知は不可能」という地震学会など学術界の見解を受け、その予知が可能である、というのを前提に、今からざっと40年前、来るべき東海大地震を想定してまとめられた大規模地震対策特別措置法(略称:大震法)をどうするか、議論が始まっています。予知できないというのなら前提条件が崩れているので廃法にしてしまうのか、内容を予知前提から事後対策に傾注する内容に書き換えるのか、など、様々な話が出ているとのことです。まあ法律の問題はどちらでも良いようにすれば良いと思いますが、大震法以後、各地で起こった数度の大震災を教訓として対策も色々と進んできた側面もありますし、地震対策をとるための法律はある程度整備して置いてもらう必要はあるでしょう。その際、今のところ予知は不可能となっていますが、将来ひょんな事で科学的にどんなブレイクスルーが生まれるとも限りませんし、予知を前提、とか予知は不可能を前提、などと状況を限定的に捉えるのではないような形にまとめられたら理想的ではないかと思います。とかく法律は決めてしまうと何かその枠組みからはみ出るのを許容できない硬直なシステムができてしまいがちのように感じますし、そもそも科学研究に枠組みをはめようという事自体おかしいと私などは思っていますので、地震対策と地震研究とは全く別の枠組みで考えるべきであろうと思います。
 それにしても、いつ起こるか判らない大地震、というのはやはり怖いものです。阪神大震災や東日本大震災の生々しい状況を観てきているだけに、あの当事者が我が家だったら、自分だったらと思うと身震いが禁じえません。中々難しい学問領域であろうとは想像されますが、一日も早く地震のメカニズムを解き明かし、予知ばかりでなく、1回の大地震を数回の中地震、小地震に置き換えてその破壊エネルギーを分散させるような技術も生まれて欲しいものです。それこそ壮大過ぎる話ではあるでしょうが、今続けられている基礎研究が、いつの日かそんな途方もないものを導き出す礎になって欲しいと切に願うものです。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

土星探査機カッシーニ、ついにその役目を終えて土星に落下、最後を遂げるのだそうです。

2017-09-09 21:34:47 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は17.9℃、最高気温は30.6℃、五條市アメダスの最低気温は15.1℃、最高気温は30.2℃でした。今日は、昨夜危惧したように明け方強い冷え込みとなりましたが、昼間はよく晴れて気温も上がりました。秋雨前線かと思ったものも大きく南海上に離れ、西から高気圧と低気圧が交互にやってくる、秋らしい空模様が始まるようです。

 さて、土星やその衛星達の驚異的な映像を次々と送って来た探査機「カッシーニ」が、この程寿命を迎え、来週15日には土星本星に向け落下、最後を遂げるのだそうです。1997年10月に、アメリカ・フロリダ州から打ち上げられたカッシーニは、7年後の2004年7月に土星周回軌道に到達、土星観測が始まりました。打ち上げからちょうど20年、土星到達から13年の長きに渡り、膨大なデータを観測し地球に送ってきたカッシーニでしたが、先日、地球の通信網に影響を与えた太陽フレアとか、強烈な放射線とか、とにかく電子機器を使う環境としては大変よろしくない宇宙空間で、よくもまあこの長期に渡って活動し得たものだと感心しきりです。
 「カッシーニ」のもたらした情報で、一番興奮したのは有機物が存在することや、衛星エンケラドスから宇宙空間に噴出する水に熱水環境下で生成される物質が観測され、生命の存在する可能性が大きく高まったことだったでしょう。微生物レベルに過ぎないのか、はたまた地球の熱水噴出地域と同じように、豊富な生物群落が存在するのか、夢と妄想が捗る素晴らしい情報でした。多分私が生きている間は無理っぽいですが、是非いつの日かエンケラドスに、確実に生命の存在を感知できるセンサーを積んだ探査機を向かわせ、地球以外の生命環境を土星で発見してもらいたいものです。

 ・・・そういえば、我が国の打ち上げたはやぶさ2はその後無事航海を続けているんでしょうか? 来年半ばにも目標の小惑星リュウグウに到達するはずですが、その後あまり状況が聞かれないのが残念です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヤマト運輸、値上げで荷物減量に失敗。でもそれだけ信頼されているということでしょうに。

2017-09-08 21:49:13 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は22.3℃、最高気温は30.4℃、五條市アメダスの最低気温は21.1℃、最高気温は29.6℃でした。今日は久しぶりにしっかり日差しが届き、日向ではかなり暑さを覚える一日でした。ただ、昨日の様な蒸し暑さはあまり無く、初秋らしい暑さだったと思います。しかも、夜になって冷え込みが一段と進み、既に21時の時点で朝の最低気温を下回りました。明日朝の冷え込みは相当なものとなるでしょう。暖かくして寝なければ確実に風邪を引きそうです。

 さて、荷物を減らして従業員の就業体制に余裕をもたせようと画策したヤマト運輸が、その減量目標を上方修正したとのニュースを観ました。なんでも2017年度は取扱い荷物量を昨年より8千万個減らそうと、運賃の値上げに踏み切ったにも関わらず、想定よりも荷物量が減らず、当初計画を見直して、今年の減量幅を昨年比3600万個減に修正したとのことです。ニュースでは、計画失敗を印象づけるような内容でしたが、私はこのニュースを読んで、さすがはクロネコヤマト、値上げによる忌避よりもこれまでの厚い信頼・信用の方が強かった、ということか、と感じました。確かに荷物数は減らなかったものの、その値上げ幅は荷物を預ける側には許容範囲だったというだけのことで、それで収益が改善されるならそれを原資に従業員を増やすなり給料を上げるなりして従業員にその果実を分配して上げれば良いのではないか、と思うのです。あるいは、あくまで減量にこだわるのなら更に値上げをすれば良いでしょう。そもそも今回の値上げ幅で8000万個減、と算盤を弾いたのも何らかの根拠があったのでしょうが結局それは外れたわけですし、ネット通販の便利さを知った人々が多少の値上げ位でその使い勝手の良さを放棄するとは思えません。多分相当額値上げしても顧客側はそれを許容すると思いますが、やり過ぎれば一気に客足が引いて業績をむやみに悪化させかねませんし、ただ価格だけで客足をコントロールしようと言うのが、そもそも間違っているような気がしてなりません。むしろ適度に値上げしつつ、従業員の待遇を大幅に改善してその数を増やし、荷物の量と一人あたりの労働強度の均衡を取るようにするよりないと思います。荷物を減らす、なんていうような後ろ向きなことを考えるのはもう止めて、信用を活かした積極策にこそ打って出るべきではないでしょうか?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

土屋嘉男がもう七ヶ月も前に逝っていたなんて・・・。

2017-09-07 20:50:14 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は24.2℃、最高気温は29.3℃、五條市アメダスの最低気温は21.4℃、最高気温は30.8℃でした。久しぶりに蒸し暑さを覚える気候で、特に夕方はかなり暑く感じました。と言ううちに沛然と雨が降り出し、たちまち猛然と降り始めました。今は少し雨脚は衰えていますが、かえって中々止みそうにありません。今、ゆっくりと前線が頭上を通過中の模様で、これが過ぎないと雨が止むことはないでしょう。明日は外で仕事なのでそれまでに止んでくれるとありがたいのですが、こればかりは空模様次第です。

 さて、かつての東宝特撮に不可欠な男優には、平田昭彦、宝田明、佐原健二、田崎潤、など忘れがたい人々が何人もいますが、土屋嘉男もそんな重要人物の一人だったと思います。その土屋嘉男が、なんと、2月に身罷り、半年後の今、その死が公表されたのだそうです。享年89才でした。
 私としては、「ガス人間第一号」の怪演が最も印象に残っていますが、ゴジラシリーズなどで、華々しい宝田明らの背後でいぶし銀のごとくその独特の存在感を際立たせる姿もまた印象深いものがありました。また、黒澤明監督の作品群でも名脇役として活躍されていたのも、記憶に残っています。
 ヒトと生まれたからにはいつかは亡くなるのが定めではありますが、こうしてまた昭和の灯が一つ消えたかと思うと感慨もひとしおです。既に七ヶ月も前ではありますが、今からでもそのご冥福をお祈りしようと思います。素晴らしい映画をたくさんありがとうございました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「発掘例ない異形のはにわ出土」という妄想掻き立てる刺激的なニュースが楽しいです。

2017-09-06 19:25:37 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は21.9℃、最高気温は28.1℃、五條市アメダスの最低気温は20℃、最高気温は28.1℃でした。昨日夕方から雨模様のぐずついた天気が続いていますが、天気図を見ると秋雨前線と思われる低気圧と前線が九州から関東までを横断しています。しばらくこの前線が南北に触れるたび、少し暑くなったり涼しくなったり、雨が降ったりやんだりを繰り返すのでしょう。少なくともこの先1週間ばかりはそれが続くと見込まれますから、しばらくは傘は手放せない事になりそうです。

 さて、京都市の南西、京都府向日市にある「五塚原(いつかはら)古墳」という前方後円墳から出土した埴輪が、全国で発掘例のない形式のものだと市の埋蔵文化財センターから発表がありました。ネットニュースのタイトルが「発掘例ない異形のはにわ 出土」
という何とも刺激的なもので、もしこれが物語ならそれを発端にいかにも事件やら何やらが展開しそうな、実にベタベタなタイトルっぽいのですが、もちろんそういうSFとか伝奇っぽい何かではなくてれっきとした考古学的発見のニュースですので、封印された何かが出てきたり、なんていう事は無かったはずです。
 この五塚原古墳は、古墳時代最初期である3世紀の築造と推定される国内最古級の前方後円墳で、墳丘長91.2mの大型のものです。3世紀と言えばまさに魏志倭人伝の時代。卑弥呼とか邪馬台国とかがあったとされる時代ですが、そんな古墳から異型の埴輪が出土と言われると、何もなくても伝奇的な話の一つも思いつきたくなるというものです。
 それはさておき、件の埴輪は、昨年の9月から10月にかけて、古墳の裾部分から出土した約300点の破片を、パズルよろしく再生組み上げして復元したもので、3段の筒状胴体部と、数センチだけの基部、それに最上部の球状に整形された蓋部分からなり、高さ約66センチ・口径約20センチ、上部ほど大きくなる若干安定が悪そうな壺のようです。研究者によると、この埴輪は、五塚原古墳の主の子孫を納めた埴輪棺、つまり棺桶だそうですが、こうしていまだにこれまで発見されなかった形式の埴輪がひょっこり出てきたりするのですから、考古学とは面白いものです。
 復元された埴輪は、向日市寺戸町の市文化資料館で10月9日まで開催中の成果展「先祖の記憶―古墳時代の祖霊観」展示されているそうですので、時間の余裕ができそうならちょっと観に行ってみたくなりますね。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

東京で早くもインフルエンザ流行で学級閉鎖とは、今年の冬はどうなるんでしょう?

2017-09-05 21:35:42 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は18.3℃、最高気温は28.3℃、五條市アメダスの最低気温は16.9℃、最高気温は27.3℃でした。すっかり、最低気温は20℃割れ、最高気温は30℃割れが定着してきた感があります。流石にまだ不要ですが、この調子だとそう遠くないうちにセーターやら毛布やらが必要になりそうな気候の変化ですが、昨年の今頃はまだまだ32℃33℃が当たり前の残暑厳しい9月の始まりでしたから、どうも変な感じです。9月中旬からの高温傾向予報にしても、まさか真夏並みの暑さがぶり返してくることもないでしょうし、今明け方とかかえって寒いくらいなので、少しくらい暑めになってくれた方がありがたいかもしれません。

 しかし、幾ら体感が寒いくらいだとは言え、インフルエンザで学級閉鎖、というニュースには驚かされました。東京都大田区内の公立小学校3年生のクラス23人のうち8人がインフルエンザなどで欠席、そのために6,7日の両日、学級閉鎖することを決めたのだそうです。普通なら、今頃はまだ「ノロウイルス」とか「0157」とかその他諸々の原因の食中毒が集団発生したとか、プール熱とかデング熱とか、夏特有の伝染病が話題になるのが当たり前で、インフルエンザ、という話はあまり聞こえてくるものではなかったように思います。今頃の湿度の高い環境でインフルエンザウイルスがそう猛威を振るうようにも思えないのですが、一体東京では何が起こっているんでしょうね。
 もう一つ驚いたのは、1クラス23人という人数です。1クラスに40人以上居た自分の世代を思うと信じがたい程の少人数ですが、それでもインフルエンザで学級閉鎖の人数はあんまり変わらないようなのもまた、少しばかり驚きを禁じえません。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

流入する自家用車で渋滞激化の観光地で、観光目的の車に課金する事が検討されているそうです。

2017-09-04 20:20:14 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は18℃、最高気温は27.3℃、五條市アメダスの最低気温は14.6℃、最高気温は25.7℃でした。9月は中旬からまた暑くなって、この秋は全般的に気温高め、という長期予報が出ていますが、この冷え方を経験してみると、本当にまた暑くなるのか? と疑わしく感じます。まあ恐らく間違いでは無いのでしょうが、どれくらい気温が上がって残暑厳しい初秋となるのかが注目されます。まあ夜そこそこ下がってくれれば、昼間は少々暑くても多分なんとかなるでしょうが。

 さて、国土交通省で、マイカー観光に対して課金する制度の導入を検討しているのだそうです。「エリアプライシング」というそうですが、これから国内数カ所を候補地として選定するのだとか。その候補の一つが「鎌倉」とのこと。鎌倉市の観光地域の交通量は、過去10年で1.4倍に増え、慢性的な渋滞が生じ市民生活にも影響が出ているとのことですが、これに対し、休日の混雑する時間帯に鎌倉へ車で出かけてくる観光客に、車一台につき1000円位徴収することを検討しているそうです。
 奈良もそうですが、観光客で車も人通りも街中が大混雑して確かに大変ではあります。町に活気が出て良い、という面も確かにありますが、過ぎたるはなんとやらで、いい加減うっとおしく感じることもままあることは事実です。奈良県では、かつて平城遷都1300年祭の時にパークアンドライドをやって、奈良市郊外の駐車場からバスで会場へピストン輸送してましたが、それでも結構混雑していたような気もします。もし確実を期してやるのなら更にあの時よりも厳しく取締りをして、外部からの車をシャットアウトするつもりでやらないと効果は上がらないでしょうが、観光客と仕事で移動している人と生活している地元住民とをどうやって仕分けるのか、課金したお金はどうやって回収するのか、などなど、素人目にも疑問は多々あるように感じられます。となると、やっぱり郊外に駐車場を用意して強制的にパークアンドライドをやる方が現実的ではなかろうか、と思いますが、法的な問題とかあるんでしょうか?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

北朝鮮水爆実験に成功? その真偽はともかく緊迫の度合いは増していくばかりです。

2017-09-03 20:21:36 | Weblog
 今朝の奈良市アメダスの最低気温は19.4℃、最高気温は30.2℃、五條市アメダスの最低気温は16℃、最高気温は28.9℃でした。この土日はひたすら寝て起きて食べて寝て、を繰り返し、ようやく胃腸も回復、体力の方も大体戻ってきました。喉の調子だけは少し改善、という程度であまり変わり映えしませんが、とりあえず明日からの仕事は支障なくこなすことができそうです。
 さて、今日の午後0時半頃、北朝鮮を震源とする地震が発生、その地震波の特徴から、自然な地震ではない可能性がある、と気象庁が発表しました。震源の位置は北緯41.3度、東経129.1度、深さは0キロと地表面に近く、日本政府は地下核実験を行ったと断定、毎度のごとく強い口調で非難する声明を発表しました。その強さはこれまでの「人工地震」より10倍以上強力なエネルギーとみられ、北朝鮮が発表した「水爆実験に成功」という話も、あながち嘘ではない可能性もあるとみられているそうです。

 それにしても北朝鮮は最近富に派手ですね。アメリカの警告などハナから無視して堂々の乱暴狼藉ぶりには恐れ入るばかりですが、これから本当にどうなることか、数日後このブログを読み返して、全くもって甘々な現実認識だった、と反省しないで済むような展開を期待したいところですが、国際情勢は素人に読めるもので無し。こんな時こそマスコミに大いに期待したいのに、どうにも我が国のそれは信頼性がイマイチな気がして頼りないばかり。もう政府の頑張りしかないかと思うだけですが、では具体的にどうしたものかというと、一朝一夕にどうなるというものでもないのが残念なところです。
 強力なレーザーでミサイルを撃ち落とすとか話としては面白いですし、是非研究してほしいとは思いますが、すぐ間に合うものでもなし、アメリカにでも圧力かけてもらって、我が国も核搭載ミサイル開発に乗り出す位しか手がなかったりするんでしょうか。多分高出力レーザーよりも早く確実に成果は出そうではありますが。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

8月15日もさほど騒がれないならば、9月2日が取り沙汰されないのもむべなるかな。

2017-09-02 22:00:38 | Weblog
  今朝の奈良市アメダスの最低気温は19.5℃、最高気温は29.3℃、五條市アメダスの最低気温は16.3℃、最高気温は29.1℃でした。昨日に引き続き朝は随分冷え込みましたが、とうとう昼間30℃を割り込む日が来たとは、この夏が実に暑かっただけに、ようやくその夏も終わったか、と何とも感慨深いものがあります。もっとも、今朝はよく晴れて一日爽やかな良い天気になるかと期待していたら、午後早くから雲が出て日が陰ってしまったために気温が上がらなかっただけではあります。明日、明後日も上天気が予報されていますし、まだまだ最高気温が30℃を超える日もあることでしょう。

 さて、私の誕生日でもある今日は大東亜戦争の降伏文書調印式が行われた戦争終結記念日のはずですが、ネット上でもあんまり話題になっていない様に感じられるのが少々残念です。8月15日の方も以前に比べれば静かになってきたような気もしますし、まさ文字通り戦争が風化しつつあるのかもしれません。直近なら75年目の2020年や80年目の2025年はそれなりに騒がれるのか、あるいは100年目の2045年は大々的に何らかのセレモニーが行われるのか、若干の不安はあるものの、どうなるかと見守るのは楽しみといえば楽しみです。2045年は多分まだ何とか生きていることでしょうし、是非何が起こるか個の目で観てみたいものですね。
 それにしても、戦後70年以上も戦争と直接的な縁が無く、戦後100周年も何となくではあっても視野に入ってくる我が国の平和ぶりというのは特筆するに値する欣快なることではないでしょうか。それを一番妨げそうな北朝鮮や2番めに厄介事を持ち込んできそうな中国とか、きな臭さが増してきつつあるようには感じますが、政府に置かれてはなんとかそれを乗り切って、無事戦後100週年の記念行事が執り行われるよう、努力をしてもらいたいものです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大阪・伊丹空港へ阪急が鉄道乗り入れを計画。大いに結構な話ですが半世紀遅いようにも思います。

2017-09-01 21:13:00 | Weblog
 朝の奈良市アメダスの最低気温は18.5℃、最高気温は30.8℃、五條市アメダスの最低気温は15.3℃、最高気温は30.8℃でした。ついに最低気温が20℃を割りましたが、少々下がりすぎですね。昨晩は寒くて大変でした。これまで暑い夜が続いてろくに布団をかぶらずに寝ていたためか、ついつい寝返りを打つたび掛布団が身体からずれ、いつの間にか外気に身体が露出して気がついたら冷え切っていた、というのを何度か繰り返していました。気づくたびに布団を被り直し、暖かくして再度寝るのですが、次に目覚めた時にはどうしても身体と布団が別れ別れになっています。子供の頃ならともかく、自分の寝相がかくも悪かったのか? と頭を抱えている次第です。そんな寒さにさらされたせいか、今日は喉の調子が一段と悪く、軽く咳は出るわ、午後からは頭が痛くなってくるわで、大変難儀しました。せっかく胃腸の不調が回復しつつあるのを実感できるまでになったのに、別のところが悪化していては世話がありません。この土日は特に身体を休める事に専念して、元気を取り戻しませんと。

 さて、関西私鉄の雄阪急電鉄が、伊丹の大阪国際空港へ鉄道線を乗り入れ、大阪キタ(梅田)と空港を直結しようという計画を立てているのだそうです。現在の阪急曽根駅と空港の間の約3.5キロを地下でつなぐ事を検討しており、これが実現すれば、これまで大阪モノレールしか乗り入れてなかった空港直結の鉄道路線が2本になり、しかも大阪都心部と直結することで、利便性が飛躍的に上がります。もう、高速道路の渋滞で、バスの車内で焦らずに済むと思えば、これは中々に素晴らしい話と言えます。
 しかし、問題はその3.5キロが住宅が密集する市街地で、その下をどれほどの深度で掘るにせよ、実際に工事をするには様々な問題が出てくるだろうということです。その総工費は数千億円規模にもなるそうで、需要予測や採算性を検討したうえで、やっぱりやめた、ということにも成りかねない問題をはらんでいます。それに実際着工したとして、完成までどれくらいかかるものなのか、という点も気になるところです。伊丹、関空、神戸空港の役割分担の問題もありますし、橋下知事の時には、伊丹空港を廃港にしようという動きもありました。国土交通省が伊丹空港を今後どうするつもりで居るのか、それ次第では阪急の試みも無駄になるやも知れず、実際にどうなるかは予断を許さないように思えます。万博もあったんですからやるなら高度経済成長期のうちに、それが無理でもせめてバブル経済のときにでもやっておけば国の支援も受けられたでしょうし、その恩恵も大きかったことでしょうが、何故これまで計画されなかったんでしょうね。不思議でしょうがありません。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする